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2013年4月25日(木) 21:29

ヒンジの誤算

 ポリカーボネイト製のヒンジを買って来たら、これが大誤算。無茶苦茶に硬くて動かせない。20センチ30センチある扉に使用して、その扉を途中位置で停止させておける前提なのか?と疑われる。
 悩んだが、現段階ではパチンコ玉を固定するという機能の実現のみ先行させることにした。

 硬すぎるヒンジとはいえ、溶接にも等しいアクリダインで接着すれば動かすことは可能。
 粘性の小さなシリコンオイルを流し込むと劇的に改善させそうだが、現状手持ちが行方不明。

 幅2センチの最小タイプだが、試作2号機には巨大過ぎる。ラジコン搭載を前提とした装置の開発では常に問題になるが、市販パーツの大半は大き過ぎて流用できない。ロボット用の超小型パーツが流通するようになって一部では改善されたが、そのまま使えるパーツは案外少なかったりする。

 余談だが、手製ロボットの製作者も自分も欲しいユニットで、適切な市販品が存在しないもの。その1つが超小型油圧装置である。ネットでヒットする超小型と称する油圧装置は、重さ7〜8キロある。マブチ280や380クラスの模型用モーターで動作し、全長2〜3センチの油圧ピストンを動かすシステム重量数百グラムの模型&ロボット用油圧装置。これ絶対、相当な需要がある。どこか作ってくれ。

 いい超小型油圧装置は、無砲塔戦車の姿勢制御に使える。やりたいことは、ほとんど小型ロボットと同じわけで。

 さて、接着したヒンジがパチンコ玉を押し込む部分には、ポリカーボネイト板の切れ端を積層接着。
 圧力による変形が大きいため、押し込み精度が甘くなる。よって本番ではボツだが、試験段階では使えると思う。コイル巻き部分にパチンコ玉がちょうど半分だけ突出するようになるまで、2ミリと1ミリと0.5ミリを積む。合計7.5ミリでまずまずだ。
 アクリダインによる接着では、接着面太りが無い。単純な足し算通りの厚みが得られる。

 本来なら押し込んだ後に固定せねばならないが、皮肉にもその必要がない。ヒンジが余りにも硬いため、放置したままでも戻らない。種々の追加ギミックの組み込み試作ができなくなっている代わりに、当面の実験を先に進めるだけなら早々に可能となった。正確な位置にパチンコ玉を固定できないと、発射実験でデーターを取れない。
 ちなみにこの状態からヒンジを押し込むと、突出部分がチャンバーの縁に干渉しそうになる。現状で0.1ミリの余裕があるかどうかというギリギリさである。これも組み立て前はちょっとした盲点で、油断だった。

 ヒンジを固定しなくても良くなったが、押し込んだヒンジを開くのがまた一苦労。せっかく元込めになっているのに、ヒンジを閉じたままパチンコ玉を先込めするのが最も楽という皮肉な仕上がりになった。楽なばかりか誤差が生じ難いので、試験データを取るには向いている。とはいえ先込めでは自動装填できないので、本番用はしっかり元込め機構にせねばならない。

written by higashino [コイルガン戦車S] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(2)] [TB(0)]

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Comments

『超小型油圧装置』

数年前からBB戦車愛好会を拝見していた者です。
2年前の記事へのコメントですみません・・・

注射器+ラジコン用燃料ポンプで油圧装置を構成する、というのはどうでしょうか?

注射器はシリンダやピストンを金属パイプや金属棒で補強したり交換したりすれば
吐出圧力を高められそうですし

ラジコン用燃料ポンプは380クラスあたりの数ボルト駆動DCモータを使用し、10~20cc/秒程度の吐出量があり、
しかもギアポンプ等を採用していて逆転すれば吸引が可能な製品が多いので、
改造すれば強力な圧力源として使えそうです

何より、注射器もラジコン用燃料ポンプも市販の油圧装置の構成部品より
はるかに小型軽量かつ安価に入手できるので
スペースの少ないラジコン戦車に使えそうだと思ったのですが・・・

written by 通りすがりの青二才

『ニーズは確実にあり』

超小型油圧装置は相当な潜在需要があると思うんですがねえ。特に最近はロボットも流行っているわけで。
100〜200グラムの模型用超小型油圧装置どこか市販してくれないかなあ。

written by IDK

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