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2019年06月08日の記事

2019年6月8日(土) 19:45

側面装甲板

 カットされたステンレス板が届いた。

 タミヤの16分の1の製品パッケージを開けたときに近い感動を覚える。

 図面にあてがうと、ほぼピタリと収まっている。CADソフト上で製図したが、リアルの紙図面に合致したサイズに仕上がっていて一安心。
 単にスケールモデルとして正確を追求するだけでは済まず、モーターライズの都合による最小限のデフォルメも必要。更に、紙図面だと継ぎ目が発生していて歪みがあり、CADを使わず型紙を切り出してのアナログ作業だと到底この複雑な形状は完成できなかっただろう。
 今世紀初頭のSタンク製作計画でも、ほぼ同じモノを作成しようとしていたが、アクティブサスペンションで断念しなくても成功は難しかっただろうと思われる。

 これ元の図面画像からして歪んでいて、他に使えそうな資料もなく、Sタンクのスクラッチは至難だ。
 市販模型もトランペッターの35分の1が最大で、しかもそれは明らかにスケールを間違えている。16分の1の市販模型は皆無であり、何も参考にできない。模型としての正確なサイズすら、不明なのだ。

 要所を強化するための、小物パーツ。

 でかい丸は、起動輪用。小さい丸は、誘導輪用。そして∞型は、先端フック部分。2つの穴は、フック用とドーザーブレードのヒンジ用だ。
 すべてのステンレス板は厚さ1ミリであり、これら強化小物を積み重ねた部分は厚さ2ミリとなる。

 サイズこそ小さいが、手作業でステンレス板から切り出すのは絶望的な形状だ。
 だが、メーカーのキットとは異なり、更に手作業による修正を要する。このままでは、使えない。加工精度を考慮し、実際より小さめの穴ばかりなのだ。それを、目的のサイズに拡張せねばならない。ただ、今回仕上がったパーツを実測したところ、精度は非常に高い。全長に0.1ミリ単位の誤差は出るのだろうが、局所的なサイズは非常に正確。これなら、次回以降の依頼ではもっとギリギリのサイズで図面を作る方が良いだろう。

 ハンダ付けの前に、ハンダメッキを施しておく。

 これにより、洗浄を先に済ませておける。ステンレス用のフラックスは強酸性であり、洗浄は完璧に行わねばならない。洗浄を独立して念入りに行うことで、フラックス残留のリスクを減らせる。
 ただし、ハンダメッキは厚みを発生させる。パーツを密着させて仕上げる難易度は、上がってしまう。更に、ペイント薄め液(油性用)の威力が凄く、洗浄の性能が劇的に上がっている。ハンダメッキを行わず、本番のハンダ付けでいきなりフラックスを塗って作業する方がベターかもしれない。

 取り敢えず、しばらくはハンダメッキを行いつつ作業してみる。

 側面装甲側も、ハンダメッキを大々的に施しておく。こういう巨大パーツも、薄め液をガンガン塗って簡単にフラックス洗浄できてしまう。
 厄介なのが、厚さ1ミリの板側面。なかなかハンダが乗らない。それを除いても、広大なハンダメッキは時間が掛かる。

written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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