Darkside(リンクエラー修正しました)

2008年10月24日(金) 17:20

PCSX recording

 実はプレステ用のエミュレーターにもTAS製作に特化したものが1つあるようだ。
 PCSX recording と言い、PCSX に追記機能を加えたものだ。TASの世界で追記機能と言えば、キー操作を記録してプレイの再現を行う機能と、クイックロード時にそのキー操作を適切な位置から上書きして記録続行できる機能の両方が揃っていることだ。もちろん、前者がなければ後者もへったくれもない。ところが、PCSX
recording のキー操作記録機能は、ネジコンに対応していない。ネジコンを使うことは可能だが、アナログ入力を使うとプレイが正しく再現出来ない。

 キー入力を記録する上で、デジタルかアナログかは無関係なはずであり、全く謎な仕様だ。なぜなら、アナログ入力と言っても内部ではデジタル数値化されており、あいまいさなど皆無だから。
 しかしそれを言い出したら、そもそも PCSX recording 以外のあらゆるエミュレーターがキー操作記録機能を持たないのが不思議である。極めて簡単に実装できるはずの機能だから。
 プレステの初期レースゲームでもモータートゥーングランプリ2や初代グランツーリスモはプレイを記録し再現する機能をゲームソフト自体が持っていた。もちろんネジコンを使っても問題無し。記録容量からして、キー入力値だけを記録しているのはまず間違いない。プレステというハードが、キー操作記録に対応できない特殊なものであるわけがない。

 それなのに、エミュレーターはどいつもこいつも対応していないのは、訳が分からない。
 実機の方がむしろCDアクセスに要する時間などがバラついてフレームずれが生じる可能性がある。しかしエミュレーターであればその部分を一定に調節することも可能だ。
 PCSX recording にお構いなしにネジコンを接続し、ランナバウト2をプレイしてみた。すると、BGMが途切れるシーンが多い。しかも、いざ走り出して少しすると、ハンドルを切ったとたんクルマが横転してしまった。ランナバウト2ではクルマが完全に横転することはないのだが、してしまう。明らかに内部処理が狂っている。
 諦めて、デジタルパッドを接続。

 普通の速度でプレイするならネジコンが使えないのは論外だが、スローやコマ送りを駆使するならデジタルの方が容易である可能性もある。デジタルパッドでもTASは作れるのではないか?
 そう考えたが、何とデジタルパッドでもクルマが横転した。ネジコンとかどうとか以前に、エミュレーターそのものがランナバウト2に対応できていない。これまで「最初から画面真っ暗で全く起動しない」のと「CDDAの再生位置が狂っている」以外の動作不良パターンは経験しなかったので新鮮だ。しかし、オリジナルの
PCSX はTAS製作に最終的に選択した優秀なエミュレーターであり、しかもランナバウト2は正常に動作する。それを元にした
PCSX recording がなぜ正常に動かないのかが分からない。

 いずれにしろ、PCSX recording はTAS製作に使えない。ゲームによっては使えるかもしれないが・・・

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

Comments

TrackBacks

Darkside(リンクエラー修正しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4