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2013年12月25日(水) 21:36

ヘアピン最速

 ダブル一点読み後の脱出は、ガードビームを僅かに削って飛び出す方が速いと思っていた。
 しかし、TASで比較すると、削らない方が速いと判明。

 その後も普通に、ダートを踏まず最短距離で最終ヘアピンを目指す。
 このヘアピンは初心者にとって最大の難関。TASにとっても相当な難関。実はダブル一点読み以上に厄介である。
 初代 F-ZERO の実機タイムアタックがまだ盛んだった時代すでに、イン側のダートを踏んだ方が速いという噂が出回っていた。しかし実際に試した者の全員が否定的だった。自分も試したが、普通にコーナーリングした方が速かった。そんな訳で仲間内ではガセネタとして忘れ去られたし、全国的な雑誌のタイムアタックでも攻略法として掲載されなかった。

 だがTAS的には確かに、ダートを踏んだ方が速い。

 まずは普通のコーナーリングを行い、ホームストレートの先に比較ポイントを設定。内部座標を記録しておく。
 ダートを踏むと大きく減速するため、目先は速くても長く走ると逆転される可能性あり。そこで、ダートを踏んでも478キロに戻るほど先の時点で比較する。最高速に復活した段階で時計も同一であれば、単純に座標が先行している方が速いと断定可能。実はこれも、どの程度アウト側に膨らむかという難題が絡むため、スムーズに第一コーナーに入れるような斜め走行ラインを取って比較せねばならない。
 しかしこれはTASによって正確な比較が可能になったというだけで、人力のみでタイムを競っていた時代も似たようなことが行われていた。それこそ人海戦術と証拠ビデオによって。

 ヘアピンの形状は走行ラインが非常にシビアになる形状に仕上げられており、TASでも僅かな狂いでどうにもならなくなる。
 アウト側のダートを掠めて入り、一瞬左に曲がる。そして一気に右へ。インのダートには欠け目があり、そこから突入しないと減速ロスが増える。

 そして、ダートとガードビームの隙間を通ることで減速ロスを減らす。見た目は地味だが、ターンしながらであるため非常に難しい。

 最後だけは、ガードビームに接触させるのが最も速い。これで旋回半径を小さくし、減速デメリットを上回る走行距離の短縮が得られる。最後以外は、接触厳禁。

 完全に成功させるのは、ダブル一点読みを完全に成功させるのと同等か、それ以上に難しい。それで稼げるのは、0.05秒程度と思われる。余りにハイリスク・ローリターンのため、人力実機プレイでは使用されない。連続キャプを眺めるとゲーム攻略本ぽいが、人間には無理。

 しかしTASの場合、確率が0ではなくリターンも0ではないなら、必ず実行せねばならない。
 1フレーム未満の調整なので、TASでも非常に苦労する。TASを見て人間がマネすれば、「なぜか速くならない」だろう。これ内部座標1ずれただけで、タイムロスが激増する。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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