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2016年12月31日(土) 22:08
何とか組み立てたのは良いが、動作しない。
年末多忙につき作業を急ぎ過ぎたのが敗因かもしれないが、それでもこの規模の組み立てキットで製作不良やらかすとは、ちょっと悲し過ぎる。
そう落ち込んだのだが、いじっているうちに突然LEDが赤く光った。しばらくして、真相が判明。
想定よりも、遥かに検出感度が悪いのだ。
動作不良だったのではない。感度が悪過ぎて、動作していないように見えたのだ。感度調整は可能だが、もっとも鋭敏にしても秋月の超音波距離計の方がマシだろうってレベル。
反射波を干渉させて合成信号の変化を見るというアイデアは良かったが、考えてみればこの方式では近場の強い反射波の影響が支配的になってしまう。少し離れた場所からの弱い反射波は、干渉に対する影響が小さくなってどうにもならないだろう。
開けた空間で基本実験するならともかく、現実の家屋で防犯用に使うには実用になりそうにない。
それでも念のため、実地試験を行った。結論は、やはり論外。検出不能同然だ。射程は数十センチが良いところ。
更に、試しに買った安価なセンサーライトが、赤外線人感センサーで十分に高感度なのだ。いちおう距離だけが変化する場合は極端に性能が落ちるということになっているが、それでも期待以上に検出してくれる。なるほどこれじゃ、センサーライトが赤外線方式ばかりになるわけだ。理論上は効果的に感じられる超音波方式が、なぜ全く採用されていないのか。単純に、効果が無いからだった。
超音波方式を実用にするには、当初計画のように自作でマイコン処理すべきだろう。問題は、そんなことしなくても市販人感センサーで十分なこと。
接近するとライトが点灯するというのは、町中でも所々に存在する。いつも通りかかると、点灯する。そんなお馴染みのスポットで、そういえば今日は点灯しなかったなあという記憶はほぼない。
written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2016年12月30日(金) 21:16
そんなとき偶然に千石の店頭で見掛けたのが、超音波センサー。それも、動体検知をメインに打ち出したズバリのものだ。
説明によれば、反射波を増幅して送信波と合成し、干渉させる。動体により干渉パターンが変化すればそれを検出して信号を出す。要するに、反射波の変化を検出しようというものだ。距離測定とは異なり、超音波を常時発生させる。だから、時間的な穴が無い。
検知距離も4〜8メートルと称しており、スペック上はこの手のものとして最長の部類に属する。
これが期待通りに動くのであれば、マイコン搭載でシステムを複雑にすることもなく、絶好のユニットと言える。さっそく試験することにした。
完成版もあるが、当然のごとく安価なキットを購入。とはいえ結局3時間ぐらい掛かったので、人件費を気にするなら完成版でも良いだろう。それなりにパーツは多いが3時間も掛かったのは、ハンダの乗りが悪くて作業効率が非常に悪かったため。
久しぶりのハンダ付けで腕が落ちたのかという気になったが、失敗はコテの温度調整が低過ぎたこと。普段は熱破壊を嫌って300度で運用しているが、やはり350度にした方が遥かに作業し易い。
温度調整ハンダゴテに低温のものが無いのを不満に思っていたが、低温でのハンダ付けは難しい。そういうことだったか。
written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2016年12月29日(木) 21:54
実家に監視カメラを設置しようと考えて、安価でお手軽な無線式を試してみた。
実際に使ってみないと問題点が分からないものであり、本格的に導入してから気付いたのでは手遅れという可能性もある。そこで、まずは運用して課題の洗い出しをしようと考えたのだ。
その結果、案の定というか大きな問題点が発覚した。コンビニなどの業務用では大して問題じゃないことが、パーソナルユースでは厄介な問題になるのだ。
自宅警備員なら、監視カメラの映像を監視することも可能かもしれない。
しかし普通は、映像を監視する暇などない。後から映像をチェックする時間もない。だから、動体検知により何か異常が発生した場合だけ録画するような方式でなければ、監視カメラは実用にならない。
よって重要なのは、監視カメラの画質や性能ではない。
動体検知センサーの性能こそが、最も大事なのだ。
動体検知センサーは普及品の監視カメラはもちろん、防犯ライトなどでも使用されている。問題は、ほとんど全ての動体検知センサーが、横の動きしか検知できない点。横に動かずに距離が変化するだけという動体に対しては、極めて感度が低下する。細長い通路に監視カメラを仕掛ける場合、通路を見通すように設置するのがベストである。ところがそうすると、侵入者は横に移動せず距離だけ変化するため、動体検知センサーに引っ掛からない。
通路が狭いと、横から狙うような設置は不可能になる。
とにかく、どいつもこいつも横方向の動きしか検知しない、使い物にならないゴミばかりなのだ。
赤外線を張って、それを遮ると検知するというのは、良くあるセンサーである。だが、その手のセンサーは設置場所が問題になる。赤外線を発する部分と、赤外線を受光する部分・・・2つを設置せねばならず両者は見通せる必要がある。これは、いろいろなガラクタが放置された屋外では結構厄介なのだ。
悩んでいたが、ふと気付いた。世の中には、距離の変化に滅法強いセンサーが存在するではないか。超音波距離計!
自分が試している監視カメラの動体検知センサーは、画面の変化を検知しているようで、実際に動きがなくても雲間から急に太陽が顔を出したような場合に検知したりする。レンズを虫が這った場合も検知する。
だとすれば、防犯ライトを超音波センサーで点灯するように改造すると、うまく行くのではないか?
侵入者を距離変化により検知し、防犯ライトを点灯。すると画面の状態が変わるので防犯カメラの動体検知が発動。この手法の良いところは、照明を防犯ライトが分担できるため、夜間の赤外線投光というバッテリー消費が不用になること。
しかし、超音波距離計というだけでは防犯センサーを連動できない。距離計は距離を表示するだけであり、距離の変化によってトリガーを発するわけではない。また、超音波距離計の有効射程は3メートル程度であり、防犯カメラに使うにはやや短い。
強力に超音波を発し、距離変化がトリガーになる。そういうのを自作するべきだろうが、これまた厄介。本来の距離測定に使用すべく、以前構想を練ったことがあるが、大出力の超音波を発するのはなかなか面倒だ。
また、動体検知を主目的にするなら、単純に距離という1次元の情報をチェックうするのではなく、反射波のパターンを記憶しておき、パターン全体のどこかに変化が生じたら検出するようにした方が性能が上がるだろう。
なかなか考えるべきことが多い。
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2016年12月28日(水) 21:19
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2016年12月27日(火) 22:05
自動運転でシケインを抜けるのはかなり難しいし、仮に抜けられたとしても最速とは言い難い走行ラインになりそうだ。一方で操作パターンのモデル化は容易と思われるので、自動運転はシケイン手前で打ち切るべきだろう。
自動運転では、目標座標の設定が非常に重要である。
手動操作で走らせて座標を確認し、要所をスクリプトに設定して行く。自動運転は2時間ぐらいでも相当に進むので、途中経過を確認しておかしな場合は座標を再設定する。こうやって何度もスクリプトを実行し、スムーズに運転されるように頑張る。
何度も座標を取り替えては結果を確認し、かなり良い感じに走るようになった。しかし、ホームストレート前の半円コーナーリングでアウトに膨らみ気味である。
この部分も別スクリプトで旋回させるのが良いか、それとも自動運転の部分修正で対応可能か、まだ分からない。
written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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