Darkside(リンクエラー修正しました)

2014年1月14日(火) 21:11

ガードビームのケズり方

 初代 SFC F-ZERO のガチTASを製作するというのは、想像より遥かにヤバい作業だと分かって来た。

 まず、ヘアピンへの突入進路。
 これ1つで、タイムがかなり変化する。
 それも、折れ線走行で1フレームずつ調整したり重心移動を1フレーム単位で挿入するという微調整だけでは済まない。
 最終的にはクイックターンでインのガードビームに突っ込むのだが、このクイックターンの角度も影響する。

 クイックターンではアクセルを1フレームないし2フレームだけOFFするが、最も急角度で曲がれるOFFタイミングは決まっている。ところが、わざと最適を外してOFFにすると、曲がる角度は小さくなる。だが、その方がガードビームの形にフィットする場合があるのだ。これで当たり判定まで変わって来る。
 しかも、OFFタイミングを前にズラすか後にスラすかでも挙動が変わる。


2フレームOFFクイックターン 1フレームOFFクイックターン

 これなど重要な例で、アクセル瞬断を1フレームに減らすことで速度が1キロだけアップしている。
 クイックターンのタイミングの差により、瞬断2フレームの方がごく僅かだけ先行しているが、こんな差はアッという間にフッ飛ぶ。1フレームOFFの方が、自機がより右側を向いている。それだけヘアピンからの脱出で早期にターンが終了し、52”00時点では1フレーム以上の差になるのだ。
 瞬断を1フレームに減らすとターンの入りは曲がり難くなるため、ガードビーム突入時は2フレームOFFの方が、自機がより右側を向いている。それなのに、ガードビームをケズっているうちに逆転する。

 実機プレイしていて急旋回のためにガードビームをケズっていると、たまにガードビームに吸い付いて巻きつくように強烈に旋回できることがある。特定の角度と位置にピンポイントで入れると、頭文字Dのミゾ落としみたいな現象が発生するのだ。実機の人力ではかなりの運任せだったが、TASならば確実に再現させ「ねばならない」から大変。
 何度も強調している通り、1フレームというのはその手の微調整には大雑把過ぎる。離散的な位置の変化がそのピンポイントに入るよう調整するには、1フレーム未満の調整が必要になる。だから、折れ線走行だのアクセル抜くタイミングだの、あれこれ工夫と試行錯誤を行わねばあらない。部分的に最適化して喜んでいると、その状態からはどう調整しても次の最適パターンを実現できずにハマったりするのだ。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

Comments

TrackBacks

Darkside(リンクエラー修正しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4