Darkside(リンクエラー修正しました)

2018年7月8日(日) 20:07

3速変速機

 タミヤのカスタマーサポートから、ギアボックスのパーツが届いた。
 2セット分で、送料コミ21358円。案の定、先日の計算より若干高くなっているが、危惧したほどではない。もちろん、ボールベアリング化のコストは別だ。
 タミヤも昔のギアボックスは、物理的にベアリング化困難だった。しかしこのギアボックスは、ボールベアリングの代わりに金属リングを使用して組み立てるようになっている。だから、その金属リングを置換するだけで簡単にボールベアリング化できる。

 構造的には、シャフトと独立して自由回転する歯車が3つあり、クラッチをどの歯車に押し当てるかでシャフトと同期する歯車を選択し変速を実現する。
 自作構想では、クラッチと歯車の合体は摩擦によって行うつもりだった。その場合、摩擦源となる物質に何を選択するか、およびその物質の耐久性が問題となる。タミヤは、摩擦ではなく突起と凹みの噛み合わせによって合体させている。

 クラッチ側面に突起があり、歯車側面には凹んだミゾがある。ミゾは円弧を描いて細長くなっているため、回転90度分ていどのアソビがある。それにより、合体し易くなっている。このような加工は、自作では難しい。
 3Dプリンターなら自作も可能に思えるが、必要となる性質に応じて明らかにプラスチックの質を変えてある。3Dプリンターで、そこまでフォローできるものだろうか。また、実用的な歯車を製作できるほど、パーソナル3Dプリンターの性能は上がっているのだろうか。

 それはともかく、タミヤでも実現できていないのがクラッチとそれを動かすアームとの接触。クラッチはシャフトに同期して回転する一方、アームは回転しない。だから、走行中はアームとクラッチがこすれ合う。加わる力は小さいが、アームをスライドさせてクラッチをスライドさせようとする場合は、大きな摩擦力は発生する。
 だから、自作構想では「スラストベアリングまで必要なのか、面倒くさ〜!」だった。タミヤはスラストベアリングまでは用意せず、グリス頼り。


 スラストベアリングは馬鹿にならない幅を必要とするため、3速ギアボックスをマジメに処理すると横幅が大きく増大してしまう。タミヤの妥協は、現実には仕方が無いと言える。ただし、ギアボックス内に異物が侵入した場合のダメージが大きい。
 やはりこのギアボックスは、密閉必須でありAパーツも必須だ。

 モーターは、タミヤのセンサーあり15.5Tである。放熱器の邪魔になりそうなのでシールを剥がしたら、VOIDマークが出て来た。たぶん分解禁止レギュレーション絡みだろう。別に、タミヤのレースにエントリーする訳じゃないので、どうでもいい。
 旧来のブラシありモーターの場合、クローラー専用60Tなんてものが売られている。大トルク低速回転に特化している。残念ながら、ブラシレスモーターはまだそこまで製品にバリエーションが無い。あったとしても、変速機に適合するかどうかは別の問題だ。

 モーターと接する歯車は、スリッパークラッチになっている。異常な負荷が加わった場合、回転がスリップしてモーターやギアボックスを保護する。その代わり、シャフトが突出しており実装空間を余分に必要とする。

 ひとまず、2セットを仮組みした。
 これで、構想を煮詰める。恐らく、使い物になる。

 本来の組み立て手順だと、このあと変速シャフトの先端に更に部品を取り付ける。しかしそれを取り付けると、正面カバーが外せなくなりモーターの調整や注油ができなくなる。
 本来のキットの場合、それで良いのだろうか?
 自作の場合は、適当に回避策を取る。

 ドリル戦車の構想では、この2セットのギアボックスを互い違いに配置し、起動輪のためのファイナルギアだけ追加する。本来のキットでも、このギアボックスが車輪をそのまま回すのではなくデフギアを介する。
 デフギアも減速歯車となっているため、仮にこのギアボックスに起動輪を直結できたとしてもギア比が低過ぎる。

 無事に組み立てできたので、先日のパーツ一覧で足りることが確認できた。

written by higashino [ドリル戦車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

Comments

TrackBacks

Darkside(リンクエラー修正しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4