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2018年3月23日(金) 22:14

意外に難物

 DRAGのスタート時は、ホイールスピンが問題になる。

 いきなり急旋回を要求されるので、スタート時から右一杯のツイスト固定でホイールスピン抑止スクリプトを動作させる。
 すると、ロクに曲がらないうちに壁に突っ込んでしまった。衝突角度が深いため大減速してしまい、壁反射どころではない。

 実機プレイでも当然問題になるが、実機だとホイールスピンさせてしまい初期加速が悪いため、もっと浅い角度で突っ込むことになり壁反射が機能する。
 だったらTASもそうすれば・・・で済まないのがTASだ。どれぐらいの角度で壁反射させるのが最速なのか?いやそもそも壁反射させない方が速いのではないか?壁反射を回避するパターンでの最速とは?

 TASにおいては、最速のみが成功であり見た目ノーミスでも最速以外は失敗だ。だから、解は自明ではなくどのような方針で攻略すれば良いのか相当に悩ましい。
 #05のスタート時は、頭が痛いなんてものじゃない。

 そうすると、2番目に速いN390の使用も有力だ。
 DRAGとは異なり、普通の車種なので旋回で悩むことはない。DRAGのスタート直後をどう最適化しようとも、DRAGの加速を抑止するしかないのは明白だ。だったら、加速を抑止しないN390の方が速いだろう。

 そう考えてN390をテストコースに持ち出し、シフトチェンジの最適値を調査しようとした。N390もDRAGやNSR同様に、MT専用である。
 だが、すぐに気付いた。N390は特殊過ぎる。DRAGとは別の意味で特殊過ぎる。すなわち、時速100キロまでやたら時間が掛かるのだ。非常に馬力はあるが、超高回転型で下がスカスカ。
 スタートしても全く加速せず回転も上がらず、ゆっくり速度が上がる。そして100キロ近くなると突然パワーが出て爆発加速。

 つまり、100キロ以下で走ると死ぬ「どこかの暴走バス」みたいな車種なのだ。
 これでは、スタートで実力を発揮できないDRAGの代わりは務まらない。
 余りに初期加速が悪いため、ホイールスピン抑止スクリプトでも最初からずっとアクセル全開でOKとの結論が出ている。

 ただし、100キロ以上の爆速領域の性能は一応調べておくべきだろう。DRAGとN390そしてCB427のどれが最速なのか?結論はすぐに出せない。

 ランナバウト2は人気ゲームではなく、タイムアタックは盛り上がらなかった。そのため、車種別の人力記録などどこにも存在せず、最速判定の参考にできる情報がない。

written by higashino [ゲーム] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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