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2008年7月5日(土) 20:03

映像の価値

 テープメディアの大半をキャプチャーし、利用し易く大容量アレイに格納した。そういったことが出来るほどのHDDを現実的なコストで用意することがようやく可能な時代になったからだ。大半はゲームのプレイ動画かビデオカメラで撮影した自前の映像である。しかし若干だがTV放送の録画が混じっている。こういった状態になってみると、TV放送の録画は激しくつまらない。
 いや、放送の中身はかなり貴重であり、だからこそ録画したものを残しておいたのだ。つまらないというのは、ネットにアップロードすることも出来ないし二次利用することも出来ない点である。そのTV映像を自分と同じように貴重だと感じるであろう仲間内だけで回覧することも、著作権を犯していて出来ない。

 つべやニコニコを初めとして、ここまで動画共有サイトが広がったことにより動画を公開する楽しさが分かってしまった。この楽しさは格別であり、おかげで昔とは映像の価値が大きく変化した。単体では素晴らしいコンテンツであっても、ネットで公開出来ない映像は著しく魅力が下がるのだ。おかげで、コピープロテクト外しにも興味が無くなってしまった。映像のコピーを可能とするために何万もカネを払うなど馬鹿馬鹿し過ぎる。だって、コピーしたところでネットにアップ出来ないのだから。
 自分だけで見るなら著作権者が売っているモノを買えばいいだけ。DVD等になっていないTV放送は、劣化コピーで十分。究極の美麗なデータとして残したところで、使い回せない巨大データがHDDを占有するだけだ。最近はTVを見ないがちょっと気になるのがあったので、ゲームプレイ動画を作るときの要領でキャプチャーしQVGAサイズでエンコード。それを携帯機器に放り込んで劣化画質で電車の中で視聴すませれば十分に満足できる。

 自分は画質音質にはこだわりが大きく、常に時代の最先端に近い機器をできるだけ用意してたりする。だけどそれは、他人の著作物を残すためではない。それは、あまりに馬鹿げている。自分が使える素材だからこそ、クオリティーに意味があるのだ。
 実のところゲームプレイ動画に関しては著作権的に問題がある。お目こぼしされているだけという面が強いため、完全に自由になる素材だとは言えない。それでも、TV放送やアニメを単にストックしておくだけというのに比べればずっと使い道があるし何より自分自身の記録でもあるのだ。もしあらゆるゲームプレイ動画がネットにアップ出来ない世界が来たとしても、自分がプレイした記録という意味は失われない。ゲームメーカーの著作物ではあるが、自分が居なければ存在していないコンテンツでもある。
 TV番組やアニメを録画しただけの映像には、いっさい自分の関わりがない。この点が決定的に違う。

 著作権という点では、危ない科学実験の映像など最強だ。誰の著作権も誰の肖像権も侵さない完全フリーなコンテンツが簡単に自分のモノになる。BGMで引っ掛からないよう注意さえすればいいし、もし引っ掛かっても音だけ差し替えればいい。
 ただし、いざ実験が成功すればフリー素材が大量生産可能となるものの、成功させるのが大変だったりする。しかし他人にとっても意味のあるコンテンツとはそういうものだろう。幾らオリジナルな映像であっても、誰でも苦労せず撮れるものには価値が無い。科学実験なら容易にマネ出来ないものだから価値がある。プレイ動画だって容易にマネ出来ないプレイだからこそ価値がある。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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