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2013年12月27日(金) 21:43
ミュート3とミュート1は、ダブル一点読みを行うS字ダート部分のコース形状が完全に同一である。
しかし、ミュート3では地雷が埋まっているため、ミュート1と同じ走行ラインを取れない。そこでミュート3のダブル一点読みは、地雷一点読みと呼ばれている。実際、地雷をスレスレに掠めての針路変更となる。人間プレイでの難易度は、ミュート1より遥かに高い。
クイックターンを使えば、コーナーリングでよりインベタ走行が可能。ダブル一点読みへの突入直前で、内部変数にして2ていどを稼ぐことが出来た。1フレームよりは遥かに小さな差である。ちなみに、最高速に達しない状態で重心移動とハンドルの併用を続けると減速するが、ある範囲内であれば減速しない。TASだからもちろん、減速しない範囲内で急旋回させて貰った。
更に、ダブル一点読みへの突入も、クイックターンでコンパクトに曲がれる。つまり、よりガードビームに接近できる。しかし、その差は僅かだ。
すべて特定フレーム時の座標を確認する方法を使い、体感ではあく現実の速遅を判定する。ガードビームをケズりつつ突入するのは遅いと判明。キッチリと478キロで突入する場合、クイックターンをもってしても内部変数にして4だけガードビームに近付くのが限界だ。
その手前でも針路変更が急にならないよう注意して調整。ライン取りをいい加減に処理すれば、すべてがパーとなる。
そして、問題の右ガードビーム際から左ガードビーム際への移動。
ここはハンドル操作が遅いという結論だったが、それはクイックターンを使わない場合である。クイックターンは鋭角的に曲がれるため、このように僅かな角度の針路変更では大きな効果が期待できる。ハンドル操作より速いパターンがすぐに見つかった。差は極めて小さいか、実は同一である。だが、遅くないのは確実であり、ここに目出度くハンドル操作の採用が決定した。
とはいえ実際の映像として鑑賞すると、進路変更角度が小さいために余りインパクトがない。重心移動には操作音が伴うことを知らなければ、見ていて気付かないだろう。
これは、クイックターンを使っていないTASの最適化版。18”60における位置である。
地雷一点読みの、脱出直前。
コーナーリングでクイックターンを活用した場合の位置。
右から左への移動は、重心移動。
更に、右から左への移動にもクイックターンを使った場合の位置。
最速と思われるパターンは2通り存在したが、僅かでも見栄えが良いと思われる方を採用。
必死で見比べないと分からない程度の差しかない。だが、TASにとって0ではない差は果てしなく巨大である。
written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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