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2020年6月29日(月) 21:16

パラダイムシフト

 行き詰ったので、この勢いで従来の融着接続機も分解修理に挑戦しようと考えた。だが、気になった。分解の前に、清掃だろう。

 清掃など、これまで散々やっている。だがそれは、光ファイバーをセットする部分が中心である。それ以外は、ブロワーを使うていど。

 だが、新しい融着接続機をトリセツに従って清掃しただけで、見る目が変わった。
 まず、新しい方と同様に対物レンズが目に付く。このレンズは、清掃すべきだ。ブロワーしか使っていなかったが、綿棒とクリーニング液の出番である。
 それ以上に問題なのは、左のカバーに隠れているミラーだ。

 このミラーの存在は最初から気付いていたが、殆ど意識しなかった。だが、新しい融着接続機で光源からミラーそして対物レンズを経てまたミラーという光路を経験したことにより、ここも見る目が変わった。
 光源がこのカバーの奥に設置されていて、それがこの隠れたミラーで反射され導かれているのでは?

 光源に関しては、「どこか見えにくい場所に設置されているのだろう」ぐらいにしか意識しておらず、追求していなかった。だから、カバーにかなり隠れたこのミラーが汚れているのを見ても、気にしなかったのだ。
 しかし新しい融着接続機の清掃後に見ると、なぜこのミラーの汚れを気にしなかったのか?自分でも謎でしかない。後知恵とは、恐ろしいものだ。

 仮にインフラ企業が事故を起こし、原因がこのミラーの汚れを清掃していなかったから・・・となったらネット上では叩きまくられるだろう。傍目からすれば、この汚れを放置していたなんて信じられないバカでしかない。だが、必要な情報が得られなければ、そういうものなのだ。 

 類似機種のトリセツが入手できて情報が増えたことと、類似機種を分解したことで光ファイバー観察光学系の理解ができたこと。それによって、このミラーの汚れを放置してはならないと見抜ける目が養われたのだ。

 清掃後に試験融着すると、スムーズに進行する。

 画面表示は大して変わっていないように感じるが、あれほど出まくったフォーカスエラーは出ない。それ以外のエラーも、出ない。

 あっさり融着は成功し、ノーエラーのまま推定損失まで出た。

 ミラーを清掃したら、不具合が直った。

 これなら新しい融着接続機を買う必要は無かったように感じるが、前術のとおりである。仮に買っていなければ、ミラーが悪いと気付けなかっただろう。新しい融着接続機を買ったから、古い融着接続機を「修理」できたのである。

 古い方はファイバーホルダーを使用しないため、素のままファイバーを取り付けても圧倒的な安定感がある。左右のVミゾの間隔が狭いのも、位置ズレを起こし難い信頼性と感じられる。
 ほんと、新しい融着接続機を買ったことでパラダイムシフトが起きた。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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