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2010年03月23日の記事

2010年3月23日(火) 21:22

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 石英管からステンレス線を取り除くのは容易だったが、残存するエポキシを除去するのは若干面倒。ほんのスポット接着だし石英管は鉄より固いので、削り取れば良い。
 削り屑を確実に除去する方に神経を使う。

 このユニットおよび石英管は、長さ4センチ。この空間に400ワットの電力を投入し、百数十ワットの光出力を発生させる。パソコンのCPUに勝るとも劣らない発熱密度で、しかもCPUよりも遙かに熱に弱い。
 水冷システムに何かトラブルがあったら、一巻の終わり。

 メーカー製のレーザー発振機では、水流が止まると通電を停止するインターロックは常識である。水流停止がヤバいのはパソコンの水冷システムでも同様なので、水流センサーも秋葉原などで手に入る。
 しかし水流センサーはそれ自身もかなりの抵抗となり、流速を低下させる。レーザー銃では使える電力や重量の関係から、使えるポンプのパワーにも制約がある。一方で水流やポンプの振動は手元で感じ取れるし、トリガーから指を離せば即座にレーザー発振を停止出来る。
 そこで、あえて水流インターロックを設けない方針だ。

 Nd:KGW 棒をセットする場合に最も大変なのは、防水用Oリングの部分。これはそれなりにキツいため、Oリングをハメた状態ではなかなか押し込めない。

 作業中に抜け落ちて大焦りしたり。
 最後は爪楊枝の先端でOリングを押し込んで完成。

 何とか両側のコーティングを傷付けずにセット出来たが、正直言って運が良かっただけだ。傷物になっていた確率は何割もある。もう一度交換作業をやれと言われたら、絶対拒否する。Nd:KGW
棒が使い物にならなくなる確率が、馬鹿に出来ない。
 棒のエッジはかなりボロボロになってしまったが、それは殆ど影響がない。もともとレーザー関係の結晶や光学系は、中央90%程度しか品質が保証されていない。それより外側は、傷が多かったり平面度が悪かったりする。
 つまり、周辺の品質はアテにならないという前提で設計を行う。

 マザーボードにCPUを取り付けるようなもので、何度も付けたり外したりする前提になっていない。

 両端部分のカバーをネジ込むと、Oリングが圧迫されガッチリと水密される。埃が入り込んで結晶端面に付着しないよう、マスキングテープで覆ってある。

 話は全く変わるが、一浪していた高校の後輩が大学に合格したとのこと。おかげで今日はちょっと気分が良い。

written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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