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2013年12月17日(火) 21:29

ロケットスタート

 グランプリのタイムアタックにおけるスタートテクニック。1回目の追突加速の基本が、これである。←予備知識がない場合は確認しておこう。
 人間がプレイする場合は、単に速いだけでなく確率が問題となる。そこで、少しでも再現性が上がるような手法が追求される。結果として出来上がったのが、一度右に行き過ぎてから少し左に戻すというスタート操作で、左右への移動はハンドルを使わず重心移動のみで行う。これで右隣のブルーファルコンが、網に引っ掛かったように相対位置ロックされ、容易にブロックできるようになる。
 この操作方法は、ミュート3の実機人力世界記録でもそのまんま行われている定石中の定石だ。

 これから最適化を追求するが、比較基準としてこの基本操作の精密な速さを調べるのが第一歩である。
 問題は、出足は悪いが速度が上がるため、暫く走ってるうちに速い遅いの逆転が生じるケースがあること。最速のスタート方法とされているやり方は、無駄な距離を走って最初のタイムをロスし、しかし速度を稼ぐことで最終的にプラスに転じさせている。
 メモリー内容を見ることにより、画面のスピード表示よりも細分化された正確な現在速度を知ることができる。また、自機の正確な座標も分かる。だが、厳密な得失は不明確な場合がある。全パターンの検索が事実上不可能なので、妥協は避けられない。

 まず、1回目の追突を最適化する。
 追突後少し先まで走った段階で、メモリーを確認する。ひとまず2”16あたりを基準に決める。2回目の追突が発生するのは通常もっと先なので、この段階では座標よりスピードの価値が大きい。

 現在のムービーファイルだと、画面にGo!! の表示が出るのが 67967 フレーム目となっている。
 続く 67968 フレームでもタイム表示が0で、67969 フレームでタイム表示が動く。

 アクセルBボタンを押しっ放しの場合、内部スピード値は 2047 まで上昇してそのままとなる。
 67966 フレームで値が落ち込み、その後はどんどん落ちる一方。それでもスタートと同時に表示は時速300キロを突破。一気にライバルカーの前に出られる。
 ここで特徴的なのは、減速中はBボタンを押そうが押すまいが減速パターンが同一という点。再加速が始まるまでは、Bボタンの入力は何の影響も持たない。

 ならば、スタート前に少しBボタンを放し、内部スピード値を 2047 から落としたらどうなるか?
 これがデジタル的で、少し落としても全く同じようにロケットスタートし、全く同じパターンで減速する。更に落とすと、突然通常の最速スタートになる。中間がない。
 つまり、スタート前のBボタンは押しっ放しで良い。Bボタンの抜き具合によって中間的な挙動があれば更に奥が深くなったのだろうが、それはTAS的な感想かもしれない。人間がプレイする前提だと、最速パターンが事実上再現不能であれば誰も最速を追及しなくなってしまう。
 現在の仕様は、大変な奥深さと最速追及の志気をくじかないバランスが両立しており、絶妙のゲームデザインだと思う。

 TAS的にも、何とか最速っぽいパターンが追求できそうだという点で助かる。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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