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2016年03月30日の記事

2016年3月30日(水) 21:07

不完全失敗

 レーザー発振するかどうかの確認が最優先なので、パーツを収納せずに実験開始。

 昔使った銅板の切れ端に融着部分を仮止めし、簡易放熱。短時間の動作でいきなり過熱することはないだろう。

 電源を接続し、5A通電。発振するに決まっているはずが、無情にも何も起らない。

 レーザー銃の製作は、これにて頓挫。
 ガッカリして電源筐体を仕舞い込もうとしたところ、ターゲットが気になった。アルミ板にマスキングテープを貼ったターゲットには、何も起きていない。しかし、僅かに焦げ目が付いているようにも見える。
 以前もそんな気がしたが、表面のゴミで片付け可能なほど僅かな変色だったし、何よりも再現性が無かった。追加で通電しても、テープの焦げ目に変化無し。すなわち、追加の焦げ目は生じなかったのだ。

 だが、当時の記憶に比べると、焦げ目がはっきりしているような「気がする」。

 そこで、アルミ板に熱が逃げないよう、少し浮かせて新たにマスキングテープを貼り付ける。浮かせたテープに照射すべく、照準用の赤色LDを発光させる。ところが、発光しない。配線が切れているようには見えない。
 そっちの原因を調査するより、適当に狙いを付けてレーザー銃に通電する。

 黄色く小さな炎が上がり、マスキングテープが燃えた。テープの幅は1センチだ。

 これぐらいの威力だと、光出力は0.1〜1ワットの間だろう。
 蛍光出力は100ワット以上あるはずだ。すなわち、レーザー発振せずに、たまたま光ファイバーのコアに閉じ込められた蛍光だけが放出されていると考えると、出力的には辻褄が合う。
 コアの直径は0.01ミリしかないため、レーザーでも何でもない光源でも、この程度に集光しておかしくない。

 しかし、単にコア部分の蛍光が放出されているだけであれば、これまでもこの程度の威力が発揮されたはずだ。共振器内部からPCを排除してQ値が改善されたことにより、不完全な発振が生じているのかもしれない。
 これは、反射率の高いOCを調達する価値があるのではないか?

 反射率6%で、発振の兆候だけ見えている。ファイバーレーザーの実例を探したところ、OCの反射率が明記されているものでは10%というのが最も高い。12%ぐらいなら、普通に発振する可能性が高いのではないか?

 可能であれば、本来の位置にOCを取り付けたい。そうなると、OCの反射率は更に高くなければならない。余りに高くし過ぎても効率が低下するし、共振器内部の光が強くなるとHRの負荷も増える。そう考えると、20〜25%が適切と思われる。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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