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2013年8月10日(土) 17:59

人口爆発

 人口がどんどん増えて、地球では養え切れなくなったとしよう。そこで宇宙に出て行ってみる。
 だが、それでも人口が増え続けたらどうなるか?
 地球外では生活空間を確保するコストが激増するので、人口増加に追いつかなくなって悲惨な結末を迎えるのではないか?
 そういう想像で不安を覚えたことが、昔はあった。

 しかし、今ではそんな心配はしていない。
 なぜなら、人口増加はそのうち止まるからだ。現実に日本の人口は減少に転じているし、多くの政治家や社会的有力者が人口を増やしたいと考えているにも関わらず、減少が止まる見込みはない。
 その原因を考えると、日本以外の国も次々といずれ人口減少に転じるのは確実と思われる。少なくとも、延々と人口爆発し続けることはないだろう。
 文明が成熟すると、人口は増加しなくなる。

 仮に不老不死が実現しても同様で、人口爆発は起きないだろう。
 不慮の破滅的な事故以外で死ななくなり、平均寿命が数百万年になったとしよう。
 そのような社会では、子供を作るのが100万年に1回とかになるだろう。そうやってバランスが取れ、人口は増えないだろう。
 地球という閉じた系だけでは人類の存続に支障が生じる可能性がある。だが、それで宇宙進出が必然になったとしても、地球近傍のスペースコロニーや月火星あたりまで殖民すれば充分であり、そこから先に多くの人類が進出する必要は生じないと思われる。無人の宇宙開発はまた別だが。

 人類以外に知的生命体が居ても、同様の事情である可能性は高いと思う。
 どこかに凶暴で好戦的な宇宙人がいて、無限に人口爆発して無制限に宇宙進出して、いずれ太陽系も・・・などという悪夢も心配しなくて良いだろう。
 みんな母恒星系からは出てこない。出るための膨大なコストを正当化するような動機が存在しない。

written by higashino [科学コラム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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