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2008年7月30日(水) 17:07

休止

 突然ですが、しばらく実験をお休みします。

 と言っても休むのはあくまで実験だけです。では何をするのかと言えば、シミュレーション。
 2年以上前に共振で悩み始めた頃は、さっさと共振を達成して次の段階に進みたいと考えていた。次の段階とは、パーツの間合いなどを変化させて、より強いレーザーが発振する条件を探るというもの。ところが、その前提としての「とにかく共振」さえ達成出来ない大誤算。で、ふと気付いた。パーツの間合いを変えるなどの試行錯誤を、「共振達成前」にやるべきではないのか?
 共振出来ていないのにレーザー発振条件をどうやって試行錯誤するのだ?それがパソコンによるシミュレーションってこと。

 単純な共振条件なら文献に載っているし、それは拍子抜けするほどシンプルだ。ところが、その条件を満たしてキャビティーを製作しても、現実にはちっとも共振してくれない。調整のノウハウはあるのだろうが、もう1つ知りたい重要なことは「どの程度の誤差が許されるのか」である。OCを調整して共振させるとして、OCの向きはどの程度まで狂っていても許されるのか?それは安定共振器の条件式だけでは分からない。
 また、凸レンズ2枚を挿入した状態では、共振条件や許容誤差がどう変わるのか?凸レンズ2枚の向きを厳密に合わせるのは困難だが、向きが狂っていた場合にどの程度の悪影響があるのか?
 そういったことを知っておきたいのだ。

 将来的にレーザー結晶の熱レンズ効果まで計算して・・・とやり始めると複雑化するだろう。しかし当面はミラーとレンズだけ考えればいい。そうなるとコイルガンなどに比べてシミュレーションは極めてシンプルとなり、条件をあれこれ変化させて多数のシミュレーションを繰り返し、有用な事実が得られそうな予感がある。これまで思いこんでいた知識に誤りが見つかるかも知れない。
 今は最も気温が高い季節であり、DPSSレーザーの実験に向かない。そこで数週間掛けてシミュレーションを繰り返し、共振狙いの戦術を練り直す。

written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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