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2024年05月の記事

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2024年5月31日(金) 20:29

もう1セット作る

 組み立てて、動作試験を行う。

 個別試験せずに、いきなりフルにj組み立ててしまう。

 あっさりと、正常波形が得られた。組み立て成功である。

 さっそく、もう1セット同じように製作する。

 例によって、先に作った基板をマネて組み立てる。

 配線ミスの不安が小さいので気楽。

 動作試験などで区別できた方が良いので、番号を付けておく。

 今回組んだのは、2である。

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2024年5月30日(木) 21:03

ハイサイド基板整理

 ハイサイド用電源基板の出力を、コネクター化する。16段式に採用することになったら配線長が不足しそうな気がするが、その際は配線部分は交換することになるだろう。

 試験基板の方はハイサイドのドライバー回路を殺し、ハイサイド接続用のコネクターを新設。

 ハイサイドのIGBTユニットは、ゲート配線だけでなくソース配線も必要と判明したので、コネクター化する。ただし、ハイサイドのゲートドライブ基板を分離したのはゲート配線を短くすべく回路をIGBTユニットに近接させたかったからなので、コネクター配線は最小限に短い。長くしたのでは、意味がない。

 実装時にドライブ基板の向きぐらいは調整可能にする長さだけ確保。

 制作途中の便宜も考えて、大幅にコネクターを導入。

 ストームタイガーの時みたいに実装空間が極端に限られていればコネクターは排除するしかないが、今回は基本的に逆である。ラジコンのサイズに合わせてコイルガンを作るのではなく、コイルガンのサイズに合わせてラジコンを作る。だから、不必要にコイルガンが巨大化するのは回避するものの、コネクターを排除しまくるほど切羽詰まっていない。

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2024年5月29日(水) 20:44

ハイサイド新造

 ハイサイドのゲートドライバーは小型の別基板とし、IGBTに近接して配置。PICとの間を長い配線で接続する形式とする。

 受けがフォトトランジスターなので、配線にサージが発生してもLEDを点灯させるほどでなければ影響がない。
 また、別基盤なのでそのまま本番実装に流用可能となり、動作試験も繰り返さずに済む。

 気合を入れて、パーツを新造する。
 J179のドレインに10Ωをハンダ付けし、ハンドリングを確保。
 100μFの積層セラミックコンデンサー12個を整列配置し、ハンダ付けの準備。

 K1593とペアにして、ドレイン同士をハンダ付け。

 コンデンサーバンクには、鈴メッキ銅線を載せてハンダ付け。

 J179とK1593のゲートを接続す形で、10Ωをハンダ付け。

 コンデンサーバンクも、新品2セットが仕上がった。

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2024年5月28日(火) 20:54

ハイサイドも正常化

 重要チェックポイントとして、フォト・トランジスターの効きを確認する。

 赤矢印の位置にオシロのプローブをセットし、1ミリ秒のゲートONで電位がどう変化するかを見る。

 すると、電位は変化するが無茶苦茶だ。測定中はOFF時の電位が安定せず、何かおかしい。

 回路図からは、何が起きているのか分からない。そもそもゲートOFF信号の状態で基準レベルが不安定になるのがおかしい。試験用に、ハイサイドの基準レベルはラジコンバッテリーの+に直結している。それが不安定?

 こうして、何がおかしいのか気付いた。

 IGBTユニットと DC-DC コンバーターの出力−を接続し忘れていたのだ。

 ジャンパーを飛ばして接続すると、想定通りの波形になった。CH2のスケールがおかしくて10倍になっているが、この手の問題は多発している。プローブのスケール切り替えスイッチの設定ミスなどという分かり易い話ではない。実用上はそれほど問題ないので、いちいち気にしないことにしている。もはやドライバーすら入手不可能な古代機種だから、仕方ない。自分は幸いにして、最新ドライバー(後継機種と共通になっていた)のダウンロードができる時代に確保したから今でも使えているが。

 IGBTユニットのゲートにオシロを取り付けると、遂に想定通りの波形が出現。これで第1段のドライブは大丈夫。ただし、IGBTユニットと DC-DC コンバーターの出力−間の配線が長いのは気になる。ハイサイドのドライバーは小型基板として分離し、ハイサイドのIGBT&ダイオードに近接配置すべきだろう。DC-DC コンバーター同様に、使い回しが容易になるメリットも大きい。
 使い回せるということは、作るたびに動作試験のやり直しする必要もないということだ。

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2024年5月27日(月) 20:52

ローサイド正常化

 動作の不具合が酷く、調査と修正には手間取ることが予想される。
 特に調査においては基板をいじることが多くなるが、システム一式が肥大化していて作業と試験動作の繰り返しが大きな負担になる。

 そこで、システム一式に組み込むことなく基板単独で試験できるように修正する。急がば回れ、だ。

 送信機のトリガーではなく、基板上にボタンを増設してそれをトリガー代わりに出来るようにする。左舷で唯一空いていたRA4ピンを、ボタン入力に使う。

 変換コネクターを作り、電源もラジコンバッテリー直結で取れるようにする。

 基板上のボタンを押すとLEDが光るプログラムを書き込み、基本的な動作を確認する。これぐらいでは、トラブル無し。

 続いて、基板上のボタンを押すことでゲートドライブのシーケンスが実行されるよう、プログラムを書き換える。この時点で、バグを発見した。
 ゲートドライブ(発射)シーケンスでは、まず NOT5V をLにしてローサイドのゲートドライブ電源に通電する。パスコンをチャージするため20ミリ秒待ち、それからゲートドライブを実行する。ところがバグにより、20ミリ秒のチャージ待ちがスルーされていた。
 これでは、ローサイドのゲートドライブ電位が上がらなかったのは当然だ。

 バグを修正して単体試験を実行。今度は想定通りの矩形パターンが現れた。ローサイドのゲートドライブは、当然に正常となった。だが、修正箇所からしてこれも当然に、ハイサイドに変化は見られない。いよいよ、なぜハイサイドのゲートドライブができないのか調査だ。

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