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2014年04月の記事

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2014年4月30日(水) 21:22

な〜んにもいらない

 最近の社会現象・・・歩きスマホ。
 各地で学生のスマホ禁止が話題になり、自由な校風で知られる全国的な超進学校でさえ自粛が始まるほど。

 それだけ、スマホが必要不可欠で面白すぎるアイテムとなっているのだ。こんなこと強調するまでもなく、殆どみんな自覚しているだろう。スマホさえあれば他に何も要らない、は言い過ぎかもしれないがそれほどの言い過ぎでもないぐらい魅力的で充実したアイテムである。
 と、ここまで考えると思い出すのが強烈なインパクトを持っていた、とあるCMである。

 ビジネスマンという設定だと思われる中年男性が裸で現れ、手に小型機器を持っている。そして叫ぶのだ。
「ザウルスさえあれば、な〜んにもいらない!」

 残念ながらザウルスばそのCMの域に程遠かったが、最近のスマホならそんなCMやっても許せるほどの状態だと感じる。
 なぜザウルスには、スマホのような強烈な魅力が無かったのだろうか。
 これはすぐに気付く話で、スマホの前に必要不可欠とされた小型機器がある。他ならぬ携帯電話である。ザウルスは小型情報端末であり、小型情報端末と携帯電話が合体したのがスマホである。
 情報機器とネットは最強の組み合わせであり、ネットの欠落したザウルスには魅力が大幅に欠けていた。

 小型情報端末にネットを組み合わせるためには、モバイルにおける通話ならぬパケット通信のコストが小さくなる必要があった。ザウルスの時代には、その条件は整っていなかった。モバイル通信は遅くて高価で、魅力的ではあっても容易に手を出せなかった。スマホの通信代は現在でも高価だが、それでもようやく大衆に普及可能なところまで降りて来た。
 高価ではあっても効用も大きいので、みんな文句言いつつも使っている。
 実際にはこれぐらいの話、ザウルス側でも分かっていたようだ。しかし登場が時代よりも早過ぎた。

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2014年4月29日(火) 18:59

変わっていない

 韓国船の沈没に関し、余りに酷い状況が明らかになっている。韓国では三流国家と自重する報道もあるが、果たして日本もそれほど誇れる状態かどうか疑問も感じた。
 確かに、乗客そっちのけで真っ先に逃げ出した船長などは、日本ではまずありえない。そういう部分を見れば、やはり日本は違う。しかし、それ以前のもっと大きな問題の構図は変わらないのではないか。

 船長や船員は、個人の資質である。一方で、会社の体質はどうか?
 韓国船は、バラスト水を入れずにその分過積載し、重心が高くなっていたと考えられる。要するに、赤字に苦しむ企業が安全を犠牲にして利益を追求し、事故を起こしたわけだ。これって、日本でもしばしば繰り返されているのではないか?
 JR北海道は、保守で線路の異常が発見されたとき、報告書を偽造して問題が無かったことにして、保守管理費を節約した。電車にとって線路が意味するところを考えれば、操舵装置の故障を知りつつ修理代をケチった韓国船と変わらない。

 旧軍時代から言われていた、日本人は兵卒は優秀なのに将官は無能。
 船長や船員(兵卒)は優秀で、会社(将官)は無能。変わっていない。

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2014年4月28日(月) 21:51

済まなくなっている

 目を離した隙に、PCが勝手に再起動したっぽい。
 実際はエラー発生からの自動再起動だと思われる。そこで、一時的にTAS探索スクリプトは稼動中止。
 HDD相手に何時間も録画しても、そっちは問題がない。

 TV録画とか、自前で撮影した動画の保存・編集とか、とにかく膨大な容量を食うのが動画である。それなのに、4Kを推し進めたりNHKは8K試験放送にこだわるなど、更に容量増やしてどうするんだ。個人的には確かに、自前で撮影するムービーの品質は高いに越したことはない。しかしそれも、どこに保存するかの問題がつきまとう。
 HDDの容量および容量単価の伸びが停滞しているから、困る。

 家庭用の録画機器にも、HDDが使用されている。動画容量そのままで4Kだ8Kだと増やせば激しい動きで破綻するし、容量を増やせばHDDが破綻する。たとえ放送側が録画の都合など知ったことではないと言おうにも、放送電波の帯域という制約が加わる。
 こういう問題が発生すると、圧縮効率の良い新CODECを採用するという話題になる。だが、圧縮とは情報が冗長だから可能なのだ。また、効率的な圧縮には多くの計算量が必要になる。動画編集する際にはCPUパワーを食うし、撮影機器に搭載すればバッテリーも食う。

 DV時代の解像度720×480が、HDVの1440×1080になっても動画容量はそのまま。1920×1080のfullHDになっても似たようなもので・・・4K放送の容量も同様と思われる。DV時代は激しい動きを撮影しても綺麗に撮れていて、アナログ時代との明確な差を存分に味わえた。しかし最近は動画なのに動体撮影が破綻し、しかもバッテリーの持ちが悪い。
 VGA解像度時代の家庭用ムービーカメラは、連続撮影8時間とかそんな機種も珍しくなかった。しかし最近では、そんな機種はまずない。

 膨れ上がる情報量に対し、それを処理するデジタル世界がムーアの法則に従わなくなって、破綻が見えて来ている。
 自分に限らず、HDDの容量(TV録画機器を含む)に悩まされている者は多いのではなかろうか。
 HDDには寿命があるし、それ以外のデジタル記録メディアにも比較的短い寿命がある。それはデジタルの弱点だが、以前は「倍々ゲームで容量が増えるのだから、大きなメディアに買い換えて複写引っ越しすれば良い」で済まされた。
 現状あきらかに、それでは済まなくなっている。

 すべてを記録してやるぜ、とやる気満々の Google なんか、どう考えているのだろう。

written by higashino [ネット・PC] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2014年4月27日(日) 18:59

悩ましい頻度

 最近はずっとPCでTV録画を行っている。
 当然ながら録画中は、HDDへの書き込みが継続的に発生する。
 そこで、TAS製作のスクリプトなどは、RAMディスクをメインにして動作させた。

 ところが以前、スクリプト動作中にエラーが発生し動作不能になったことがあった。どうも、RAMディスクはHDDよりも不安定な感じがあった。機械的動作を行うHDDの場合、機械的に破損するリスクがあるのは周知である。しかし、機械的に問題が発生しない限りにおいて、動作は安定している。これに対してメモリーは機械的な破損はほぼ気にしなくて済むが、必ずしも安定している訳ではない。
 当時はいったんRAMディスク上でのTASツールの使用を控えたが、やはり便利さの誘惑は大きい。HDDの性能に殆ど悪影響を及ぼすこと無しにガンガン動かせるし、省エネにもなる。

 エラーは目の錯覚だったのかと思うほど、最近は普通に動作していた。
 しかしまたしても、エラー発生。それも突然画面がいわゆる「ブルーバック」になって英文の文言がズラっと表示され強制的に自動リセットされるという最もインパクトあるパターン。2年以上前に現在のPCに刷新してから、初めて経験する。
 TASスクリプトを常時RAMディスク上で走らせまくってる訳ではないが、使用頻度はかなり大きい。そしてこれで2回目ということは、1ヶ月に1回のオーダーで致命的トラブルが発生していることになる。

 この頻度は、なかなか悩ましい。
 今回の強制リセットによりRAMディスク上のデータは当然ながら全消滅。重要なデータは適宜HDD側に複写しているものの、スクリプト何日分かの計算結果が失われてしまった。再計算すれば取り返せるが、時間が失われたのは確かである。
 まあ所詮は趣味の領域だが、強制リセットではTV録画もロストするというリスクがある。
 ダメージと頻度を考えると、致命傷ではないが無視もし難い。

 業務などで本当にロストが困る場合、例えば業務用サーバーなどメモリーが安定していないと困る用途には、エラー訂正機能ECC機能を持つメモリーを使用する。しかし、最近はコスト優先が進んでしまい、エラー訂正メモリーは手に入り難い。入ったとしても相当に割高ではなかろうか。エラー発生を充分に小さくするためのコストが「相対的に余りに割高」となったため、ほんと悩ましい。
 いやほんと、確かに古代はメモリーが途轍もなく高価だったが、念のためエラー訂正つきメモリー買っておこうか、という気になれる程度に手を出し易かったこともあるのだ。

written by higashino [ネット・PC] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2014年4月26日(土) 21:57

持続的買い控え

 スクリプト動作中。相変わらず、遅い解しか出て来ない。

 またまた生活感に溢れてしまうが、消費増税で便乗値上げがある一方で、あえて良心的に価格を抑えている安売り店もある。外税表示が多い中で、税込み価格が思い切り目立つように表示を続けている外食チェーンもある。
 生活必需品は、うまく探せば増税の影響を最小限に抑え込んで買うことが可能だ。電車賃・振込手数料・その他公共料金などあっさり増税分上乗せというものを別にすれば、5%から8%になっても意外に負担が増えたという感じがしない。

 もちろん大きな買い物ではダメージがあるし、高額商品や耐久消費財は確実に駆け込み需要と反動減がある。
 とはいえそういうものを除くと、反動減や買い控えは、案外少ないという記事があった。それは、自分の実感にも一致する。 
 その理由として、そもそも増税前からみんな「買い控え」していたという説がある。これも納得。税金とかもう無関係に、節約し買い控えしていたわけでそれが持続しているだけ。電子工作よりTASを優先させているのも、まさに持続的買い控えだ。

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