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2020年6月24日(水) 21:00

やはり地獄だ

 チューブの中に、光ファイバーを無事通すことができた。

 融着に必要な長さは何とかなりそうだが、それほど余裕がある訳じゃない。破損に神経を使うのは、相変わらず。

 頑張って融着接続機に光ファイバーをセットするが、やはり自動調芯中にフォーカスエラーが出る。

 SM(シングルモード)ではなくMM(マルチモード)を指定しても、症状は変わらない。

 実際にはダブルクラッドファイバーなのだが、そういう選択メニューはない。基本的に、この融着接続機は通信用光ファイバーを対象としている。レーザー加工用ではない。
 通信用の場合、MMはコア50ミクロンが標準である。しかし、レーザー加工機の場合は100ミクロン以上あるのが普通。それにより、コアの見た目太さが適切な範囲内に無いと判定される確率が高くなるのだろう。

 だとすると、どうしようもない。

 試しに、マニュアルモードに切り替えて強制融着してみる。

 縦筋が融着部分に視認できて、ベストな仕上がりではない。更に、接続検査中にもフォーカスエラーが出て、結果が表示されないのもお馴染み。

 見た目の仕上がりはそれなりなので、このままOKにしてしまおうか?との誘惑に駆られる。だが、あっさり引きちぎられてしまい、誘惑に負ける可能性が無くなった。

 融着接続機は、融着後に光ファイバーを適切な張力で引っ張るようになっている。融着不良の場合、適切な張力にも耐えられず切れてしまう。

 融着をやり直すと、光ファイバーは4センチていど短くなる。作業できないほど短くなったら、やり直せなくなる。数回のやり直しは可能だが余裕は少ないので、引きちぎられたそのままの状態で、融着を試す。

 最初のファイバー検査で、あっさり却下された。そりゃそうだ。

 リトライしているうちに、何のエラーも無しに自動融着が通った。

 さすがに切断面ボロボロのまま実行したので、推定損失は非常にでかい。もちろん、採用不可だ。最初から採用する気もなく、試していたんだけど。

 しかし、融着成功までの道が大変だと再認識できた。励起用LD光ファイバーの融着は9本×2に過ぎないのだが、無事に完了させるのは容易じゃない。
 光ファイバーは、地獄だ。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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