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2022年12月の記事

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2022年12月31日(土) 08:33

固定成功

 車体に取り付けてみると、カメラ基板が前照灯電流計基板に干渉すると判明。

 こうなると、対策としてはカメラ基板の傾斜を緩やかにして水平に近づけるのが簡単だ。

 三角プリズムを使うと俯角領域の視野がほとんど消えるので、カメラを水平に近づけると視野の下側が大幅に使い物にならなくなる。だが、上側の視野は確保できるはずだ。

 三角プリズムの全反射角の問題から生じる下方視野の欠落について、認識できていなかったのは不覚だが打つ手はない。物理的制約だ。現実の戦車だって、ペリスコープの視野は狭い。

 マスキングテープで基板の角度を修正し、隙間に弾性エポキシを詰め込む。

 カメラ基板を十分に把握できる強度と、適度な弾性を両立した固定が実現。

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2022年12月30日(金) 20:23

固定やり直し

 弾性エポキシを剥ぎ取ると、シールを剥がした跡のように粘着性の層が残ってしまう。しかしそれは、レンズクリーニング液などで容易に除去可能だ。

 ピカピカのガラス面を露出させることに成功し、やり直しの準備ができた。

 カメラ周辺を斜めに削ることで、収まりが良くなった。更に、事実上利用しないマイクを除去することで、固定が容易になった。

 マスキングテープを大量に使用することで、カメラ基板を希望の空間に固定成功。
 ただし、マスキングテープに覆われ過ぎていて、弾性エポキシを十分に塗り付けることができない。塗り付けることが可能な場所により、基板をあくまで仮に固定する。

 ある程度まで固化が進んだら、マスキングテープを剥がす。

 基本的には問題無さそうである。この状態なら、弾性エポキシを徹底的に塗り込んで強固に固定可能だ。

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2022年12月29日(木) 23:07

カメラ基板

 この機会に、通気孔の密閉も済ませる。

 網目が小さいので接着剤だけで密閉できると判断。ポリカーボネイト薄板ではなくマスキングテープで下側を塞ぎ、上側に透明エポキシを塗る。

 固化したらマスキングテープを剥がす。

 問題なく透明な板で防水状態に。

 カメラ基板のGND配線を分離可能とすべく、端子にナットをハンダ付け。

 GND端子を2ミリネジで固定できるようにする。

 三角プリズムにカメラ基板を弾性エポキシで固定しようとしたが、失敗。

 まず、固化を待つ間に固定するうまい方法が見つからなかった。手で持ったまま固化を待とうと頑張って、無理だった。いや、素直に固定するなら可能だったが、素直に固定してはいけないと途中で気付いてしまったのだ。
 途中で少し斜めに固定させようとして不安定になり、持っている間にズレて収拾付かなくなった。弾性エポキシはどんどん流動性を失って行くくせに、その状態でも簡単にズレてしまう。

 将来的にカメラ交換も視野に入れて、剥がそうと思えば剥がせるという点を重視しての弾性エポキシ選択である。だからこの状態でもやり直しは効く。今度は固定方法を考えて、万全に成功させる。

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2022年12月28日(水) 21:23

ペリスコープ

 三端子レギュレーター周辺を掘削したものの、危惧した通りオートウエルドでは破壊するしかない。再利用は困難だと結論付けざるを得ない。基板ごと作り直しだ。

 そこで、利用できる空間を確定させるため、後回しにしていた操縦用カメラの取り付けを先に行うことにする。

ペリスコープの幅に合わせ、三角プリズムをダイヤモンドカッターで切断。

 物理的に入り切らないので、背後のステンレスを少し削る必要あり。

 開口部をマスキングテープで保護し、ペリスコープにオートウエルドで接着。

 なかなか良い感じに固定できた。

 後は、底面にカメラを接着すれば良い。像が反転してしまうのは、画像処理で何とでもなる。

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2022年12月27日(火) 22:26

電源故障かも

 最初に確認すべきは、電源が正常に来ているかどうか?

 電源コネクターにテスターを当てる。
 その結果、電源コネクターまでは正常な電圧が出力されていると判明。

 次に、射撃管制PICの電源を確認。

 こっちは、VDD5V が来ていない。VSS は各所GNDと短絡しているのが確認できた。
 5V側は三端子レギュレーターを介しているので、テスターでは確認できない。三端子は電気二重槽コンデンサーもろともオートウエルドで封入してしまっている。アクセスできない。

 こちらは、しっかり5Vが来ている。

 そうなると、ますますPIC電源の三端子レギュレーター周りが怪しい。たぶん、オートウエルドを破壊して電源系を作り直すのが早い。

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