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2025年05月の記事

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2025年5月31日(土) 20:51

正面パーツ機能完成

 機銃発光の動作確認もできたところで、本番実装に向けた合体を実行。

 機銃発光は最高の仕上がり。期待以上である。これまでラジコン戦車の機銃発光は組み込んでいなかったが、これは組み込んで正解だ。音と併せて、動かして楽しいギミック間違いなし。強力な3ワットLEDドライバーが威力を発揮する。

 強力サイレンのスピーカー部分を、弾性エポキシで接着。

 配線の巻き込みを予防するため、ギヤボックスにポリカーボネイト薄板のカバーを掛ける。これも、弾性エポキシで接着しておく。

 ギヤボックス中央の空き地に、基板等を押し込む。

 空間が限られるので、詰め込み方にも制限がある。その結果、問題が2つ発覚。
 まず、機銃LEDへの配線が長さ不足。次に、上側のモーターに配線が巻き込まれそう。

 配線を継ぎ足し、モーターにもポリカーボネイト薄板のカバーを追加。

 これで車体上部を取り付けてコネクターも接続し、走行させてみる。前照灯も機銃もクラクションも動作し、これにて無事に作業完了。

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2025年5月30日(金) 20:23

サブ基板の動作確認

 サブ基板も液晶ディスプレイを接続可能にしてあるのだが、久しぶりの8ビットPICである。何も表示されない。

 こうなると、どこが悪いのか調べるのが厄介になる。

 簡単にチェックできる部分に異常が発見できないので、一番怪しいWDTを無効にしてみる。すると、表示できるようになった。どうやら初期化時に想定以上の時間を要しているようで、WDTが4分の1秒ではアウト。2分の1秒にすれば大丈夫だ。

 主電源基板からの通信内容を表示させる。

 無事に、送信機のキー操作が受け取れている。前照灯に関しては、ON と OFF のトグル切り替えが効いている。すなわち、ボタンを押すとONになりもう一度押すとOFFになる。

 受け取った操作情報を出力に反映させる最終的なプログラムを書き込んで、動作試験。

 まずは最も単純な、前照灯。問題なく点灯させられるし消灯させられる。

 強力サイレンも鳴らしてみる。

 機銃用のPWM駆動も、クラクション用の連続駆動も、キッチリと動作。特に機銃音として使うときは、期待以上に雰囲気ある音になっている。

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2025年5月29日(木) 20:54

正面パーツ制御用サブ基板

 機銃パワーLEDの放熱板に、銅短冊をつっくけて放熱強化。

 前照灯ボッシュライトのLEDは、2つを直列してコネクターにまとめる。

 主電源基板が受け取るキー状態を表示させ、送信機の操作と対応を確認。

 前照灯ボッシュライトのON/OFF切り替え、機銃発光、ブザー(クラクション)の3系統である。対応確認後、3本線でパラレル出力させる。

 3本線を受け取るサブ基板は、制御用に PIC16F1575 搭載。もちろんノイズフィルターにトロイダルコイルも入れてある。

 12V出力の3ワットDC-DCコンバーターは、前照灯ボッシュライトLEDとブザーの電源。機銃発光はラジコンバッテリーそのまま電源とし、スイッチングは J607 で行う。J607 のゲートドライブは、TLP222 で行う。12V系のON/OFF切り替えも、TLP222 で行う。
 TLP222 はフォトカプラ内蔵なので、LEDを直接ドライブできる能力が重要だ。DC-DC コンバーターに関しては絶縁系なので、フォトカプラでスイッチングすれば電源系を分離できるメリットもある。

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2025年5月28日(水) 20:45

正面パーツ

 機銃位置の車体側を、大きくくり抜く。

 窓部分も、車内まで開通させる。貫通してないと見た目が案外違和感だし、内部のブザーも外に音を出し易い。

 LEDを交換したボッシュライトを組み立てる。筐体接着では弾性エポキシを使用。

 発光部の位置が少し脇にズレているが、それを配慮して左右位置を決める。寄り目状態になるよう配置することで、照射状態を良い感じにできる。

 正面装甲を圧着し、アクリダウンで溶接。何とか歪みをほぼ正して合体に成功。

 ボッシュライトはユルいので弾性エポキシで車体に接着し、機銃は普通のエポキシで接着。

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2025年5月27日(火) 21:08

ボッシュライトLED交換

 オリジナルでは、狭角照射の3ミリ白色LEDが使われている。しかし固定がいい加減で、ボッシュライト内部で明後日の向きになってしまい役に立たない。そこで、換装する。

 採用したのは広角照射の4.8ミリ電球色LEDで、特徴は発光部が前方にあること。だから、ボッシュライトのスリットを通しても減光を抑えられる。もっとも、広角照射なので照度は稼げないのだが、ラジコン戦車においては遠方まで照射するより手元を広く照射する方が実用的と判断。
 鋭い明るいビームが前方だけに伸びると見栄えは良いのだが、低速で旋回するケースが多いオフロードだと旋回先が暗くて確認できず非常に走り難くなる。

 また、このLEDはRa90の高演色型でもある。暗くなるからそこまで威力を発揮すぃないが、自然な電球の輝きに見える。

 LEDを固定するにあたり、ボッシュライトの前面パーツに押し付けるように接着し、スリットを通過する光量を最大化したい。だが、半球型パーツにLED前面を適切に接着するのは至難だとすぐに気付く。エポキシが固化するまでうまく保持する方法がない。

 そこで、3Dプリンターで冶具を作ることにした。前面パーツが収まる半球の窪みを用意する。

 皮算用は機能しそうだ。これで、配線部分をテープ止めすれば、希望の位置関係え保持できる。

 ここからサイズを微調整し、2つ並べた形状で最終版をプリント。

 エポキシを塗り、マスキングテープで固めて固化を待つ。

 あるていど発光部分にエポキシが侵食するのは仕方ない。

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