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2010年03月18日の記事

2010年3月18日(木) 21:14

増幅器分解

 東芝が白熱電球の生産から撤退するとのニュース。
 白熱電球は点滅しないため、光センサーの光源としてすぐれている。室内で弾速測定器を稼働させるために役に立ってもらったものだ。しかし余りに無駄な廃熱が多いため、測定器のプラスチック製パーツが溶けて扱いに閉口した。今風ならCO2排出量が無駄に多いってことになる。
 その弾速測定器光源も、今ではLEDに置換して快適そのもの。単にエコかどうかという以前に、使い勝手が違い過ぎる。

 白熱電球でなければ駄目という領域は狭まり、過去の遺物になろうとしている。


 さて、水冷システムの水抜きは大騒ぎである。
 まずリザーバーの給水口を開け、水を吸い出す。ポンプを数秒動かし、水路内の水を少し回収する。それも吸い出す。
 片側のホースから水が抜けたら取り外し、息を吹き込んで更に水を回収する。

 ラジエーターに接続された2本のホースを外した後、ちょっと油断したらホースが下向きになり残存水が流出してしまった。

 それほどの量ではないので大事に至らなかった。そもそも実験装置はすべて雑誌で床上げしてあるから、水没することはない。

 最初に若干の水滴が漏洩したシリコンホースも、その後は漏出が増えることもなく快調に働いてくれた。
 何とか増幅器を取り外す。

 増幅器を分解して行く。スペーサーが32ミリ程度という、コンパクトなユニットである。この空間に400ワットを供給するため、冷却は選択の余地もなく水冷となる。

 何年も放置されていたので、どこか劣化していないか水周りに錆などが出ていないかチェックする。
 両側の分厚い板は、銅の塊になっている。電食対策なら床板も銅の方がいいのに、なぜか真鍮。両者は比重もそう変わらないので、軽量化の意味は薄いのだが・・・

 ただ、銅と真鍮はそれほど酷い電食を起こさないものだし、実際に水と接触している部分にも怪しい劣化は見られない。

 今回の試みが失敗したら再登場となる Nd:KGW 棒を大事に保管。右下に見えている赤紫のロッドである。

 △に組み合わさった物体が、励起用レーザーダイオード。光出力20ワットのアレイが3つ並んでいて、それを3方向に配置した9直列配線になっている。合計定格180ワット。
 中心に、長さ4センチの石英管を抱えている。
 石英管は内径4ミリで、ここに直径3ミリのロッドを差して使う。すると0.5ミリの隙間が出来るが、そこを冷却水が流れる。

 今回は Nd:YVO4 棒を2本並べて差し込むが、そのままでは固定出来ない。そこで、0.5ミリの隙間に太さ0.4ミリのステンレス線を配置する。励起レーザーは3方向から照射されるので、それを妨害しない3カ所に配置し、Nd:YVO4
棒の位置を支える。

written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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