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2015年07月の記事

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2015年7月31日(金) 21:10

作業台

 30×60センチのベニヤ板を、土台に使う。厚さは5.5ミリ。

 まず、片側の壁をボンドGPクリアで接着し、融着接続機を現物合わせして幅を確認。
 もう片側を接着する。

 木ネジで確実に固定する。

 切れ込みを噛み合わせて、横壁を2枚設置。

 この2枚にヒートシンクが噛むように、筐体を置く。
 ただしこの状態では使い物にならない。平面が出ていないので筐体を置いても不安定だし、床からの高さも合っていない。

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2015年7月30日(木) 22:01

木工

 融着作業を行なうには、融着部の高さが問題になる。

 融着接続機を床に置くと、融着部は高さ20センチの位置になる。励起LD側の光ファイバーは短いため、筐体を床に置くとこの20センチの段差が大き過ぎて光ファイバーのストレスになる。段差の分だけ、より長く引き回さねばならなくなる無駄も、無視できない。
 そこで、高さを揃えるための作業台を製作する。

 以前は雑誌を積み上げて高さを合わそうとしたが、さすがにそれは安易。どうしても高さが少しは狂うし、固定にも問題がある。筐体が滑り落ちたら光ファイバーも死亡する。
 そこで、木工が手軽だろうと考えた。

 30×45センチのベニヤ板を2つに切断し、15×45センチを2枚確保。厚さは3ミリ。

 これに、2センチ角材をボンドGPクリアで接着し、木ネジで固定。ボンドは何年も前に買ったものだが、何の問題もなく機能した。

 木ネジを使う前にキリで穴を開けるのだが、さながら原始人の火起こしだ。実際に、キリ先はかなり熱くなる。

 それでも、火を起こすには程遠い。子供の時から疑問だったが、本当にあんなやり方で火を起こしていたのだろうか?
 子供の頃に実験したが、どんなに頑張っても火が出るほど熱くならなかった。そんなに簡単に火が出るなら、今日のこの作業でも火事になって大騒ぎだ。

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2015年7月29日(水) 21:29

旧世代の究極

 実は、少し前にHMDを買った。
 大人気で話題になったSONYのやつだ。

 このHMDは解像度が 1280*720 である。フルHDではない。フルHDの後継機種が出たら買うつもりだったが、予定を変更。今日は、その理由を記事にしようと思う。

 まず、そもそも何のために購入したのか。
 使用目的は、3D映像の閲覧である。
 自分は3Dが好みで、3D撮影を多く行っている。だが、周知の通り3Dは閲覧環境が難題だ。裸眼立体視の平行法が極めて得意なので、小さくて済む場合はサイドバイサイドで表示して平行法で確認している。もっと大きな画像で確認したい場合は、色眼鏡を使う。いずれにしろ、理想的な環境とは言い難い。それでも、3D撮影は行って来た。撮っておけば閲覧環境は後から整備しても間に合う。しかし、撮影は後からではできない。

 3Dモニターは、解像度や時間分解能を犠牲にしているものばかりである。HMDだとクロストークが発生しないし、SONYのは液晶ではないためモニターよりも鮮明に表示される。解像度や時間分解能も犠牲にならない。理想的な3D閲覧環境が得られる。

 しかし、解像度が犠牲にならなくても、そもそも最初からフルHDではない。実用上の解像度はフルHDの3Dモニターに匹敵するものの、どうせならフルHDのが出てから買おうと考えていた。

 ところが、今年の4月に生産中止となり、SONYは後継機種を発売しないことも公表。
 更に、他社からも同等品が発売される可能性は低い。その理由を説明するために、3Dの現状についての自分の認識を先に説明したい。

 数年前に各社3Dを煽ったことは記憶に新しいと思う。だが、ちっともブレイクせず今では4Kだ8Kだと別の方向に走っている。
 3Dがブレイクしなかったのは、何と言っても閲覧環境の悪さだろう。これに関しては周知なので、ここでいちいちリストアップしない。未だに、2D並に使い勝手の良い3D閲覧環境は実現できていない。
 では3Dは死んだのかと言えば、そうではない。オキュラスという革命が訪れた。従来の3Dは、2Dを3Dにしただけである。それに対してオキュラスは、2Dとは全くの別世界として3Dを提案した。バーチャルリアリティーである。

 2D映像は、視野角30度での閲覧が推奨されている。従来のHMDもこれを踏襲しており、装着した際には映像が30〜45度の視野角で表示される。それは、2D映像または「3D化された2D映像」を閲覧するための装置なのだ。
 ところが、オキュラスの視野角は110度。装着すると、ほど視野全体が映像で埋め尽くされる。それが3D化されていると、まさしく仮想現実である。2D映像は、そういう閲覧の仕方を行わないし、行った場合には2Dと3Dの差は圧倒的となるだろう。

 3Dとは、2D映像を立体視するものではない。仮想現実を得るための手段である。このような再定義を行うことにより、オキュラスは革命をもたらした。
 ここで、2D映像を立体視するものを「旧来の3D」、仮想現実を実現する手段としての3Dを「新たな3D」と呼ぶことにする。
 旧来の3Dはブレイクに失敗し、新たな3Dがブレイクしようとしている。これが、3Dの現状についての自分の認識である。新たな3Dでは、2Dとの差は革命的であり、それを味わうためであればユーザーはゴーグルを装着するという使い勝手の悪さを受け入れるだろう。

 SONYは旧来のHMD(旧来の3Dを閲覧できるHMD)を製造中止にすると共に、そのノウハウを新たなHMD(新たな3Dを閲覧できるHMD)の製造に活かすと表明している。オキュラス類似のHMDをプレステに接続して使用する構想は、発表済みである。
 他社もこぞって、新たなHMDに参入するだろう。
 副次的ではあるが、オキュラスは「ゴーグルとしての使い勝手の良さ」と「低コスト」という面でも大きな進歩があった。1000円ぐらいの厚紙製ゴーグルにスマホを取り付けるだけでHMDになる製品は、TVでも特集されている。

 以上により、旧来のHMDは3D液晶ディスプレイ同様、今後もはや新製品は登場しないと思われる。
 自分が買ったHMDは、旧来のHMDとして最終製品かつ最強スペックとなる可能性が高い。旧来の3Dを閲覧したい者にとっては究極の選択肢となる。そのような製品は、製造中止から時間が経つほど実売価格が上がるものだ。だから、急いで購入した次第。

 いかにも旧来というのは、ゴーグルとしての使い勝手の悪さに現れている。
 装着までに非常に時間が掛かり、気軽に着脱できない。新たなHMDは、一瞬で装着できて容易に着脱できる。もうこの時点で、勝負は見えている。
 なぜ装着に時間を要するかと言うと、映像がクリアに見える位置が非常に狭く、少しズレただけで映像がボヤけるのだ。そのため、慎重にHMDの装着位置を合わせねばならず、頭にキツく固定せねばならず、いったん外したら再度の装着がまた面倒臭い。しかし新たなHMDは少々雑に装着しても、映像を楽しめる。だから、簡単に着脱できる。
 両者の光学系の違いが理由であり、それはコストの違いにもなっている。オキュラスが革命的だったのは、概念と共にHMDの構造もコロンブスの卵だったことだ。

written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2015年7月28日(火) 21:39

元の構想

 実際に融着作業を行なうのだという現実をイメージし始めると、構想がどんどん以前のものに戻って行く。やはり、選択肢は少ない。

 久しぶりに融着接続機を掃除し、内部を確認する。空気中のゴミを予備放電で焼くので、クリーンルームは必要ない。それでも、更に内部の清掃は必要だろう。
 実際の作業では、光ファイバーの固定が面倒。キチンとミゾにハマっていなければ左右のファイバーが接触せず、融着できない。また、融着前の左右の間合いも重要だ。被覆に覆われた状態でも太さ0.25ミリしかないため、確実にセットできているかどうかを肉眼でチェックするのが難しい。

 という訳で、顕微鏡を調べる。最近ではモニターに画像を映し出せる顕微鏡も出回っている。視認が容易になるだけでなく、画像を利用するのも容易。しかし、意外に性能が低く、その割には高価でコスパが悪い。また、現実問題として融着中心部に焦点が合うように顕微鏡を固定するのが難しい。神の手が機材を空中に固定してくれると楽だが、実際にそのような固定を行おうとすれば相当に大掛かりな話になる。

 結論として、手持ちルーペで確認しても大差無いだろうということに。もちろんカネは掛からない。適切な照明を用意すれば何とかなる。

 ちょっと高級な融着接続機になると、光ファイバーの固定金具がジャケットストリッパーと共用できる。その場合、光ファイバーを固定金具に取り付けたまま被覆の除去と融着接続機への取り付けが連続作業として可能だ。しかし自分の融着接続機は固定金具が独立装備になっている。そのため、被覆を除去したら光ファイバーを固定金具から外し、改めて融着接続機にセットせねばならない。非常に作業性が落ちる。
 1箇所を融着接続するだけで、膨大な手間を要し神経は磨り減りまくる。

 最新の融着接続機は、作業者の負担を減らす方向にどんどん進化している。しかしそんなものを個人で入手するのは現実的ではない。楽勝でクルマが買える価格だ。だから、旧式機種を中古で探すのが精一杯。
 ちなみに、融着接続機の自作は不可能です。適切に融着するためのプラズマ放電を発生させるのは、個人の試行錯誤では無理。メーカーが膨大な実験を繰り返してノウハウを蓄積し、製品に反映させている。左右の光ファイバーの位置をミクロン単位で調整するのも不可能に近い。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2015年7月27日(月) 21:59

作業手順

 もう一方の筐体も、同様に光ファイバーを整理。

 だが、事情が同様であることが判明する。やはり1組のファイバー群は、空き地を回避して引き回すことは不可能だ。これまた作業中は筐体外に放り出すしかない。

 これで実際にPCの固定を開始した場合、具体的にどのような作業を行なうことになるか想像してみる。特に厄介なのがネジ止めで、この筐体の裏側はヒートシンクになっている。ネジ穴はヒートシンクの谷間に開いている。そのため、ネジを固定するのは大変だ。そっちに注意が偏ってしまい、筐体外に放り出されまくっている光ファイバーへの注意が疎かになったらアウトだ。
 となると、ネジは差し込むが固定せず、PCをマスキングテープで仮固定。融着が完了して光ファイバーが整理できた段階で本固定、というのが無難だ。

 先にPCを固定するというのは、大して意味が無いように思えて来た。むしろ、融着接続機に掛けた光ファイバーを丸めて筐体内に格納する際に、ねじれるデメリットが大きいかもしれない。当初構想通り、先に融着して後からPCを固定する手順で良いのではないか?

 目の前の問題として、筐体側の光ファイバーがそれほど長くないという問題がある。融着接続機に掛けるためには、光ファイバーに余分な長さが必要だ。PCを固定する前であれば、筐体側の光ファイバーはフリーだから、長さを最大限に生かして融着接続機に引き込める。融着に失敗した場合は、光ファイバーをカットし直すため少し短くなってしまう。それも考えると、長さを最大限に生かせるのは最大のメリットである。
 何しろ、これまで自分は融着接続に成功したことが1度も無い!

 かなり良いところまで来ているが、それでもまだ何度か練習を要するし、成功したとしても相当な確率で失敗することが予想できる。そこで光ファイバーが短くなり過ぎていたら、詰む。

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