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2019年03月03日の記事

2019年3月3日(日) 18:59

手抜きのツケ

 サーボをトリガーに取り付けてしまうと、発射試験を行うためにサーボまで動かさねばならなくなる。

 そこでサーボは取り付けず、コイルガンへの配線だけを行って試験する。トリガーは、指で引く。短く切断してしまったが、ハンマーを起こすため力は不用なので普通に操作可能だ。更に言えば、トリガースプリングを外してあるからその分の力も必要ない。

 試験を急ぐのは、コイルガンのパワーが足りているかどうかを早めに確認したいため。ガスを放出可能なことは判明しているが、それでどれぐらいの初速が出るのかは分からない。

 結果は、まさかの失敗。
 冬の室温では0.4ジュールしか出せず、マガジンを加熱しても最大0.5ジュール。しかも、0.1〜0.2ジュールという論外な値まで出まくる。これは明らかに、コイルガンの威力不足で高圧に押し負けている。

 仕方なく、電源コンデンサーを2個に戻す。
 充電に2秒を要するようになるため、最小射撃間隔も2秒以上になる。だが、ここまでなら許容範囲である。

 すると、冬の室温では相変わらず0.4ジュール。マガジンを加熱すると、0.6ジュールまで出るようになった。パワーは何とかギリギリか。
 いずれにしても、MP7A1 カスタムにさえ劣るパワーしか出ない。

 暖めてもパワーが出ないことから、ガス漏れが疑われる。マガジンを抜き挿しする度にスライドを外さねばならないため、ユルくなって銃下部との隙間が開いている感じがする。マガジンのガスポートとスライド側のガス穴が密着していないのではないか?

 今は加速コイルに全電力を与えているので、最大パワーである。減速コイルにも通電すれば、パワーは容易に下げられる。しかし、パワーを上げることはできない。すなわち、現時点ではパワーが過剰に出ていないとマズいのだ。
 どうやら、長いバレルに交換すべきだ。

 ソーコム mk23 は、バレルを交換するとパワーが出過ぎるという定評である。だが、コイルガン電磁弁はパワーを落とすのは簡単だ、

 バレルに対してガス放出量が過剰だと、発射音が大きくなる。今はそういう状態なので、長いバレルでの初速アップが期待できる。しかし念のため簡易な確認も行っておこうと、ホップを強くしてみる。
 コンデンサーを充電したところで、銃末尾のコネクターを接続し忘れていることに気付いた。そのままコネクターを挿そうとした瞬間、火花が散ってコネクターが焦げた。短絡事故!

 一瞬驚いた後、困惑した。IGBTのスイッチが切れているのに、短絡する訳がない。
 IGBTを確認すると、短絡していた。すなわち、壊れていた。

 短絡火花を出してしまった場合、経験上ほぼ確実にIGBTは破壊される。しかし、IGBTがOFFなのに短絡する訳が無い。最初からIGBTがONになっているか壊れて短絡していなければ、コイルを取り付ける際に短絡火花は飛ばない。
 だから、極めて困惑させられる。

1)これまで壊れなかったIGBTが、直前の射撃で壊れて短絡していた。だからコイルの取り付けで火花が。
2)ずっと健在だったIGBTが、コイルの取り付けで壊れた。

 1)の場合、そんなに運の悪いタイミングで壊れるか?という疑問がある。更にその場合、ターンオフを行わないのに壊れるという極めて嫌な話になる。
 2)の場合、今度はなぜ壊れたのかが分からない。コネクターは電源を入れる前に挿しておけ、というのは確かに常識である。しかし、この回路では後から挿しても問題はないはずなのだ。

 考えてみると、ターンオフは行っている。それも、人間がボタンを押す時間に依存するという極めて安直な方法で。コイル電流が残り過ぎている状態でターンオフしてしまった場合の保護パーツは、実装されていない。
 どうやら手抜き実験のツケを払わされたようだ。コンデンサー充電器のバッテリーを切断可能な回路にして、本番想定の放電制御PICを設置して、どうせならサーボも動かせるようにしてから、再試験すべきだ。

written by higashino [ラジコン用エアガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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