Darkside(リンクエラー修正しました)

2007年12月14日(金) 17:31

何とかリカバー

 ROM以外をチェックする。まず、基板で目立つ大きな3つのチップは、型番がメジャーでZ80互換CPUと判明。これらは除外して良いだろう。プログラムや音は正常と思われるからだ。

 そして犯人発見。腐っていた足を交換したICを引き抜くと、ハンダ付けした足が折れていた。ここが接触不良になってキャラ化けを起こしていたのか!
 振動によりハンダ付けが外れたのだ。確かにツノハンダだったが物理的にはしっかりとくっついているようだったので安心してしまっていた。低温ハンダを使い、念入りにハンダ付けし直す。機械的強度がそれほど要求されず高温にもならない場所には有用だろう。

 コイルガン・ストームタイガーの放電回路製作で、流れ込まないハンダに苦しみ抜いた。ハンダを綺麗に流すにはパーツを加熱せねばならないが、熱を与え過ぎればパーツにダメージを与える。この折れた足など、IC本体側に残った足は1ミリあるかどうか。それをしっかり加熱するとダメージが心配。しかし加熱不足だと今回みたいに不良ハンダになる。
 その折り合いを付けるのが低温ハンダ。融点165度。150度のインジウムハンダほどではないが、入手が面倒で高価なインジウムの代用としても使いたい。レーザーダイオード相手に活躍すると期待して調達しておいたが、それを使った。

 これでキャラクター表示が正常になり、気持ち良くプレイ・・・と思ったら微妙にノイズが乗り始め、突然キャラクターが青や白の■になってしまった!
 ショックがでかい。今回はハードのデバッグだが、ソフトで良く感じる圧倒的な失望・・・バグ発見と喜んで修正したのに、現象が直らなかった時の脱力感
(;_;)
 またまたハンダ付け不良で足が折れたか?と確認するが、今度はしっかりとハンダ付けされたまま。

 くそっ基板ケースに振動与えてブッ壊す前に戻りたい。あんな馬鹿やらず今のようにコントロールボックスを単独設置していれば、あの振動を与える前まで実に気持ち良く表示されていた。基板は新品のように動いていた。それを壊してしまった。あの前に戻りたい!
 まさしく「後悔先に立たず」である。ディグダグ基板は大量に出回っており、入手は容易で相場も安め。だが、買い直せばまたコンデンサー交換とかIC洗浄で手間暇が掛かる。

 だが、後悔しまくり無念に苛まれているうちに、なんだか以前と現象が違うことに気付く。
 キャラクターが突然■になるのだが、軽い振動で突然正常に戻ることもある。また、■以外のキャラクターに化けたりもしない。ひょっとすると、折れた足を治したことで自機が赤まんじゅうになる類のバグは確かに解消されたのではないか?
 ■に化けるのは別の問題ではないか?
 振動で突然正常になることからして、別のICが接触不良ではないか?
 幸か不幸か、■化は暫く放置していれば確実に発生する。再現するバグは、取り易い。

 キャラクターが■化けした状態で、ICを1つずつ指で弾いてみる。DD1-15
のROMが犯人だった。

 足はピカピカに清掃済みだし、ソケットも金メッキの輝きを放っている。それなのに、このROMを弾くと表示が正常に戻るのだ。ただ、ソケットの白いプラスチック部分に黄色い汚れがかなり付いている。基板がゲーセンで当時どんな状態で使用されていたか分からないが、悪かったのかもしれない。
 ソケット側も徹底的に清掃。かくして■化けは収まった。

 また、背景キャラが化ける現象も新たに多発するようになったが、こっちは11番のROMが犯人だった。ところが、いずれも起動時のROMチェックでは引っ掛からないのだ。よっぽど酷いものだけ弾かれるのだろう。起動時自己診断はアテにならない!ROMチェックを通ってもROMの接触不良はあり得る。

 買い直すこともなく基板は復活した。教訓として、ソケットに刺さっているICは接触不良を疑え徹底的に清掃せよ!起動時ROMチェックやRAMチェックを通っても安心するな!
 もちろん、折れた足や腐っている足を見落とさないように。

 苦労したが、自作の電子工作基板を末永く稼働させる上でも参考になる話だと思う。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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