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2018年7月15日(日) 20:43

吸い取り線

 いよいよ本丸たるブラシレスモーター制御を試験すべく、ドライバーを製作する。
 dsPIC は制御信号を出力することができるが、実際にモーターを動かすにはFETやゲートドライバーが必須だ。

 ゲートドライバーは、例の本を参考に LM5101A を採用。
 ドライブ電流最大3Aで、制御信号がTTLレベルすなわち3.3V系マイコン直結可能。
 ただし、最近の有用素子の例に漏れず、DIPパッケージが存在しない。表面実装品しかない。ピッチ1.27ミリはマシな方だが、いちおう変換基板にハンダ付けする。

 ピッチ0.65ミリの更に小さなタイプは、腹に放熱部が存在しそこに放熱体をハンダ付けすることが推奨されている。しかし、1.27ミリのパッケージは、特別な放熱部は無い。

 表面実装品をハンダ付けする場合、ハンダブリッジお構い無しにハンダ付けを済ませて、ハンダ吸い取り線でブリッジ部分を除去するという手法が定番だ。
 しかし、在庫のハンダ吸い取り線(右)だと、どうやっても無理。そう、在庫が存在するのは理由があって、使い物にならないから減らないのだ。

 止むを得ず、いつもの吸い取り線(左)を買いに行く。幅1.5ミリという最も細い吸い取り線を使い、先端を押し当てるとほぐれて広がる。広がっただけ薄くなり、熱が伝わり易くなる。これで、ようやく吸い取り可能になる。

 LM5101A 自体はハイサイド電位100Vまでしか対応していないが、それだけあれば十分過ぎる。
 それより、チャージポンプ用のコンデンサーを適正に選ぶのが大変だ。いっそハイサイドには絶縁型DC-DCを接続すれば、と以前考えたが、良く考えると3相すべてに独立したDC-DCコンバーターが必要になる。更に、ローサイドも12Vは欲しいのでDC-DCが必要。つまり、モーター1つにDC-DCコンバーターが4つも必要になる。戦車だから左右あって、合計8つ。さすがにそれは、二の足を踏む。

 FETに関しては秋月だけ見ていると適切なものが無いが、もっと世の中広く探せば耐圧40Vの超強力なものが存在した。
 IRL7472L1TRPBF という奴で、正真正銘の化け物である。ゲート操作10Vで、オン抵抗が最大0.45ミリオーム。耐電流375A、パルス耐電流1500A。これなら、並列接続せずに十分な性能。つまり、モーター1個あたり6個使用すれば済む。左右で12個。価格は1個400円なので、FET費用が想定より遥かに安く済む。

 現在までの経験から、FETはどんどん高性能化が進んでいるのを感じる。つまり、これは凄い!と買い溜めするのは下策。必要になるたびに、その時点での最新鋭のFETを選定し購入するのが正しい。
 だから、予備2個を確保し最小限の14個しか注文しなかった。

written by higashino [ドリル戦車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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