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2018年12月31日(月) 14:37
今年やって来たのが、マルイのバトルタンク改造(究極)。
来年スタートするのは、コイルガン・ストームタイガーのレストア。
その後はドリル戦車に復帰する予定だったが、気が変わった。
つまり、本格的に射撃を楽しめるラジコン戦車が無いという不満が浮上した。
ドリル戦車は、破壊力ある兵器を安全に運用するという見地から構想した。だから、射程が短い。
ある程度の射程距離で、合法的な威力の射撃を楽しむというメジャーであろうニーズに応えられていない。
これは、バトルタンクもストームタイガーも同様だ。
バトルタンクは非力なので、射程距離が短い。命中精度も余り良くない。室内で短距離射撃をお手軽に楽しむことは出来るが、屋外では力不足。遊べない訳ではないが、充分ではない。
ストームタイガーは、命中精度が論外に悪い。威力の大きなコイルガンという武器を搭載している「ロマンだけ」がウリだ。実用性は無い。
そこで、命中精度の高いエアガンを搭載し、射撃の醍醐味を屋外でも充分に味わえるラジコン戦車が欲しい。そう感じるのだ。
具体的には、有効射程10メートル。
有効射程とは、紙コップや空き缶を狙ってほぼ必中させられる距離とする。
改造バトルタンクは、せいぜい5メートルだ。屋外で楽しむなら、10メートルは欲しい。
一方で、それより長距離を狙う意味は薄い。ラジコン戦車なのだから、マトに接近すれば良い。また、最大射程は短い方が良い。単に遠くにタマが飛ぶだけでは、面白くも何ともないことが分かっている。となれば、意味も無く遠くに飛ぶのは危険なだけだ。必要充分な有効射程を持ち、しかし最大射程は短い。そう、つまりホップアップは不用。
ホップアップはエアガンを傾けると狙いが逸れるという点でも、害悪である。手持ちなら傾けないように保持するだけで良いが、ラジコンで不整地を走る場合にはそんな余裕があるとは限らない。
戦車というイメージから、フルオートも不要。
そう考えると、搭載エアガンはAPSグランドマスターが理想ということになる。
だが、APSグランドマスターはコッキング方式である。ガスガンではないし電動でもない。そのままでは、ラジコン用の武装に使えない。そこでまずは、APSグランドマスターの電動化を頑張ってみようと思う。
このように主砲側から考えると、スケールモデルに組み込むのは至難である。スケールモデルとしてのラジコン戦車は、バトルタンクとストームタイガーに任せるものとする。スケールモデルという制約を取り払い、ひたすら機能性能を追求する。
走行系はタミヤのフルオペ・レオパルドを流用するが、車体上部はフリーとする。
過去に頓挫した自作ドローンのために行った研究も、流用できそうだ。センサーを活用した知能ロボット化。
普通のラジコン戦車では実用にならない行進間射撃を、使い物にするという研究だけでも面白いだろう。走りながら特定のマトを主砲でロックオンし続けるとか、砲口安定器を実用化するとか、挑戦が面白いネタがいろいろある。
written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2018年12月30日(日) 19:35
砲塔の底板は、更に後部を少し削らねばならない。
ここはオリジナルと変わらないはずだが、余りにもギリギリなので僅かな歪みで摩擦が生じる。
だが、これでも砲塔の上下動はスムーズではない。
それよりも、電源を交換してもレーザーは光らない。電源が機能していることは確認できている。
残念なことに、レーザーモジュールが壊れた可能性が高まって来た。
共立電子で、ハイパワーなグリーンレーザーモジュールを扱わなくなって久しい。レーザーサイト用に最適な黒共立モジュールは、もう入手できない。これは痛い。
ただし、レーザー取り付け位置を充分に後退させれば、更に3ミリぐらい太くなっても対応できる。
黒共立モジュールの配線を固めていたアラルダイトを除去し、レーザーダイオードの端子に配線し直す。ここが断線あるいは接触不良を起こしている可能性が残っているからだ。
だが、無念。やはり、レーザーは光ってくれない。これはもう、完全に壊れたと判断せざるをえない。
黒共立モジュール最大の利点は、太さが10ミリしかないこと。その分、調整機構も小さくできる。一方で、幾らでも入手できる中華レーザーモジュールは、大半が太さ12ミリである。13ミリも多い。換装すると、調整機構もそれに応じて大型に作り直さねばならない。
ただ、レーザーサイトを2〜3ミリ太くする余裕はある。レーザーが壊れ易いパーツであることも考えると、太さ12ミリを使用可能なように作り直すべきだろう。
レーザーが変われば、電源にも修正が必要だ。換装したばかりなのに。
砲身上下に関しては、以前使っていたサーボを復帰させる。
そのままでは実装空間が無いが、車長用ハッチの内部をくりぬいて空間をフル活用すれば、旧サーボを実装可能と判断した。
リューターでガンガン削る。
ハッチのフタは閉じた状態で接着してしまうが、開けて運用する気になったことはないので構わない。オリジナルだと、ハッチを開いて車長フィギュア(上半身)を挿すようになっている。
written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
2018年12月29日(土) 18:55
だが、砲塔を仮組みして動作確認したところ、レーザーが発光しない。
レーザー電源にピンヘッドを挿してテスターで調べると、正常に電圧が来ていない。
しかし、すぐに配線ミスに気付いた。黄色い配線が外れたのでハンダ付けし直したのだが、間違った端子にハンダ付けしてしまったのだ。
ただしい位置にハンダ付けし直すと、無事にグリーンレーザーが発光した。ところが、戦車本体の電源をいったん落とし、その後再び稼動させたらレーザーがまた光らなくなった。
現状で実装されているパーツの大半は、7年以上前のものである。それぐらいで腐るものではないがパーツも進歩しているし、この際最新のパーツに入れ替えることにする。
左がこれまで使用していた OAS1R5-12_3 で、入力9〜18V 出力3.3V 0.4A である。
右が秋月最新の DC-DC コンバーター R-78E3.3-0.5 で、入力6〜28V 0.5A まで取れる。
旧 DC-DC コンバーターはエネループ8本用としてのスペックは満たすが、マージンが少ない。出力電流も、ギリギリだ。僅かに足りていない懸念もある。新しい方なら、入力電圧範囲も出力電流もマージンが大きくなる。
新しい方は小さいが、厚みがかなりある。
それでも、元の DC-DC コンバーターが納まっていた空間にピタリとハマった。
周辺配線をホットボンドで固定し、無事に置換完了。出力電圧も、問題無し。
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2018年12月28日(金) 19:54
砲塔内壁にアクリダインで溶接しようとしたところ、砲塔の底蓋に干渉することが判明。少し、切り欠かねばならない。
もう、こんなことだらけ。あっちに干渉、こっちに干渉。パーツの詰め込みが限界を超えている。
ピアノ線で仮接続し、スライドサーボを動作させてみる。すると、全く動かない。
斜めに強引に牽引する感じなので、ピアノ線の剛性で抵抗が極大になっているようだ。
これで牽引可能になったが、想像以上に牽引力が足りない。
砲身にテンションを与えているスプリングをカットし、必要な牽引力を減らしてみる。これで行けそうだってが、砲塔の上下を正したら動かなくなった。主砲エアガンの自重が加わることで、牽引力が不足するらしい。
どうやらスプリングを完全撤去し、主砲エアガンの自重だけでテンションを与えるしかなさそうだ。スライドサーボの牽引力が、想定外に小さい。ちょっとギア比が小さ過ぎるんだよな。これ速度が10分の1でいいから、牽引力が10倍欲しいパターン。
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2018年12月27日(木) 21:33
取り付け位置を後退できるだけ後退させるため、レーザー配線を最大限に折り曲げる。
そして、アラルダイトでベースプレートに接着。
部屋を暗くするとレーザービームが真横からでも見えるので、それが主砲と完全平行になったうえで防盾の穴を綺麗に通過するよう位置を動かす。
位置が決まったら、アラルダイトが硬化するのを待つ。
実装位置的に少し斜めに牽引することになりそうなので、ポリカーボネイトの台座に斜めに固定する.。
取り付け穴が小さくてピッチも良く分からないため、エナメル線を針金代わりにして縛ることで固定。
written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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