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2016年7月23日(土) 20:37

次々に障害

 1周目と2周目の実際の走りが「種」に使えるとはいえ、いずれもSD最速化スクリプトとSD最長化スクリプトと手動試行錯誤が入り混じった入力である。パターン化されていない。
 2つの走りで実際に使用した入力を眺め、入力範囲と大雑把なパターンを読み取る。スクリプト任せとはいえ、127や129などキーとなる重要なハンドル値は存在する。ハンドル値の範囲もそれほど広くはない。それに基づき、スクリプトを設計。

 実行時間が短めになる類のスクリプトなので、通常より多くの走行を生成できるだろう。60万通り以上のパターンを試行するよう調整し、実行。そして、設定区間をSD持続させたまま完走したパターンが、約53万通り得られた。いつも通りデーターベースに放り込んで、SQL文を放つ。
 さすがに、2周目よりも速いパターンが出て来た。

 だが、その最速パターンを元にしてSD終了直後にシケインを突破させ、先に進めると遅いのだ。
 強力な走行パターンを幾つも取り出し、シケインを突破させる。片っ端から2周目に負ける。まるで、キツネに化かされているみたいだ。どこからどう見ても2周目より速いのに、続きを作ると2周目に負ける。
 自分で作ったのに、どうやってこの魔法のように速い2周目を製作できたのか分からない。だが、自分で思っていた以上に、2周目は強烈に最適化できているようだ。

 こうなったら、最速パターンではなく類似パターンだ。
 自作TASだから、2周目はムービー再生して座標や向きや速度などの詳細情報を確認できる。53万通りの中から、2周目に最も似たパターンを取り出す。改めて確認すると、2周目が速い理由が分かった。SDが終了して左ハンドルを切ると、そのままスッと自然に左コーナーの形状に沿って走行が続くのだ。SD終了時のパタメーターが絶好なのだ。

 類似パターンを使うことで、遂に2周目よりも速くなった。
 だが、それには犠牲を伴っている。SD終了後の最高速が、2周目より手前になるのだ。そのため、途中走行は2周目より速いものの、第2チェックポイントに向かう次のSD開始では、突入速度が2周目よりも遅くなる。
 それにより、SDの速度も遅くなる。

 第2チェックポイントを2周目よりも30分の1秒速く通過したが、時速3キロぐらい遅い。つまり、1%ぐらい遅い。
 第2チェックポイントを含むSDは、約100フレーム持続する。つまり、1フレームは遅くなる。60分の1秒。

 差し引きそれでもまだ速いものの、SD終了時の速度も2周目よりも遅いから、どんどん悪影響が後に残る。
 それをチャラにする最後のチャンスが、後半ヘアピンである。手前のSDは2周目も3周目も320キロは越えるから、終了後の最高速は、ほぼ最大まで回復する。そのまま無事に後半ヘアピンを突破できれば、優劣が消失すると期待できる。

 だが、この後半ヘアピンこそ天王山である。
 フレーム未満の罠が思い切り待ち構えていて、単純にエントリーが速いだけでは高速突破できない。これこそ類似パターンの選別が必要なのだが、1周目や2周目よりSDが時速3キロ遅いというのがネックになった。2周目は1周目と類似したパターンが存在したが、3周目には類似パターンが無い!

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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