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2006年08月25日の記事

2006年8月25日(金) 17:26

危険です

 0.1Ωの金属被覆を10本束ねて10ミリΩを作り、挿入。
 もし20A流れると発熱は4ワット。この抵抗は1ワット品なので合計10ワットだ。密集させているため放熱はちょっとヤバいが、スペック的には一応行ける。

 電流調整用の半固定を0にしておき、秋月インバーターのスイッチを入れる。少しずつ半固定を回すが、相変わらず全く電流が流れない。次の瞬間、いきなり10Aの電流計の針が振り切れ、1秒ほど遅れてヒューズが飛んだ。
 どうなってんだ?

 危険を承知の上で、電流検出抵抗をハンダ付けし直す。ヒューズをパスさせた。
 あっさりヒューズに飛ばれると、テスターを使う暇がないため原因究明出来ないのだ。半固定で分圧された電圧がオペアンプに加わっているかどうかは容易にチェック出来るが、もう一方のトランス駆動FETソース電位に関しては電流が流れていないとチェック出来ない。
 流れた瞬間にヒューズが飛んだのでは困るのだ。

 今度もじりじりと半固定を回すと、ある瞬間にいきなり大電流が流れた。しかも、半固定を戻しても電流が流れっ放し!
 ローバッテリー警告ブザーが鳴り、煙が上がった。電源を切って、何が燃えたのか調べる。基板のパターンだった。バッテリー配線がGNDに引き込まれている点と、トランス駆動FETソースから接続されている点を結ぶ部分が、大電流で焼けたようだ。

 ヤバいことはヤバいが、家庭用コンセントではなくラジコンバッテリー使ってるのでまだその分気楽ではある。

 相変わらず原因不明だが、突然大電流が流れることと一度流れると半固定を戻しても止まらないことは分かった。まるでデジタルのように流れるか流れないかであり、流れるとアッという間にどこかイカれるほど大電流が流れる。これでは、やはりテスター使う暇が無い。

 こうなったらLD電源を接続してみるか。
 LD電源は加わる電圧が不明な定電流電源なのでリスクがある。しかし、いきなり20Aオーバーするようなことはないはず。数アンペア流してテスター使う時間を確保しよう。焼けたパターンは太い配線をハンダ付けして復活させる。
 だが、コレも駄目だった。確かにLD電源を使うと2Aだけ流し続けたり出来るのだが、その時点で電圧が1.8VとかなのでICが動作せず、チェックする意味が無い。電流検出抵抗の電位差が確かに20ミリボルトになっていることだけは分かったが・・・

 しかし、更なる謎現象も判明。秋月インバーターの電源を切ってもLD電源で2A流せたりしてしまう。

 おかしい・・・LD電源じゃ駄目だ。
 再度ラジコンバッテリーを接続した瞬間、また小爆音と共に煙が上がった。え?スイッチ切ってあるはずなのに!

 今度はトランス駆動FETソース付近のパターンだ。細い部分が大電流で焼けた。くそっFETが壊れてショート状態になってやがるか!?
 一体どの時点でFETが壊れたんだ?
 異常動作のどの時点から後がFETショートのせいで、半固定がデジタル的に働く異常はどこまでFETが壊れたことと関係しているんだ?
 結局どこに問題があるのか分からない。FETはミニ秋月インバーターも含めて同じものが使われているため、パーツ取りで交換することは出来る。だが、問題を解決するための調査手順を考えるのは危険なパズルだ。

 それでも、安全な調査手段をすぐ思い付いた。手元にちょうど良いパーツが余っている。10Ω20ワットのセメント抵抗。これを電流検出抵抗に使うのだ。絶対に大電流が流れない。穏当な電流で回路の振る舞いを調べられる。最初はコレ使って試験するべきだったんだ・・・
 いざ実験してる最中はほんと馬鹿になってる。他にもいきなり544ジュールに接続しなくても、コッククロフトの出力に放電器を接続する安全策があった。放電器は40ミリアンペア定電流負荷なので、連続充電を可能にしつつオーバーロードを防ぎ、電流制限機構の動作チェックが出来た。電流制限が働くことを確認した後で、負荷をアップした試験をすれば良い。

 後から考えると、安全なやり方がちゃんとあるんだよな・・・

written by higashino [パルス] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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