Darkside(リンクエラー修正しました)

2016年03月07日の記事

2016年3月7日(月) 21:49

冷凍チャーハン

 最近の冷凍チャーハンが非常に美味でコスパ良好という記事があったので、試しに買ってみた。コメ物の冷凍食品やインスタント食品は極端に不味いという印象を持っていたので、長年最初から全く選択肢に含めていなかった。
 それほどおいしいものなのか?

 自分はチャーハンが好きで、昔どこの外食チャーハンが最もおいしいか調べたことがある。おいしいの基準は、あくまで自分の舌である。個人的興味以上のものはなかったから、個人的趣味に基づいた評価で良いのだ。
 その結果は、値段の高いチャーハンほどおいしいという、余りに夢も希望も無い結論が出た。だから、外食チャーハン漁りも止めてしまっていた。

 さて、店頭には何種類かの冷凍チャーハンがあったが、重量あたりの価格も絶対価格も安めな品として、ニチレイを選択。
 電子レンジが解凍すると、確かに元が冷凍食品だったという気配が微塵もない。コンビに弁当で売っているチャーハンに比べても、遥かに高級そうな雰囲気で仕上がっている。いざ食べてみて、驚いた。確かにこれは、途轍もなく美味い!
 記事は本当だった。450グラムで税込み299円である。それで、これだけの味ならば、もはや外食チャーハンの出番など1ミリも無い。

 驚いた。電子機器や通信機器が進歩中なのは承知しているが、食品という古典部分でも圧倒的な技術革新が進んでいたことなど、まるで知らなかった。旧態依然と思い込んでいたのを反省。今や、冷凍食品は劣化食品ではない。

 しかし、話はここで終わらない。翌週ふたたび買って食べて満足したのが、一昨日のこと。で、昨日も買いに行ったら売っていない。写真の左が先週土曜に買った逸品で、写真の右が翌日曜に買った類似品である。一見すると、新製品に切り替えるにあたり、旧製品の増量キャンペーンやっていて、それが終了して切り替わったように思える。

 だが、パッケージ裏の栄養表示が全く違う。
 食品を買う前に栄養表示を確認するのは絶対だから、一発で違いに気付いた。カロリーも蛋白質も脂肪も、大幅に減っている。コメの違いでこれほど減るのは不自然だから、具が減った可能性が高い。嫌な予感しつつ味見。

 というか解凍直後のチャーハンを見ただけで、具が少ないのは瞭然だった。
 口に入れても、思い切り薄味になっている。何しろ2日続けて試食と言う状況になったのだから、分かり易い。
 豚肉が大減量された可能性が高い。

 圧倒的なコスパで大推し食品だったものが、値段に見合った満足は得られる合格品へと急降下してしまった。

 買う前にそこまではチェックしないパッケージ細部を更に確認すると、豚肉の使用量が減ったことが明記されていた。旧製品4.9%に対し、新製品では4%だ。実際は、約2割という数字以上に大減量されたように感じる。
 100グラムあたりの食塩使用量も1.5→1.2グラムだし、他の栄養素から見ても具が少なくとも2割は減らされたと結論付けて間違いなさそうだ。

 要するに、これ以外のありとあらゆる市販食品で生じていることが、この冷凍チャーハンでも起きたということだ。すなわち、中身を減らすことによる、実質的な値上げ。あからさまだ。

 またこれにより、なぜチャーハンの味が価格に比例していたのかも想像がついた。
 味においてはコメや油よりも具が決定的に重要であり、高いレストランほど具にカネを掛けていたのだろう。

 もっとも、悲しいことにおいしい食品は体に悪いというのが相場である。ニチレイの冷凍チャーハンも、旧製品は塩分が多い。仮に旧製品のままだったら、余りのお買い得さにしばしば買って食べていただろう。それは、健康面では不安もある。しかし、新製品は平凡なお買い得品へと後退したので、時々買って食べる程度で我慢できるだろう。つまり、自分の健康的にはプラスだ。

 そうとでも考えないと、悲しい。

written by higashino [LIFE] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL
Darkside(リンクエラー修正しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4