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2013年11月10日(日) 20:57

MAME-rr

 アーケードのTASは少ない。
 というのも、TAS製作に使用できるエミュレーターがない。

 カプコン系には良いエミュレーターがあるため、格闘ゲームに関しては結構TAS動画が出回っている。しかし、それ以外は非常に少ない。
 MAME-rr もTAS製作用としては完成度が低く、しかも最近は更新されていない。
 それでも、
・AVI作成
・ステートセーブ&ロード
・lua スクリプト
・メモリーサーチ
 など基本的な機能が備わっているだけ、自分で MAME から改造するよりは有利かもしれない。そう考えて、チェックしてみた。

 ところが、MAME には存在するのに MAME-rr には存在しない重要機能があった。それは、コマ送りである。
 コマ送りが出来ないエミュレーターでは、完成度の高いTASを作るのはまず不可能である。だから、アーケードTASは出回っていないのか。
 そもそも上記のようなTAS製作機能が揃っているくせに、コマ送りを意図的に
MAME から外して MAME-rr を作った。その事実が重要情報だ。どうやら、PAUSE
とかRECORDINGとかSTATESAVEなど基本的なTAS製作機能がやたら dsync の原因になるようなのだ。

 要するに、コマ送りなどあっても dsync 大量生産機能にしかならず、使い物にならないから外してあるのだと思われる。

 実際自分でもクラッシュローラーを使い、軽く追記2回ぐらいで試したのだが、クレジット投入しただけで
dsync して苦笑。
 こりゃ駄目だと諦めかけたところで、ある事実に気付いた。だったら、追記0回でTAS動画を作ればいいじゃないか。こう書くと、コマ送りすら存在しないエミュレーターでどうやって追記ゼロのTAS動画を作れるのか?と思うだろう。もちろん自分も最初はそう思ったが、ポイントは
lua である。どうやら MAME-rr の lua はそこそこ使えそうなのだ。
 だったら、lua に自動プレイさせれば良い。こっちはそれを眺めながら画面を録画する。

 lua における説明として、「TAS動画の製作を助けてくれますが、TAS動画を作ってくれるわけではありません」というのがある。
 要するに自分の企みというのは、lua にTAS動画を作ってもらおう、というものだ。
 これもまた、TAS製作経験があれば、不可能だと感じるだろう。鑑賞に耐えるTAS動画がスクリプト任せで完成するわけがない。だが、それもゲーム次第ではないか?

 自分がこんな荒唐無稽な閃きを得たのは、ミサイルコマンドの画面で思い出したのだ。そうだ、このゲームなら完全自動プレイが可能かもしれない!と。

 これは外国で人気のレトロゲームであり、つい最近に実機でのハイスコアが31年ぶりに更新されたとニュースになっていた。何と56時間も連続プレイを続けたそうだ。
 SPACE INVADERS の翌年、そしてファミコンの3年前である1980年において、こんなゲームを作ったATARIは凄いと感服する。任天堂の栄光と絡めてアタリショックという言葉が有名になり過ぎたせいで、ATARIは侮られがちである。しかし、ショックを起こしたのはそれ以前に名作を多く作っていたからに他なるまい。最初から駄作ばかりなら、ショックもへったくれもない。

 仮にエミュレーターがTAS製作に適していたとして、普通にミサイルコマンドのTASを製作するとしても
lua スクリプトを駆使して迎撃位置を計算させることになるだろう。だったら、全部を
lua に任せてもそれほど違いはない。
 もちろん追記不可能ということは、TASお得意の未来予知が使えないことを意味する。ミサイルが出現する前に出現ポイントに迎撃ミサイルを発射し、出現した瞬間に迎撃完了!みたいなプレイはできない。

 どこまで鑑賞に耐える動画が出来るものか、やってみないと分からない。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(1)] [TB(0)]

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Comments

『タイトルなし』

1年前の記事へのコメントになりますが、MAMErrでコマ送り出来ますよ、Frame Advanceです。
実際にそれで作って公開した事もあるのですが、まあ書いてある通りdsyncしまくるので全く実用的では無かったですね。

written by TMH

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