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2016年03月13日の記事

2016年3月13日(日) 20:10

何が衝撃なのか

 AlphaGo の対局を見たり、あれこれ巡回したり寝不足気味。レーザー銃の方は進んでいない。

 自分は級位者だが、少し囲碁は分かる。囲碁とソフトウェアの両方が分かる人間にとって、囲碁で人間がコンピューターに負けるというのは大変な衝撃なのだ。
 人工知能が囲碁で人間に追い付くまで、あと10年は掛かる。そんな報道がしばしば行われているが、しょうじき「永遠にそんな日は来ない」と考えていた者だってそれほど少なくないと思う。自分は「まだブレイクスルーが1つ必要だ」と思っていた。そのブレイクスルーが、今だったということだ。

 ボードゲームで、人間の相手をコンピューターにやらせよう。そういう試みは、古くから行われて来た。
 最初に行われたアプローチは、人間のノウハウをプログラミングするというものだった。だが、余り強くなかった。
 ここで、可能な着手を片っ端から調べて、力ずくで最善を得るというアプローチを試したところ、強いプログラムができた。そのため、力ずく探索が大流行した。チェスで世界チャンピオンに勝利したのも、基本は力ずくだ。

 これは、ボードゲームに勝利するという目的だけを考えると成功である。しかし、人工知能として考えると、邪道ではないかという疑問はあった。
 それでも、人間の思考をマネるよりも、力ずくのプログラムの方が強かったため、状況は変わらなかった。
 そこで脚光を浴びたのが、囲碁だった次第。

 囲碁は、これもたびたび報道されているように、着手可能なパターンが極めて多い。そのため、力ずくでは強いプログラムが作れない。
 だから、囲碁は重要なターゲットとなったのだ。
 囲碁で人間に勝てるようなプログラムが作れたとすれば、人工知能と呼ぶにふさわしいものだろう。そういうことだ。

 だから、AlphaGo は衝撃だった。

 試合としてはこれで、人工知能の勝利である。しかし、勝敗の決した後の第4戦では、AlphaGo がボロ負けした。その話は明日に。

written by higashino [ネット・PC] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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