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2026年2月13日(金) 21:55

駄目元の暴挙で確認

 ホップアップ無しのオリジナル APS-3 では、チャンバーパッキンが全周にある。そのため、BB弾はバレルの中央に保持される。これに対しホップアップ窓がある場合、BB弾はバレルの底に接地した状態で保持される。これは、加速中にBB弾がバレル内壁に接触する頻度に影響するのではなかろうか?
 しかも APS-3 はバレル内径が6.12ミリもあるルーズバレルで、内壁に接触する前に射出する設計のようだ。

 せめて、BB弾の保持位置は中央に近づけたい。
 内径6.01ミリの場合、BB弾が5.95ミリ標準なので僅か0.03ミリだけ浮かせる必要がある。これを正確に工作するのは不可能に近く、ハンダメッキが現実的だ。すなわち、ホップ窓の下にハンダメッキする。テフロンコーティングされているTNバレルにハンダ付けは困難なので、PDIバレルで試してみよう。失敗してもどうせ、最終的にバレル内径6.03ミリを使いたい気分なので別にいい。
 内径6.01ミリが不利という雰囲気は今のところないのだが、理論上はBB弾の直径誤差や汚れの影響を大きく受ける。

 パッケージングされたBB弾を手などに触れさせず射撃本番のチャンバーまで送り込むのはまず無理。弾倉に埃が付着しているのも当たり前。タイト過ぎるバレルはそこで不利になる。いっぽう初速は上がるので、むしろ初速調整で内径を決めるってのもアリだ。もっとも、マルイ用バレルが使い物になるなら、バレル長の選択肢も増えて相当に自由度が出る。

 ともあれ、試す。ハンダメッキ後に6ミリドリルでバリ取りし、更に中央に何発も撃ち込んでバリ取り続行。期待していなかったのに、これが意外に集弾良好で驚く。
 しかし、その後続いて左右に12発ずつ撃ったら、これまでよりかなり左右に散らばってしまう。残念ながら、悪化している。少なくとも、良くなったとは言えない。

 たぶん駄目だろうと思っていたことが、実際に駄目だった。そしてここまでの情報で、集弾性を上げるためのポイントも絞られて来た。
 最近やっていないようだが、以前はエアソフトガンの究極命中精度を追求するイベントが行われていたようだ。体育館を借りて室内無風30メートルで、どこまで集弾性を高められるか?
 どうも、30メートルで10センチ前後のグルーピングが現在の銃刀法に違反しないパワーでは
限界っぽい。

 これは、実のところ非常に貴重な情報である。例えば銃身長30センチの場合、直径1ミリの割合でズレが発生している。
 現在のエアガンはバレル内径が6.08ミリ・BB弾直径5.95ミリが標準である。6.08ミリより内径が小さいのがタイトバレル、大きいのがルーズバレルという感じ。いずれにしろ、隙間は標準で0.13ミリしかない。ルーズバレルに小さいBB弾が組み合わさっても、1ミリに近づくなどありえない。すなわち、着弾がバラつくのはBB弾とバレルに隙間があるからではない。
 どう考えてもBB弾はバレル内壁に何度も接触して跳ね返りつつ加速されている。そして銃口から典型的には数センチのところで最後の内壁反射して射出されている。実際、フライヤーの大半は発射直後から向きが狂っている。中には正面付近に発射されながら変化球になって大きく外れるフライヤーもあるが、それが多発するようであればチャンバーパッキンが正しくセットできているか確認すべきだ。

written by higashino [人間用エアガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2026年2月12日(木) 20:42

大同小異

 左が東京マルイ対応のインナーバレル。右がマルゼン対応のインナーバレル。
 ホップアップ穴の形状や位置が違う。しかし、それほど大きく違っていない。

 インナーバレル根元をチャンバーパッキンだけで保持することで、命中精度はほとんど変化が見られない。しかし、簡単にインナーバレルを交換できるようになる。

 マルゼン同士でPDIバレルとTNバレルを比較するだけでなく、ラジコン機動戦闘車用の東京マルイP90対応バレルも突っ込むことができる。実際はノズルとの間合いを調整する必要があるが、それは後から幾らでも可能だ。

 P90用バレルを突っ込んだ APS-3 は、銃口ならの突出がかなり長くなる。しかし、案外普通だ。

 このままだとホップ穴の位置がズレてるので遠射できないが、室内4メートルチェックは十分に可能。初速も、特に落ちていない。

 左から、マルゼンPDIの内径6.01ミリ。マルゼンTNの内径6.05ミリ。マルイPDIの内径6.03ミリ。

 12発のグルーピングは、似たりよったりだ。きっちりとホップ周りを調整すれば、P90も20メートルで13センチにはまとまりそうな雰囲気である。
 しょうじきこの路線であれこれ試しても、マルイ電動エアガンと大同小異な命中精度しか出ない気がする。ならば、普通じゃないことをあれこれ試してみたい。

 10メートル以内の近距離は、それこそAPSカップ参加者などが命中精度アップの研究やりまくってる。
 30メートル40メートルの遠距離は、サバイバルゲーマーが、マンターゲットサイズを対象に試行錯誤しまくっている。
 問題は20〜30メートルで空き缶などを狙い撃ちする中距離プリンキングで、ここは調べている者が少ない。

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2026年2月11日(水) 20:43

命中精度の謎

 結果として、20メートル30発のグルーピングが13センチへと大幅に改善された。しかし、事はそれほど単純ではない。

 最初にホップ調整を兼ねて試射を始めたところ、B5用紙をバンバン外すどうしようもない状態だったのだ。
 その場で銃口側の保持を行うOリングを細いものに交換し、保持を非常に緩くした。というよりほとんど固定されいない状態に変えると、ようやくサイト調整可能レベルの集弾性へと改善された。
 この結果は微妙なバランスの上に成立したもので、分解組み立てを行ったとき再現性あるかどうか怪しい。

 また、周辺に外れているようなBB弾は、撃った直後に向きがおかしいことを視認できるような状態で、明白に銃のせいで外れたと言えるようなものが多い。
 そこそこ集弾しているが、体感性能は良くない。少なくとも、20メートル離れた空き缶を狙い撃った場合、なかなかヒットしないという感想になる。

 集弾が改善されたような先の結果は、銃口側を極めて軽くしか固定していない。ここで思い起こされるのが、ノーマル APS-3 である。
 ノーマル APS-3 は、バレル先端とポンプ先端が結合されていない。剛性確保にため結合した方が良さそうに感じるし、フロンティアにしろ蔵前工房にしろ、カスタムフレームは結合型である。しかし、純正が非結合なのには理由があるのかもしれない。

 銃口側をガッチリ固定するのは、必ずしも命中精度を改善しないのかもしれない。

 そこで逆に、チャンバー側の固定金具を外してみた。インナーバレルは、チャンバーパッキンと銃口Oリングで支持される。これにより、インナーバレルの向く方向は成り行き任せとなり、銃口側Oリングには殆ど力が加わらなくなる。

 室内4メートルで試射したところ、良くも悪くもなっていない。代わり映えしない着弾パターンが出現。

 しばしば1センチぐらいズレる着弾がある。
 4メートルで2センチにしかまとまらないようでは、20メートルのグルーピングは推して知るべしだろう。たったの4メートルでも、ノーマル APS-3 より集弾性に劣ることは明白に分かる。

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2026年2月10日(火) 20:11

室内試射で試行錯誤

 APS-3 をホップアップ化したら、明白に命中精度が悪化した。近距離ならホップアップ無しの方が命中精度は上という、これまで言われていたことを追認する結果となった。だが、その言い方は正確ではない。なぜなら、ホップアップ化した APS-3 のホップ調整を最弱にしてホップアップが掛からない状態にしても命中精度は向上しないのだ。
 つまり悪いのはホップアップではなく、ホップアップ窓だろう。

 単純な筒のインナーバレルより、横穴の空いたインナーバレルの命中精度が悪い。そういう話だと思われる。

 うちの家では射程4メートルしか確保できないが、それでもフライヤーが出ているかどうかの判別ぐらいは可能だ。明らかにヒューマンエラーを超えた外れ方ってのは分かる。

 近距離でのバラツキを見るという分かりにくい方法ではあるが、内径6.05ミリでテフロンコーティングされたTNバレルは、内径6.01ミリのPDIバレルより不安定な感じがする。
 少なくとも、顕著な差は見られない。

 そして大差ないのであれば、タイトバレルの方がパワーを稼げるので有利。
 APS-3 はポンプ式なので、スプリング式のようにスプリング交換でパワーアップなんてことはできない。

 外径8ミリ用のインバーバレル根元固定金具は、短く切り詰めることにより外径8.5ミリのPDIバレルに使用可能だと気づく。PDIバレルのチャンバー付近は外径8ミリに細まっているからだ。

 外径を8.5ミリに揃えるため塗ったエポキシを剥がして、試してみる。心持ち良い感じがする。

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2026年2月9日(月) 22:45

ホップアップ化の意味がない

 10メートルからB5用紙に30発撃ってみた。
 プリンキングにおける機動力と射撃安定のバランスを取り、尻を地面に付けないしゃがみ姿勢から両手保持による射撃。

 グルーピングは65ミリ。

 百発百中ではないが空き缶に「ほぼ必中」と言うことはできる。

 ただ、このグルーピングはラジコン機動戦闘車搭載用のP90改エアガンと同等であり、APS-3 のアドバンテージはない。

 20メートルから30発のグルーピングは19センチぐらい。いちおう30発すべて紙への着弾音がした。さすがに、20メートルでB5用紙は外さない。
 それでも、これもまたP90改と同レベルに過ぎない。

 まあP90より小型軽量でありながら、P90と同様のパワーと命中精度がある・・・と書けば優れているのだが、満足できる精度ではない。少なくとも、APS-3 をわざわざホップアップ化した意味があるとは言い難い。
 このグルーピングでは何発か撃たないと空き缶にはヒットしないし、まして30メートルなら絶望的。20メートルなら、ノーマル APS-3 に仰角を掛けて狙い撃ちする方がまだ楽しめるかもしれない。

 いちおう射撃結果の紙は保存しておく。そこらの電動ガンなみのグルーピングであり、比較基準には良い塩梅なのだ。

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