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2024年2月29日(木) 21:40
10V単位の派手なサージが入っていると思ったら、意外に振幅は小さい。実際、さもなければ受信基盤はじめマトモに動いていないだろう。コンデンサー充電器の制御 dsPIC 含め、異常動作しているのは主電源基盤だけなのだ。
波形からして、フェライトコアで対策できそうに感じる。既に、電源ラインのフェライトコアが、不完全ながらある程度の効果がありそうと判明している。
ならば、水際に強力なフェアイトコアを設置してみよう。
普通の配線は被覆が厚いので、巻き数を増やせない。そこで、エナメル線を使用。導体直径0.6ミリでも、2〜3アンペアなら常用できる。
これを、主電源基盤のローパワー系入力側(7.4V系)に設置。サージパルスを一括して阻止する。
リセットしまくるPICは、サージ阻止後のラジコンバテリー電源(7.4V系)を、更に三端子レギュレーターに通した後の5Vで動作する。
インダクターと合わせた強力なローパスで、サージを効果的に除去してくれると期待。だが、実際に動作させたところ、症状まるで改善せず簡単にリセットしまくる。
昨日同様にオシロで調べると、期待通りに7.4V系はサージが大きく減っている。ところがなぜか、三端子レギュレーターを通した後の5Vは、逆にサージが増幅されている!
何が、どうなってるんだ?
written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2022年5月13日(金) 21:45
今回は、EOS R5C がターゲット。まずは、ホットシューに固定するための金具から。
筐体側面には、リモコンケーブル用とUSBケーブル(電源)用の穴も開けてある。
フタには、1/4インチ穴を1つ確保。これは、CFExpress to SSD 変換アダプターの取り付け用である。
更に、アンテナ用の穴と、トリガーボタン配線用の穴と、ディップスイッチ用の穴と、液晶ディスプレイ用の穴まで必要だ。穴だらけ。ほんと、パッケージングは地獄だ。
ところが、これを EOS R5C に取り付けて動作確認したところ、録画できない!
EOS 5D2 だと普通に録画できたが、EOS R5C だと「その操作は無効です」と表示される。つまり、リモコン操作はキッチリと認識された上で、未対応。やられた!
純正の無線リモコンなら録画対応しているが、ペアリングが必要な上に有効射程が5メートルしかない。そんなものに自作無線システムを接ぎ木して運用したくねぇ!
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2021年4月8日(木) 21:48
最終的な、ピンアサイン。
片側4ピンは束ねて、GNDに接続。
完全固化する前に、位置を調整。ハイスピードカメラ側に電源アダプターを挿すが、それと干渉しない位置に合わせる。
ディップスイッチの状態が取得され、設定に反映されることを確認。
4連ディップスイッチを2連+2連で使用し、ボタンを押してから「何秒後に録画開始するか」と「何秒間録画するか」をそれぞれ4通りに設定できるようにする。
この押しボタンは、送信機の押しボタンを押したのと同じように機能する。
これまでは、録画開始を遅延させたり一定秒数で録画を自動停止させるのは、無線リモコンの機能だった。
新たに作成したこの無線リモコンは、もちろん旧来通りに送信機のボタンを押して同じことができる。それとは別に、カメラ本体に固定した受信機のボタンを押しても同じことができるようになった。
手元にカメラがある場合、旧来は無線リモコンを使用せずカメラ本体の録画ボタンを押していた。だがその場合、録画を止めるためには戻って来て再び録画ボタンを押さねばならなかった。
新造品では、戻って来るのが遅れても録画は設定秒数で自動的士する(この装置が自動的に録画ボタンを再び押してくれる)ので、記録メディアを無駄に消費しない。送信機を持ち込む必要がない。
ハイスピードカメラはデーターが膨大であり、記録メディアの容量はシビアだ。だから、無線を使わない状況でも録画を自動的に止めてくれる機能は、非常に有用なはずだ。
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2021年4月7日(水) 23:02
同時に、液晶ディスプレイ裏面の外付けパーツも、エポキシでコーティング。
これが例によって厄介で、短い配線による大きな剛性で TLP222A が浮いてしまい、予定より高さが出てしまった。フタを閉じられない可能性があるし、短絡の原因になるかもしれない。
TPL222A の電流制限抵抗を外し、角度を変えてハンダ付けし直す。少しでも、低くするためだ。
配線を筐体に通し、押しボタンをハンダ付け。
LED用配線も筐体に通すが、これではフタを固定する邪魔になると気付く。
パーツ干渉は、油断も隙もあったものじゃない。多発する。
LED配線も押しボタン配線と同じ位置に通し、LEDと押しボタンを接着。
LEDの足と電流制限抵抗も、フタを固定する際に邪魔にならないよう、筐体天井に貼り付かせている。
TLP222A に、絶縁対策を追加。
written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2021年4月6日(火) 22:29
続いて、TWE LITE とPICを、筐体にエポキシで接着。
このとき、アンテナ線が邪魔にならないよう巻き付けるのが結構大変。剛性が高いのだ。
電源コネクターを接着し、配線を切り詰める。
これまた短いだけに剛性が厄介だし、ネジ止めの邪魔にならないよう注意が必要。
TLP222A の配線をいったん外し、短く切り詰めてからハンダ付けし直す。
ここから、電源を取る。
written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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