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2020年6月23日(火) 21:12

光ファイバーは地獄

 共振器は大量の熱伝導グリスを使用していたことから、跡地の清掃が大変。
 出っ張りも解消させて平面を出し、落ち着いたら今度は接続チューブに細いチューブを通す。

 レーザー銃の本体は、パーツ実装を合計4面に分割配置する。4つ積み重ねると、30×30×20センチぐらいの箱型になる。
 面が異なるパーツ同士を光ファイバーで接続する場合、光ファイバーの保護が問題となる。メタル線のように、手軽に配線できないのだ。そこで、面と面を結ぶ接続チューブの中に光ファイバーを通す。

 接続チューブは金属コイルを樹脂で覆ったもので、内面は金属コイルだから光ファイバーを傷付ける可能性がある。そこで更にプラスチックの細いチェーブを通し、光ファイバーはその中に通す。
 プラスチックの細いチェーブが抜けないよう、端にマスキングテープを巻いておく。

 光ファイバーを引き回す上で、共振器から束ねて出ている光ファイバーを分離せねばならない。
 励起用レーザーダイオードと接続すべき9本と、謎の余剰9本だ。

 ところが根元付近は18本まとめてプラスチックチューブで保護されている。これを分離したければ、チューブを取り除かねばならない。具体的にはチューブを縦に切り裂いて、光ファイバーを外して行く。
 この作業で、光ファイバーを傷付けたら一巻の終わりである。接続し直したくても、根元まで長さが無いため、融着作業できない。

 すべてを失うリスクを犯しつつチューブを切り裂く作業は、凄まじい精神的負担となる。爆弾を解体している気分。

 チューブにラジオペンチの先端を挿し込み、光ファイバーを誤って咥えてしまうリスクを減らすべく0.5〜1ミリずつ切り裂いて行く。

 気の遠くなる作業を繰り返し、何とか無事に2本のチューブを根元付近まで取り除くことができた。
 光ファイバーは、地獄だ。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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