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2017年9月13日(水) 21:55

奇跡の乱数

 超高速ソニックスタートが発生したことを検出し、発生していなければ自動的にギブアップしてリトライする。3回やってゲームオーバーになったら、自動的にグランプリを選び直してリトライする。 放置するだけで延々とリトライを繰り返すそんなスクリプトを作成し、各コースで走らせてみた。

 その結果判明したのは、ギブアップ→リトライではソニックスタート1段目の乱数に影響を与えられないという事実だった。
 何百回リトライしても、1回目の衝突直後までの挙動は変化しないのだ。
 邪魔カーの出現パターンを変えることができるので、てっきりソニックスタート1段目の乱数も変化すると思い込んでいた。

 そうすると乱数を変化させるには、ラップごとの順位を変化させるしかない。だが、TASではそこは不可侵である。更に、乱数はそれ以外のモノも影響しているっぽい。要するに、確実に再現させようとすればやはり、このゲームの乱数を解析するしかない。どのアドレスが乱数なのかというのが、未だ不明なままである。
 ただ、コース間のような乱数調整し易い部分では、思うように乱数が変化してくれないことが分かっている。つまり、乱数を解き明かしても望むような乱数調整ができない可能性も高い。

 結論として、各コースで超高速ソニックスタートを使いまくるのは、無理っぽいということだ。

 まあこれが自在に使えたら、デスウインドとポートタウン以外が全部更新だからな・・・

 そうすると、ファイアーフィールドで奇跡の乱数を引き当てたのは、宝くじに当たったようなものである。どんなTAS製作やっても恐らく、超高速ソニックスタートが使えるのは1コースだけだろう。その1コースがファイアーフィールドとは、最高である。
 なぜならここは、最高速に達している時間が、全コース中で最も短い。だから、速度差がコースの広範囲に渡って影響する。特に S-JET が使えない1周目は、最初に得た速度がコース全域に影響する。

 超高速ソニックスタートが、タイム短縮に最も威力を発揮するコース。それがファイアーフィールドなのだ。従来のソニックスタートでは理論限界をとっくに超えてしまっている、破壊的な1周目ラップが出せるはずだ。

 ただし、いきなり最初のヘアピンでWGが邪魔。

 余りに素で邪魔すぎて、回避できない。ザコ車と異なり、WGはヘアピンでインを空けてくれないので、どうしようもない。しかし逆に、どうしようもないからこそ、諦めることができる。通常のソニックスタートではこんな絡み方にならないため、超高速ソニックスタートとセットだと割り切るしかない。

 BFと1回目の衝突後、すぐにWGをブロックすることはできる。しかしBFはWGの速度と連動しているようで、スタート時にWGをブロックするとBFとの2回目の衝突が遅くなる。そもそも現在最速と広く認知されているソニックスタートでは、WGをブロックせず先に行かせる。WGをブロックしてBFの速度も落とさない、などという虫の良い現象は発生しない。
 超高速ソニックスタート成功後に蛇行し、WGに追い付くタイミングをズラすこともできる。しかしコーナーリングで邪魔されないほど蛇行すると、そのロスがWG回避ロスを上回ると判明。これも却下となった。超高速ソニックスタートの中でも若干遅い解を使用するのも、また同様だ。

 ここでロスをしても速すぎるほど速いし、逆に普通のソニックスタートでは苦労する先頭のGFをこのあと楽に抜くことができる。
 TASならではのアクロバティックな手法もいろいろ試したが、余計なことをすると却って遅い。要するに、このWGによるロスは見た目ほど大きくない。まあ1フレームでは済んでいないだろうけど。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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