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2016年5月27日(金) 21:13
ちゃんとネジコンが選択されているかどうか調べようと、デバッグでブレークポイントを設定する。ところが、通るはずなのに通らない。いや、妙なメッセージが表示される。このドキュメントのシンボルが読み込まれていません。だと? をいをい、普通はデバッグモードでコンパイルしたら、シンボルは自動生成されるものだろ。わざわざ明示的に設定しないとシンボルが生成されないなんて、前世紀の遺物だぞ。
とはいえこれ一応はM$の最新環境である。コンパイルしたのにシンボルが生成されないのは、おかしい。他に原因があるかもしれない。 そう考えてネット検索すると、出るわ出るわ・・・これポピュラーな障害だったのかよ! 無料版というのがネックになるのは、このような場合である。とんでもない不具合だが、文句を言えない。しかし、ブレークポイントが設定できないのでは、恐ろしく使い物にならない。
よし、こうなったら強制停止だ。 ブレークさせたい位置に、int a=1/0; と記述する。0による除算だから、実行されれば必ずエラーでブレイクする。ところが、コンパイルされない。あ! 要するに、ブレークポイントを設定しようとしたのは、メインの実行ファイルに含まれていない場所だったのだ。 BizHawk は sln ファイルが多数存在し、パッド入力関係は別のソリューションでコンパイルせねばならないのであった。そりゃあシンボルが生成されないのは当たり前だ(汗) M$濡れ衣でした。
今度はブレークポイントが効いているようだが、実行すると即座にエラー。これは実行ファイルではなく、DLLらしい。
最初のソリューションに戻ってから、ブレークポイントを設定する。ソリューションにDLLは含まれていないが、シンボルは生成されたので読み込みされる。 今度は、ブレークポイントが機能した。
type の値は、ちゃんと negcon になっている。もちろんオリジナルの BizHawk では、ここに negcon という値で入ってくることはない。例え入って来たとしても、対応する分岐は記述されていない。 ともあれこれで、調査が可能になった。
written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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