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2008年8月27日(水) 17:13

どっちにする?

 キャビティーの基本設計は出来た。だが、構造は決まっていない。ネックとなるのは、2枚の凸レンズのセンターを極めて正確に合わせねばならない点。許される誤差はせいぜい0.1ミリでしかない。現行のようにL字アングルに凸レンズやBiBOを取り付けるのが良いか、それとも望遠鏡のパーツやフィルム用のルーペなどにあるように各種パイプを組み合わせることでセンターを出すのが良いか?という選択だ。
 0.1ミリという精度も、パーツの位置が調整可能である場合は十分に手が届く。問題は、正しい位置を検出する手段が無ければ調整可能の意味が無いということ。

 円の中心というのは、決定し難い。凸レンズの中心も正確に求めるのは難しい。調整誤差が0.1ミリという以前に、中心位置を0.1ミリ以内の誤差で決定すること自体が至難である。しかしキーポイントは中心そのものではない。2枚の凸レンズの中心を結ぶ線が薄ディスク結晶と垂直になっていることである。
 これが垂直になってさえいれば、位置が1ミリ狂っても何とかなる。

 パイプ組み合わせ方式の魅力は、2枚の凸レンズの中心を結ぶ線を凸レンズ背面の平面と垂直にすることが容易なことにある。OCが平面なので、薄ディスク結晶とOCだけにすれば外部調整レーザー照射により容易に両者を平行に出来る。続いて凸レンズ2枚とBiBOを一体化したSHGユニットを取り付け、OC側の凸レンズ背面に外部調整レーザー照射。これでレンズ背面とOCをこれまた容易に平行に出来る。するとその時点で、2枚の凸レンズの中心を結ぶ線が垂直になるという仕組み。
 とはいえパイプも相当に誤差に配慮して用意せねばならない。センターずれ0.1ミリ以内というのは難物である。
 一方でパイプ組み合わせの問題は、凸レンズだけでなくBiBOも抱え込まねばならないこと。果たしてBiBOをうまく組み込めるのか?現行のL字アングル方式では解決済みだ。

 方式を決定する前に、センターずれの検出手段を検討したい。センターずれが簡単には検出出来ないとなると、パイプ組み合わせ方式に挑戦せざるを得ない。必要な精度を達成出来る可能性が、そちらだけになってしまうから。

written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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