Darkside(リンクエラー修正しました)

2016年03月17日の記事

2016年3月17日(木) 22:40

不自由

 新規にしろ移動にしろ、HRを↑の位置に挿入する。励起LD筐体その1は赤い線で囲った部分を含み、既にパーツだらけ。既存パーツの分離すら困難な、ぐちゃぐちゃの状態である。だからHRはAFと同じ共振器筐体に設置したい・・・と、そこまでは良い。

 頭が痛いのは、そのHRとPCの融着部である。クラッドを励起光が透過する融着部だから、アルミ細パイプを使用し放熱に留意して設置せねばならない。これも事情は同じなので、共振器筐体に設置するのがベターだ。しかし、融着部の設置場所は任意ではない。それは、光ファイバーの長さという厄介な事情により制約を受ける。
 HRから伸びている光ファイバーの長さ、PCの尻尾になっている光ファイバーの長さ。それはAFに苦労して融着したPFほど長くないので、設置したくても長さが足りずに物理的に不可能という場合がある。光ファイバーはキツく曲げられないという制約もあるため、融着部分の位置だけでなく角度まで影響する。

 HRとOCは外見もそっくりなので、シリアル番号で確認する。実装前にはシリアル番号を記載したタグは切り取らねばならないから、要注意だ。更に、HRもOCも、向きがある。見た目は単なる光ファイバーの切れ端だが、向きを間違えると所期の性能を発揮しない。

 HRそのものは、光ファイバーのコアに刻まれた屈折率の周期的変動である。被覆を除去して芯線に屈折率変動を作り出し、被覆をリコートしてある。だから、良く観察すると一部の被覆が太くなっている。
 その、太くなった被覆をヒートシンクにセットする。

 ちょっと太いだけの光ファイバーに、ジャストフィットする放熱器を製作せねばならない。
 被覆の太い部部は想像より長くて、5センチはある。屈折率の変動周期は、光ファイバーが曲がると変化する。だから、安定した性能を発揮させるには、曲げてはならない。放熱器には、最低でも5センチの直線が必要であり、全長は7センチぐらい必要だろう。その両側から出る光ファイバーも強く曲げられないので、可能な設置場所や設置角度は限定される。

 かなり、厄介だ。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL
Darkside(リンクエラー修正しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4