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2012年8月31日(金) 21:06
少し先の面に進むと、通常のプレイでもベジタブルを取らないと点が大きくロスになる。そのため、岩2つを落とすところまでは安全にプレイできるようパターンを作る。
そんな場合、パターンを少し改変するだけで敵を岩で潰さずに済む場合も多い。
空落とし2つで、ベジタブル出現。
敵を掻き集めるのは、穴をループ状にして余計に回ることで簡単に可能。
TASであれば、理論上の最高速でモリを撃てる。
まさに機械のようにキッチリとパターン化するのが、最速優先のTASだ。
しかし、動画として公開する場合はエンターテイメント性も重要になる。自分の場合、ガチガチに最速を追求しないことにしている。
若干のパターン崩れを何とか丸め込むプレイの方が、見ていて楽しめるものだ。
16面で、あえて12面と同じようにプレイすることで敵が岩で潰されないようにする。
16面からは、12〜15面と同じ面が延々と繰り返される。単に、少しずつ敵が速くなるだけ。
だから、マンネリ対策が更に重要となる。
4面前に同じ面となるが、TAS製作中に前の面を参照しないことにした。少しずつ異なった展開をワザと作り出すことで、バリエーションを生みたい。
4N+1面は、衆目が一致する最も簡単なパターンである。
ベジタブルと敵全滅を両立するという最高難易度のプレイであってさえ、4N+1パターンだけは実機人力で充分に再現可能だと思う。
TASを参考にして、人間が点稼ぎプレイできる。
敵を巻き込まずに岩を空落としするのは、要領が分かればTAS的には簡単だと判明。問題は、敵を全滅させる方。病気掘りで邪魔な横穴もないなどという虫の良いパターンに持ち込むのはどんどん困難になり、逃げる敵を「偶然に」全部一度に巻き込めるパターンを探さねばならない。ここで追記が増える。
written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2012年8月30日(木) 20:58
ディグダグを普通にプレイするTASを作っても、うまい人間がプレイしてるのと大差ない映像にしかならない。
そう思っていたが、ハタと気付いた。実機人力では非現実的だから選択肢に浮かばなかったが、TASなら可能な手法があるぞ。
岩一発で敵全滅させると、ベジタブルターゲットを取れない。
ファミコン移植版だと、全滅後にベジタブル出現した場合も、取ることができる。しかしアーケードオリジナルとプレステ移植版では、取る前に面クリアとなってしまう。これに限らず、ファミコン版はユーザー層を考慮してか難易度があれこれ下がっている。
プレステ版で敵全滅後にベジタブルを取るには
・1UPのファンファーレが鳴って面クリアが遅れる間に取る。
・永久パターンバグで取る。
という2つの方法しかない。
前者は2回しか使えないし、後者は自殺せねば次の面に行けない。
しかし、岩一発敵全滅とベジタブルターゲットを両立させる方法が、他にまだ1つ存在した。
岩一発で敵全滅させる前に、ベジタブルターゲットを取れば良い。
ベジタブルは岩を2つ落とすと出現する。よって、
敵を潰さずに岩を2つ空落とし → ベジタブル取る → 3つ目の岩で敵全滅、とすれば良い。実際、1面や2面では実機人力でも普通に可能だ。だが、面が進むと非常に困難になる。
先の面では、岩で敵を潰さないことが潰すことより遙かに難しい。高速で敵が追って来るため、岩を落とせば大抵どれかの敵が勝手に潰れてくれるのだ。
また、時間が経過するほど敵は速くなるので、全部の敵を残したまま倒すのを遅らせると難易度が上がる。32面以降ともなれば、とにかく岩まで最短距離で掘って1匹でも多くの敵をまず潰すことに全力を尽くす。さもないと生存さえ危うくなる。
幾らTASでも、理論上実機で可能なことしかできない。敵8匹残したままベジタブルを取るなんてプレイを、いったい何面まで続けられるんだ?
しかし続けられれば、TASらしい凄まじいプレイ映像になるのではないか。挑戦する価値はある。
written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2012年8月29日(水) 20:55
いったん終了のつもりが、心残りだったのでちょっと作り直したら簡単に進んだので、更新版を上げてしまった。
最初に作るときは、果たして可能かどうかも分からなかった。少なくとも可能であることだけは分かってしまうと、製作のプレッシャーが異様に低下する。最初にやるコトに、最大の意義があるんだな。
実機でやり込んだだけに、理論上はどこまで可能かが分かってTAS作りは楽しかった。
アーケート版もプレステ版も、膨らんでいる敵が優先的に当たり判定を生じるため、非常に難易度が上がっている。多数の敵に追いかけられたとき、どんなに高速にモリを操作できても死ぬことがあるのだ。膨らませて足止めした敵に、次のモリ一撃が刺さってしまう。その間に、動ける敵が間合いを詰めて来るのだ。
ファミコン版のように仕様がヌルいと、それはそれでよりキツい制約を課したプレイすれば良いので、TAS動画としてはどっちみち成立するが。
少なくとも、うまい人間がプレイしてるようには絶対に見えない人外のモリ捌きになっているとは思う。
written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2012年8月28日(火) 21:03
ポンプコンバイナーの製作を依頼している某メーカーでは、効率を上げるのに非常に苦労しているらしい。おかげでまだ入手できていないのだが、おかげで以前からの疑問が更に深まった。
IPG社は、どういう設計やってたんだ?
これは、現物を分解して調査したIPG社ファイバーレーザーの種火段の構成である。

19×1のポンプコンバイナーで励起LD出力を束ね、(1+1)×1のポンプカプラーでアクティブファイバーに合流させている。
ポンプカプラーは入手が無理だったので、自作版ファイバーレーザー銃では(18+1)×1のポンプ&シグナル型で一気に合流させている。
19×1であれば単純に束ねるだけなので、ポンプコンバイナーの効率を上げ易い。
(18+1)×1の場合は、シグナルファイバーを通さねばならないため製造の難易度が上がる。結合効率も19×1に劣るのは明らかだ。
だからIPG社はポンプカプラーとの2段階方式を採っているのだろうが、
・ポンプカプラーだって結合効率100%ではなくロスは不可避。
・シグナルファイバー付きの効率が低下すると言っても何割も違わないだろ。
ということで、自作版でもそう極端にIPG純正に劣るはずがない。
そもそも、(18+1)×1というポンプコンバイナーはありふれた品であり、それ自体が製作困難なのではない。問題は入力と出力のスペックが理論限界に近いことで、無難な入出力仕様で使えば充分な高効率が出るはずだ。
そしてそのキツい入出力仕様は他でもない、IPG社の仕様をそのままパクったものだ
(^_^;)
つまり、某メーカーを悩ませている「効率上がらねぇ〜」はIPG社だって悩ませたはずなのだ。
いったい彼らは何を考えてそんなギリギリの仕様でファイバーレーザーを作ったんだ?
初代が燃えたとき、宇宙ロケットなみのマージンか!?と呆れた。だが、知れば知るほどガチで宇宙ロケットである。本当にマージンを削りに削って、破滅寸前の仕様でシステムが構成されている。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2012年8月27日(月) 21:03
メニュー画面では下部に簡単な操作方法が表示され、やってみると迷い所はない。トリセツ無しを危惧していたが、問題にならないようだ。
ただし、表示される光ファイバーの具体的なスペックは不明。ここは調査の必要があるかもしれない。
レーザー銃で使用する光ファイバーは基本的に2種類で、外径(クラッド径)は125ミクロン統一。コアが105ミクロンの励起LD用と、10ミクロンのアクティブ用がある。それぞれについて、どのSMファイバーを選択するのが最適であるかを知らねばならない。
コア10ミクロンの10/125に関しては。10/110を選択するのが良さそうに見える。
左右の光ファイバーが画面に入って来るようセットできて安心したのも束の間、ゴミ焼却モードとか表示されて一瞬プラズマ放電が行なわれたようだ。その直後、光ファイバーの影が黒くなった。
光ファイバーの現物を取り外して顕微鏡で確認すると、切断端近辺に黒いススが付着している。
光ファイバーが汚れ過ぎていて、予備放電で表面のゴミが炭化したようだ。これでは正常に融着できそうにない。
炭化後ではピント合わせもできず、本放電前にエラーでアウト。
被覆除去と切断は何とかできたように見えたが、実際はできていなかった。切断面は滑らかになっていなかったし、綺麗にもなっていなかった。このあたり適切な作業を行う技能を取得しないと、融着に持ち込めない。
ただでさえ融着部分はロスが生じるものであり、ロスが増大する不十分な融着はファイバーヒューズの原因にもなる。マージンをギリギリまで削っているのがレーザー銃(オリジナルのIPG製も)なので、手抜き即破滅だ。
安全カバーには切れ込みがあり、光ファイバーが通るようになっている。
別に完全密閉されておらず、風防を強化したぐらいのものでしかない。
融着接続器はバッテリー動作も可能となっており、特に最近の小型タイプは屋外使用を前提にしている。さもないと、フレッツ光の街中工事などできない。
何が言いたいかというと、融着接続器はクリーンルームを前提にしていないということ。埃っぽいとはいえ、普通の室内なら使用できて当たり前なのだ。だから、ちゃんとしたファイバー清掃手順をモノにすれば、この融着接続器でレーザー銃の組み立てが可能なはずだ。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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