Darkside(リンクエラー修正しました)

2019年12月1日(日) 21:33

温度センサー

 温度センサーは放熱板中央に塗り込めてしまうので、その前に動作確認せねばならない。過去に実績があるセンサーだが、使うのは久しぶりだし組み立てミスがあるかもしれない。

 5V安定化電源を接続し、出力電位を計測。10倍スケールにしているので、実際は171ミリボルトである。すなわち、気温17度ぐらい。ほぼ合っている。
 センサー部分を指で摘むと、値が上昇。良い感じだ。反応速度は遅いとされているが、追随は1秒オーダー。過熱監視用としては、充分だ。このセンサーの魅力は、必要最小限の機能性能を、最小限のパーツで得られる点にある。

 GND電極に、各種配線のGNDをハンダ付け。

 この作業が、決定的に大変。太い配線が多いしGND電極も大型銅板で熱が逃げる。充分に加熱せねば正常にハンダ付けできないし、充分に加熱すれば余計な部分まで溶ける。更に、近接パーツと干渉しないよう配線を引き出さねばならない。
 特にバッテリー配線は大電流なので、いい加減なハンダ付けを行えば性能に直接響く。

 太くない配線とコネクターは、旧版そのまま流用した。切り取ることで2センチほど短くなるが、元が長めなので何とかなると判断。新配線と新コネクターを組み立てる手間を考えると、配線長が足りる方に賭けることは可能と考えた。
 仮に配線が短過ぎるってことになったら、継ぎ足しもやむを得ない。

 熱伝導の良い接着剤は、導電性があるものと相場が決まっている。熱を通すが電気を通さないという物質はレアであり、更に接着剤という条件まで加われば絶望だ。
 しかし、絶縁を必要としない場所であれば、心置きなく熱伝導の良い接着剤を使用できる。

 具体的には、温度センサーの取り付け。センサーは絶縁性パッケージなので、接着剤に導電性があっても問題ない。ただしセンサーの端子が短絡しては困るので、使用量は最小限に留める必要がある。
 もともと高価な接着剤であり、1グラム×2しかない。そこで、米粒数個分ずつの少量を混合。だが、これが失敗だった。熱伝導の良いカラクリは、金属粉末を大量に練り込んでいるようだ。そのため、恐ろしく粘性が高く、コナっぽい。普通のエポキシのように滑らかに混合するのが、至難である。ましてそれが、少量ともなれば。更にエポキシのくせに、2剤の色が殆ど同じ。そのため、充分に混合できたかどうか分からない。

 普通のエポキシは2剤の色が変えてあり、混合度合いを視認できる。だがこのエポキシは恐らく熱伝導優先で、体積の殆どが金属粉なのだろう。2剤に色の差を付けられないほどの、高割合で。
 ここに至り、なぜ熱伝導の中途半端なタイプも販売されているのかを理解した。これは限界まで金属粉を多量配合したタイプで、使い勝手は最悪ということだ。だから使い勝手を考慮し、熱伝導と金属粉割合を妥協したタイプも用意されている。

 結論から言って混合は不十分に終わり、全く硬化してくれなかった。接着失敗。
 大量使用に適したケースで、再登場させるとしよう。

written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

Comments

TrackBacks

Darkside(リンクエラー修正しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4