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2017年3月29日(水) 22:17

パナのリモコン

 重要な話として、輝度範囲を 0-255 に設定した場合、記録形式は MOV にしておかねばならない。MP4 で記録すると、多くの編集ソフトで 16 未満の輝度が切り捨てられ、黒潰れ&明るさ変化という悲惨な目に遭う。
 同様に写真的な動画が撮れた 5D2 も最初から記録形式は MOV だったが、今頃になって理由が分かった。

 スタイルは、あくまで写真が動くものが動画だという見地だと、ナチュラルが良い感じである。あからさまに色を変えるものは、気に入らない。夜景なら、状況次第でシネライクDもアリだとは思うけど。
 黒潰れ対策は、iDレンジコントロールに任せる。

 さて、互換リモコンが到着した。
 純正は妙に高価で5000円以上するが、互換品は580円。見た目は明らかに、こっちが適正価格である。
 まずは GH5 に装着し、動作確認。動画ボタンを無効に設定してからクリエイティブ動画モードにすると、シャッターボタンで動画の録画開始/停止が可能になる。すると、リモコンで動画の録画開始/停止が行える。
 続いてリモコンのコードを切断し、内部の信号状態を調べる。

 白い配線がGNDレベルで、黒い配線には1.8Vが加わっている。赤い配線には1.6Vが加わっている。
リモコン自体は、赤い配線はNCである。無線で録画するという目的を達するには、白と黒の2本だけを相手にすれば良い。

 リモコンのボタンを押すと、白と黒の配線が2KΩで接続される。ボタンを離すと、40KΩぐらいになる。短絡状態にも切断状態にもならない。こういう情報は、リモコンの現物を手に入れないと分からない。
 自作無線リモコンでは2つの接点をFETでスイッチングするようになっている。よって、白の配線にFETのソースが直結され、黒の配線に2KΩを介してFETのドレインが接続されるように配線すれば良い。それとは別に、白と黒の配線を51KΩぐらいで接続しておけば完成だ。

written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2017年3月28日(火) 21:38

EVFはまだまだ

 EVF は、やはり光学ファインダーに遥かに及ばない。

 GH5 の EVF は恐らく最新鋭の技術だろう。それでも、レフ機のファインダーとは比較にならない。同じ土俵に乗ってすらいない。
 EVF の解像度やフレームレートは、実用に達している。しかしブラックアウトや映像遅延がどうにもならない。ファインダーというものは一瞬(0.1秒以下)しかブラックアウトしてはならないし、どんな状況でも表示はスムーズなままでなければならない。
 非常に分かり易いのは、パナも大々的に宣伝している6Kフォトである。
 何と6Kフォトの撮影を開始すると、ファインダーが1秒ぐらいブラックアウトするのだ。そして表示された直後には、あからさまに表示更新が引っ掛かり、それから正常な表示になる。6Kフォトの使用に適していると宣伝されている場面においては、致命的である。
 テスト撮影として、道路沿いに立って走行中のクルマを流し撮りしてみた。EVF を覗きながら走るクルマを捉え、シャッターボタンを押す。その瞬間 EVF が真っ暗になり、1秒ぐらい真っ暗なまま。
 仮にプロが一眼レフでこんな目に遭ったら、カメラを地面に叩きつけて二度とそのメーカーの製品は買わないだろう。
 被写体を直視できず常にセンサーを通した間接視を強いるのであれば、いかなる場合でも長時間のブラックアウトや表示更新の引っ掛かりは許されない。それが解消しない限り、光学ファインダーと比較することはできない。

 ブラックアウトを防ぐには、プリキャプチャーを有効にしておかねばならない。しかしこれは消費電力が大きいので、可能な限り短時間だけ有効にする運用が推奨されている。ただでさえ EVF は表示に電力を必要とし、レフ機に対してバッテリーのハンデがある。ブラックアウトさせないというファインダー基本中の基本を実現するのにこの体たらくでは、まだまだ先は長い。
 トドメに、屋外の光の具合によってはアイセンサーがうまく働かず、EVF を覗いても真っ暗なままということが何度もあった。もはやファインダーの比較という次元ですらない。

 キヤノンやニコンがレフ機を大切にしているのも当然だ。レフを駆逐するには、まだまだ現在の EVF は技術的に稚拙過ぎる。

written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2017年3月27日(月) 21:16

GH5最大の誤算

 最大の誤算はAFである。
 EOS-5D2 では動画のAFが使い物にならなかった。動画撮影中は AF-C が効かないし、ワンショットAFを動作させると明るさが変わってしまう。かくして、AFは置きピンするしかなかった。
 更にEFレンズは動画を考慮していないため、絞りが変化するときに明るさが急変したりフレーム落ちが発生したりする。そのため、焦点距離によってF値が変化する安価なズームレンズは、ズーム不可同然だった。

 一方でパナは動画撮影中に AF-C が効くし、レンズも動画に配慮してアラが目立たないようになっている。
 だから、5D2 から GH5 に乗り換えれば、AFに関しては楽が出来ると思っていたのだ。高性能のハンディーカムとしても運用できるだろうと。
 しかしそれは、隣の芝生が青く見えていただけだった。

 確かに動画撮影中に AF-C が効く。ところがあくまでコントラストAFであるため、ピントを外す。
 パナは位相差AF以上の速度と正確さで合焦すると主張している。だが、それはスチル限定だ。スチルと動画の最大の違い。それは、スチルが最終的に合焦すれば良いのに対し、動画は合焦までの過程が問題となることだ。スチルは合焦後だけを保存するが、動画は合焦までの過程まで保存されてしまう。

 コントラストAFはピント位置が前後に大きく動いてから合焦するため、動画では極めて見苦しい。もちろん位相差AFであっても、ピントが外れ過ぎていれば同様の動作になる。しかしいったん合焦すれば、位相差AFは迷わない。被写体が動いても、そのまま食いつく。
 だがパナの場合、合焦した後にもピントがズレることが多い。ビデオカメラとして販売されているパナの製品にまで疑問を抱いてしまうような挙動である。

 せめて合焦後は安定していてくれれば、ズーム操作中の映像は捨てる前提で AF-C を働かせておける。しかし合焦後もいつ外れるか分からないようなAFを働かせておくことはできない。それなら、置きピンの方が遥かに勝る。
 GH5 は 4K60p がウリである。それも、高画質がウリである。高画質の4K動画において、僅かでもピントが外れることは致命的である。瞬時に fullHD 以下の解像度になってしまい、4Kの意味がない。

 AF-C が役立たずだと、動画に配慮されたレンズも意味がない。ズーム操作を終了してからワンショットAFを効かすという運用にせざるを得ず、それでは 5D2 時代と全く変わらない。
 もちろん自分は 5D2 で動画を撮っていたのだから、GH5 でも動画を撮れる。少なくとも 5D2 から退化するということはない。

 だが、これによってパナのレンズを買い揃えるという選択肢は消えてしまった。
 パナのレンズを買っても意味がないのだから、買うべきものはマウントアダプターの方である。望遠はEFレンズでまかなえば良い。超広角や魚眼を買うかどうかは、しばらく運用してから考える。

 GH5 も、親指AFが可能である。これまた残念なことに、親指AFではワンショットAFのみ可能であり、AF-C は不可能。こんな所まで 5D2 と同じでなくても良いのに。
 動画中に AF-C が効くのに、親指 AF-C が出来ないのは残念過ぎる。被写体の距離が変わるときやズーム操作するときだけ AF-C を働かせ、合焦後はAFに寝てて貰う。そういう操作が可能なら、AFが怪しくても遥かに使い物になったのに。

 逆に普段は AF-C にしておき、必要に応じてAFロックを掛けるという手法は取れる。
 ところが今度は、AFロックとAEロックを別のボタンに割り当てできない。AEロックという重要極まる機能を使おうとすればAFロックは使えなくなるし、AFロックとAEロックが連動する設定も困る。
 PFキー割り当てで AF-ON だけでなく、AF-C ON なるものが割り当て可能でもいい。
 とにかく、あと1つ抜け道があれば何とかなるのに、このもどかしさは勘弁して欲しい。

 AEロックを諦め、AEロックしたい時はMにする。
 AFロックをボタンに割り当て、AF-C で撮影する。これが妥協点か?

written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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