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2008年1月30日(水) 17:21

放熱ブロック

 またまたモナカをしっかりとネジで結束し、中央の10ミリ穴を10.5ミリにボアアップする。

 さすがに5%広げるだけなら楽勝だと思ったが、いざやるととんでもない。素材も加工の容易なアルミなのに、なかなか掘れないのだ。やはり太さ1センチもあるようなドリルは、電動でもハイパワーなものを使い高速回転で攻めねばならないようだ。
 ドリル刃が45度ほどの急角度で螺旋を描いているのが問題なのだ。非力な電動でトルクを稼ぐため低速回転で使うと、この斜めの刃が内壁に食い込んでしまい、頑として動かなくなる。低速ではこの刃は使えない。だがこんな太いものを高速で回すなら、超騒音の工具になってしまう。

 刃が45度に食い込んで内壁を荒らしてしまっている。ただ、確かに見た目は荒れてるし指先で触っても荒れているが、凸凹は0.1ミリ以下である。ヤスリでそこそこ整えた上で黒共立の筒を放熱するには一応の役に立ちそうだ。
 さすがに今回は黒筒をピタリと挟み込める穴が掘れた。

 銅ヒートシンクをくっつけるのに、この向きだとモナカの半分は放熱し難くなる。元はアルミモナカを縦置きするつもりだった。そうすれば、モナカのどちら側も銅に放熱出来る。
 しかし、縦置きすれば黒筒と銅の距離は遠くなる。片側のモナカしか有効に銅を活用出来なくなっても、黒筒と銅が近くなればそれほど変わらない性能が出せるんじゃないか?
 もし五十歩百歩ならば、全体の背が低くなるメリットがバカに出来ない。そう考えたのだ。それに、モナカの半分は銅ではなく「床」に放熱させれば良い。

 写真では銅ヒートシンクが下側に置かれているが、実装時はもちろ上側になる。空冷ファンがくっつくのだから。

written by higashino [ガルバノメーター] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(2)] [TB(0)]

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Comments

『タイトルなし』

穴径のボアアップならアジャスタブルリーマーはどうでしょう?
http://www.monotaro.com/g/00014105/
値段がちょっとアレですがカット&トライ的な作業には向くと思いますし、穴の仕上がり精度はドリルの比では無いですよ。

written by 通りすがりの・・・

『これは強烈に使えそう!』

いや、いい情報ありがとうございます。これは恐ろしく使えそうだわ。
コイルガン・ストームタイガーを再開するときに、11〜12ミリのは砲身製造に重宝しそうです。

written by IDK

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