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2018年6月17日(日) 20:06

調整機構

 試作用ポリカーボネイト板に、継ぎ足しする。

 アクリダインで溶接強度の接着が可能というのも、ポリカーボネイトを試作に使う理由の1つ。

 先日製作したストッパーは、強度的にスペーサーの上下両方にワッシャーをハンダ付けすべきだろうと感じた。
 そこで、ワッシャーを追加ハンダ付けするのではなく、全く新しく製作し直した。外径15ミリ前後のワッシャーが理想なのだが、売っていない。しかしステンレス製を諦めて鉄製ワッシャーにすれば、外径16ミリという手頃なのがM5用に売っている。
 強度は落ちるが、ステンレスワッシャーが厚さ1ミリなのに対し鉄製ワッシャーは1.6ミリ。剛性は恐らく上回る。

 更に、シャックルと長ネジをステンレス針金で結合し、ハンダ付けで固める。

 リニア・アクチュエーターのバネ側穴は、外径4.1ミリのステンレスパイプを挿入して削れ防止とする。

 このように組み合わせ、リニア・アクチュエーターの固定とテンション調整を可能にする。

 写真と文章にすれば少量だが、これ製作するの大変だったぞ・・・

written by higashino [ドリル戦車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2018年6月16日(土) 23:02

変速機の構造

 変速機とは基本的に、複数のギアが同時に回転している。
 1段目のギアと2段目のギアは、両者とも常に回転している。最初から回転速度が違っている。1段目より2段目の回転が速い。
 変速は、シャフトを1段目のギアで回転させるか2段目のギアで回転させるか、それを切り替えることにより行う。

 変速機の構造とは、その切り替えを行う具体的な方法のことだ。

 1段目のギア。
 これの特徴は、特殊なベアリングが使用されていること。片方向にしか回転しない。

 結果として、シャフトの回転が1段目のギアより速くなると、ギアは空回りしてシャフトの回転を妨げない。
 ギアが2段目に切り替わってシャフトの回転速度が1段目のギアより速くなったとき、1段目のギアは空回りしてくれる。変速機の切り替え時はふつうクラッチを切らねばならず、その瞬間はトラクションが消失する。だが、片側回転ベアリングを使うことで、トラクション消失の瞬間を皆無にできる。

 この素晴らしいアイデアは、ギアの回転方向が決まっている場合にしか使えない。エンジンは回転方向が決まっているから良いが、戦車用モーターは両方向に回転する。
 よって、このアイデアおよびこの変速機セットは、ドリル戦車に流用不可能。

 2段目のギア。
 バネで強制合体させられている遠心クラッチを備える。

 1段目のギアで駆動されるシャフトには遠心クラッチが接続していて、回転が上がると遠心力が増大しクラッチが2つに分離する。それにより2段目のギアに固定された円柱にクラッチが接触しし、シャフトが2段目のギアで駆動されるようになる。

 2段目のギアは1段目のギアより高速で回転しているため、シャフトは2段目のギアと同じ速度で回転し1段目のギアは空転する。

 遠心クラッチが円柱に接触する前は、シャフトは1段目のギアの速度で回転する。
 遠心クラッチが円柱に接触した後は、シャフトは2段目のギアの速度で回転する。

 ギアチェンジのタイミングが遠心力任せであり、正確に制御できない。そのためドリル戦車に使用できないことは昨日書いた。つまりこのタミヤのギアセットは、2重の意味でドリル戦車には使用できない。
 全くの無駄なカネと解析努力だった。とはいえ、既出のスマートな変速機が使い物にならないと判明したのは大きい。駄目でした、という結論の研究にだって意味はある。

 ドリル戦車に変速機を組み込みたければ、独自方式を使うしかないってことだ。


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2018年6月15日(金) 22:27

エンジンの黄昏

 リニア・アクチュエイターの固定と調整を行うパーツを試作するため、幾つかの金具を物色して来た。

 小型シャックルは、牽引取っ手として理想的。
 4ミリ長ネジはテンション調整に使用し、それを固定するためにスペーサーとワッシャーを加工して組み合わせる。

 京商の変速機は、メーカー取り寄せになった末に「製造中止」と判明しショップから注文キャンセルの連絡が来た。

 そこで改めて調べると、変速機パーツはタミヤも出していることが判明。当然のごとく、京商よりは遥かに流通在庫が豊富。容易に入手できた。しかし、模型エンジン時代の終焉に伴って急速に関連パーツが減っていることに焦ったのはマズかったかもしれない。このタミヤ製は「オンロード専用」だった。
 何が違うかと言うと、2段変速ではあるが変速比は1.23倍しか変わらない。構造の参考には出来るが、このまま流用することはできない。

 更に、これも京商同様にオートマだ。京商の実現方法は不明だが、こっちは遠心クラッチみたいである。回転が上がると遠心力が増大し、それを利用する。
 となると、変速タイミングを厳密に制御することはできない。
 戦車は左右それぞれ別にギアが必要になる。左右で変速タイミングが異なると、走行に影響が出る。困った。

written by higashino [ドリル戦車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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