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2019年06月の記事

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2019年6月30日(日) 21:04

車体下部最終作業

 切り欠き部分の形状を、厚紙で確認する。3回作り直した。

 型紙を元にしてステンレス板を切り出すが、これも左右2枚ずつ作る羽目になった。1回目ではいざ現物合わせすると、修正不能なズレ。
 組み合わせ先の形状が複雑であり、板の角度が少し狂っているだけで形が合わなくなる。

 シャーシ側も角度を修正したり削ったり、取り付ける側も作り直しに削り修正ともう大変。

 だが、粘ったおかげで満足可能な仕上がりになった。 

 何でもないようにステンレス板が組み合わさっているが、キチンと垂直や直線を出した上でこのようにハンダ付けするのは、非常に難易度が高い。

 最後部が5ミリほど低いので、ここに幅5ミリのステンレス板を垂直にハンダ付けすればピッタリだ。
 だが、幅5ミリのステンレス板を用意するのは容易ではない。更に、本当に幅5ミリが適切か?という問題がある。というのも、これで車体下部は殆ど完成しているが、とうぜん車体上部というものがある。そして、車体下部と車体上部は着脱可能かつピタリと組み合わせ可能でなければならない。

 車体上部とそれを受け入れる車体下部・・・の組み合わせ構造をどうするか?これが最難問であり、その解決方法次第で車体下部の最後部をどういう形状にすべきかが変化する。

 車体下部のことだけ考えて工作可能な最後のパーツが、キャタピラの上部を支える小輪である(ドーザーブレード除く)。

 レオパルド2の場合、キャタピラの中央突起より内側を支える短いものと、中央突起の外側を支える長いものの2通りがある。それが、交互に配置されている。
 Sタンクは転輪が片側4個しかなく、この小輪も片側2個しかない。つまり、短いのと長いのが1個ずつだ。

 フルオペのパーツをバラして構造確認。ここはさすがに副次的パーツであって、かなり手抜きだ。小輪の固定ネジは、まるごと回転する。支柱は、穴が貫通している。
 直径15ミリ・幅10ミリの小輪だけ流用し、支柱はスペーサーで製作するのが良さそうだ。

 短い方は、長さ10ミリのスペーサーをそのまま使う。3ミリネジ用で、外径6ミリ。

 長い方は、スペーサーを切り欠いておき、それを挿入する「エアガンのバレル」を長さ19ミリ弱に切断したものを用意。
 長い方も短い方も、取り付けネジの長さは変わらない。長い方は、支柱にネジが内蔵される形だ。

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2019年6月29日(土) 22:52

後部装甲

 後部装甲を、ハンダ付け。

 下端の銅板は隙間が出来てしまうので、錫メッキ銅線を埋め込んだ。

 いざハンダ付けすると、合っていない。

 1〜2ミリ削らねばならない。そして、全体が平面に接するように角度を整える。

 キャタピラ上の側面装甲は、起動輪部分のカバーを引っ掛ける突起がある。他にもいろいろ付いているのだが、後からでも何とかなる。この突起だけは後からでは無理なので、1.4ミリネジをハンダに埋め込んでおく。
 装甲全体も、ハンダメッキ済み。

 側面装甲もハンダ付けし、大雑把に後部角の切り欠き以外は組み上がった。

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2019年6月28日(金) 21:31

後部装甲仕上げ

 車体後部角の切り欠きを、現物合わせで判断。

 この角度は45度ではないばかりか、図面とトランペッターのプラモデルでも角度が異なる。要するに、正解が不明。
 そこで、現物を眺めつつ、見た目のバランスで判断する。何でもかんでもCAD上で解決する訳じゃない。アナログが生きるシーンも、まだある。

 関連パーツを、切断。

 Jetson Nano をヒートシンクだけで固定するのは無理があるので、I/Oボードに対応したスペーサーを新銅板にハンダ付け。これも、現物合わせだ。

 当初予定より1センチ低い位置に固定するため、もう1組のスペーサーは固定相手が無い。
 だが、ヒートシンクとスペーサー4個全部をフル動員した場合、高さ合わせが厄介になる。4本足より3本足の方が安定するのと同様であり、固定箇所が多ければ良いってものでもない。

 後部装甲に、新銅板をハンダ付け。

 これで、シャーシにハンダ付けする準備が整った。

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2019年6月27日(木) 21:30

作り直し

 トヨタのリコールがニュースになっている。珍しいのは、不具合の原因。
・ボンネット付け根の防水構造に不備があり、雨水がエンジンルームに浸入して、エンジン部品が変形するなどのトラブルが起きる可能性がある。
・電圧変換装置のはんだ付けが不十分なケースがあり、システムダウンで動かなくなる恐れがある。

 これらは、自分がいま手作りしているSタンクで、将来いかにも起きそうなトラブルである。そんなDIYレベルの不具合が、トヨタの市販車でも発生するという意外性。

 さて、復活を諦め、10センチ角の銅板から切り出した残り材で作り直す。

 大きい方の銅板は少し小さくなってしまったが、これぐらいが性能と重量のバランスでベターかもしれない。
 後部装甲銅板の取り付け穴も、新しい位置に開け直しだ。

 Jetson Nano に銅板を固定する場合は、東急ハンズ謹製の超低頭ネジが必須。さもないと、M2スロットのカードと干渉する。
 これは3ミリネジだからであり、オリジナルの2ミリネジを使えば問題はない。

 3ミリネジのメリットは、圧倒的な固定強度。

 先にヒートシンクを固定してから、Jetson Nano をI/Oボードにセットする。

 後部銅板に仮固定し確認すると、HDMI部分の出っ張りが邪魔だと判明。ここは接地し易いよう出っ張っていると思われるが、この1ミリが余計だ。切り取ってしまう。

 仮固定で判明した重要な事実が、更に1つ。
 このままでは恐らく、Jetson Nano の実装に失敗する。

 理由は、固定位置が高過ぎる。Sタンクの後端空間には、たぶん収まらない。また、収まったとしてもSタンクに固定した状態では、ケーブル類を取り付けできない。これは、著しくメンテナンス性を悪化させる。

 銅板の限界ギリギリまで低い位置に固定するつもりだったが、限界を越えて低くすべくステンレス部分を切断。これでは銅板の丈が不足するため、新しく大きな銅板を切り出さねばならない。つまり、今の銅板は流用できない。
 だから今の銅板はステンレス枠が歪まないために役立って貰い、取り付けたままで金ノコを使用。

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2019年6月26日(水) 21:09

タップ失敗

 後部装甲までは距離があるため、Jetson Nano を直に取り付けることはできない。

 1センチの空間を埋めるべく、厚さ5ミリの銅板からヒートシンクとしてブロックを切り出す。

 小さい方の銅板は、3×4センチである。
 これに2.5ミリの穴を貫通させ、タップで3ミリネジ用の穴を作る。

 オリジナルでは2ミリネジだが、作り易さと強度を考慮し3ミリネジとした。

 大きな銅板と重ね、ハンダをサンドイッチしておく。

 圧力を加えた状態で、いつも通りのガスコンロ。

 大きな銅板に、後部装甲の銅板と固定するためのネジ穴を作る。

 同様に2.5ミリ穴を開けてからタップだが、作業中にタップが折れてしまった。
 穴の中に残ってしまい、どうやっても取り出せない。皮算用通り順調に進んでいた作業が、完全に停止。

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