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2020年5月15日(金) 21:07

阻止できない

 外付け部品の定数を変更するとか、ノイズフィルターを追加するとか、比較的単純な対策で何とかなる予想はある。絶縁型DCコンバーターと三端子レギュレーターでノイズ増幅はノーマル事象ではなく、言い方は悪いが「運が悪い」せいだと思われるからだ。
 ただし、単純な対策で何とかなれば良い、というものでもない。5V不安定は確実にマイコンをハングアップさせ、それはレーザー銃が停止しなくなるという意味である。致命的だ。何らかのパーツを交換あるいは追加して症状が収まっても、そのパーツ1つが故障したらマイコン暴走レーザー銃暴発・・・というのは論外だ。

 パーツ2つが故障したらヤバいとしても、せめてパーツ1つの故障では動作に支障が出ないようにすべきである。

 そこで、2通りの手法を試す。
1)現在の制御用電源基板に手を加え、5V安定化を実現する。
2)全く別のDCコンバーターを使用し、新たな制御用電源基板を作る。

 皮算用としては、2)で正常動作を確認し、1)で安定化に寄与したパーツを、更に2)に追加する。そうして強化した2)を、正式採用する。

 まずは、村田製作所のノイズフィルター BNX022-01 である。秋月で買える品。

 Sタンクでは全く効果が無かったが、Sタンクで絶大な威力を発揮した三端子レギュレーターが今回全く効いていない。Sタンクとは明らかにノイズの特性が異なるので、Sタンクで駄目だったコイツが今度は効くかもしれない。そう考えての登板だ。

 DCコンバーター入力側の電源ラインに、挿入する。

 主電源に取り付け、実験開始。

 残念なことに、症状ほど改善無し。挿入前と同様に、マイコンは暴走した。

 マイコン用5V電源の、オシロ観察結果。25KHzぐらいのノイズが目立つ。

 主電源の消費電流が大きくなると、ノイズ周波数は10KHz以下になり、振幅が拡大。こうなると、マイコンが正常に動作できる訳がない。

 DCコンバーターの12V出力時点で、明白にノイズが出ている。ただし、振幅は5Vよりむしろ小さめ。三端子レギュレーターが、共振みたいなことになっている。

 ノイズフィルターを通る前から、33V電源にノイズが乗っている。ノイズの振幅そのままに絶縁型DCコンバーターを通過し、三端子レギュレーターを通過し、最終的な電圧が低くなったぶん相対的にノイズが大きくなった・・・みたいな訳分からないことになっている。
 ノイズフィルターも、DCコンバーターのトランスも、そして三端子レギュレーターも、すべてがノイズに対して無力。

 オシロはパソコンに接続するタイプなので、商用電源を介して見た目だけノイズが乗っている可能性はある。だが、このノイズが見た目に過ぎないのだとすれば、マイコンは暴走しないはずだ。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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