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2018年07月の記事

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2018年7月31日(火) 23:04

大誤算

 ドレインのハンダ付けはイメージより容易だったが、外すのも容易だった。
 静電気避け代わりに、銅板の上に寝かせておく。

 だが、外した状態でソースとゲートをハンダ付けするのは大失敗した。こっちは、イメージとは比較にならない超絶難易度!

 まず最初にゲート端子に細い配線をハンダ付けした。これは一見するとすぐに完了。ごく普通のハンダ付け作業であり、何も難しく見えない。

 続いてソース端子に太い配線をハンダ付けしようとしたら、ゲート配線が外れた。

 熱で配線が外れたのかと思ったら、FET本体側の突起が根元から外れていた。
 更にソース端子の方も、合計8箇所ある突起の幾つかが外れた。

 そう言えば、昔扱った DC-DC コンバーターにも似たようなことがあった。端子の金属がハンダ付けされた小直方体(1ミリとか2ミリのオーダー)で、加熱すると脱落。
 このFETの腹にはソース端子8個とゲート端子1個が突出しているが、どうやらすべて小直方体をハンダ付けしてあるだけのようだ。

 完全に表面実装専用で、表面実装用の設備でハンダ付けする前提だ。
 こいつは、普通のハンダゴテと道具で手動ハンダ付けするのは至難だ。

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2018年7月30日(月) 22:10

増産

 ソース配線の不足は1本だけだが、出来の悪いものもあるので5本増産。

 これでも不出来が結構多いが、作ろうと思えば金具はあと5個残っている。まあ現状でOKだろう。
 これまでに作ったものから、12個をセレクトした。

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2018年7月29日(日) 22:10

試験不合格

 本番環境では、清々しいまでに失敗だった。余りの使えなさに、愕然とした。遥かなる想定外。

 センサーは、2つの方向で性能を試される。
 1つは、検出すべき状況で確実に検出すること。
 もう1つは、検出すべきではない状況では決して検出しないこと。
 そのいずれもが、お話にならなかった。

 室内の予備試験で感度を調整したが、屋外では何も無いところで反応しまくった。ひっきりなしにブザーが鳴る。これでは使い物にならないからと感度を落としたら、はい肝心のときに全く反応しない。
 幾つかの典型的な使用状況で反応を観察したが、しばしば反応しない。反応して当然に思える状況でも、反応しない。

 駄目だこりゃ。
 ある意味、話は簡単になった。つまり、キッパリと使用を断念できる。結論に、疑問の余地はないのだ。
 これならば、夏場の運が悪い場合を除き、人感センサーの方がマシかもしれない。動体検知グッズで、なぜドップラーセンサーが全く採用されていないのか理由を思い知らされた。

 いずれ、人感センサーで再試験してみよう。
 仮に人感センサーまで実用にならないようであれば、最後の手段。レーザーと受光器のセットを用意し、ビームを遮ったら反応ということにする。この方式は設置に制約があり使い勝手が悪いので、あくまで最後の手段だ。ただし、検知の確実性は極めて高い。

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2018年7月28日(土) 21:14

ブザー追加

 動作確認やるのに、音が出ないと非常にやりにくい。

 そこでブザーを調達。電子部品ではなく、ダイソーの108円ブザーをバラして使う。千石や秋月でも、ブザーはこの値段で買えない。

 中を見ると、ボタン電池3つ。5V電源で動かせそうだ。
 秋月で、5V出力の DC-DC コンバーターを買う。ラジコンバッテリー仕様では、電源が大き過ぎて使い勝手が悪い。
 ある程度の電流を確保するには、5V出力の場合に入力の下は4.5Vからである。微弱電流ならもっと低い入力電圧のものもあるが。

 という訳で、電源はエネループ4本だ。

 秋月キットの三端子レギュレーターを除去し、DC-DC コンバーターを設置。POWER
と安定化5Vは共通にする。
 DC-DC コンバーターの出力は、旧・三端子レギュレーターの出力部分に接続。

 キットでリレーを取り付ける位置に、ダイソーブザーを取り付ける。
 ダイソーブザーは押しボタンを外し、ジャンパーで短絡させた。

 あくまでセンサーの反応状況を確認する試験なので、パッケージングなど考えず適当にセロテープで固定。

 バッテリーケースを床に使い、全体を安定設置できるようにする。

 室内で試したところ、期待よりブザー音が小さいが試験はできそうだ。
 明日さっそく、本番環境で試してみよう。

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2018年7月27日(金) 21:47

ソース用量産

 FETを剥がす前に、ソース用配線を量産しておく。

 試作した1本は、使えそうな雰囲気十分だ。そこで残り11本なのだが、製作に使う端子が床にぶち撒けられていた。なぜそうなったのか分からない。だがこれが大打撃で、何本か行方不明になったようだ。
 試作分を含めても足りるはずが、10個しか揃わない。

 1個足りない!
 これは超絶に痛い。たった1個の不足で、製作が二度手間になる。もちろん買い出しも必要だ。

 端子は先端を少し切り落とし、3ミリほど折り曲げる。

 先端を更にもう1回折り曲げてから、むりやり配線を突っ込む。

 この金属端子は小さいので、本来はもっと細い配線でないと使えない。
 そこを強引に、12番の太い配線を使用する。もちろん大電流に対応させるため。

 無難に大型の金属端子を使うと、FETソースへ取り付けできない。

 無理に突っ込んだ配線は、先端全体をハンダで固めることにより一体化させる。

 これはかなり熱容量が大きいので、普通にハンダゴテを使っても作業困難である。そこで、例によって板金用ハンダゴテをバイスに固定し、流れ作業だ。過熱で壊れるパーツでないから、気楽。

 ただし、作業できる温度になるまで長時間待たされるし、作業後に冷えるまでも長い。かなり電力は無駄になる。
 たった1本のために後日同じ作業を繰り返すのは、非常に無駄が多い。

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