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2016年9月22日(木) 14:03

無税国家(3)

 無税国家が可能であるという記事を過去に書いているので、ちょっとだけ反論してみる。

ジョジョの奇妙な黒田バズーカ〜イカサマは2018年にバレるんだぜ…=東条雅彦

 まず大前提として、現在の通貨はゴールドなどの裏付けがなく、政府の信用によって価値が支えられているという点である。
 客観的に見た日本銀行券は、それこそ北斗の拳に出て来た通り、「ケツ拭く役にも立ちゃしねえ」紙切れに過ぎない。それが有難がれるのは、日銀のバランスシードだの政府の財産や借金だの、そういう数字の所以ではない。単純に、国民が紙幣を信用しているから、である。
 逆に言えば、日銀が債務超過に陥ろうが政府の借金が膨大になろうが、国民が紙幣を信用している限りにおいて問題はない。

 ちょっと自分の心の中を省みて欲しい。
 万札を目の前にして、日銀や政府の財務状況が頭に浮かぶだろうか?
 払う側も受け取る側も、そんなことはいちいち頭に浮かばない。単純に、紙幣を信用しているのだ。日銀や政府の財政が破綻していたとして、紙幣を払う人間と受け取る人間が紙幣を信用していれば、経済活動に何の不都合も生じない。
 外国人は紙幣を信用しなくなるかもしれないが、過去に書いた通り経常収支さえ黒字であれば、無視して構わない。

>しかし、注目する相手が間違っています。真実は下記の通り。
承太郎 = 日銀
ジョセフ = 政府
>ゲームのコントローラーを握っているのは、日銀ではなく政府です。

 ↑そうじゃありません。紙幣の信用を担保するのは、日銀や政府の財政だと思っているかもしれないが、実際は国民の意識です。

承太郎 = 日銀や政府
ジョセフ = 国民の意識

 学者は日銀や政府を散々分析して危機を言い立てるが、本質は国民が紙幣を信用しているかどうかである。国民が紙幣を信用するのは、紙幣の価値が保たれるであろうと信用しているからである。
 専門家は、紙幣の価値を信用するためには日銀や政府の財政が安定していなければならないと理屈で考えて不安がる。だが、国民はそんなことは考えない。何とかなるだろうと楽観できているうちは大丈夫であって、現実がどうであるかは関係がない。だから、財務省がことさらに危機を言い立てるのは利敵行為であって、安倍首相のように現在も将来も問題はないのだと強調し続けることこそ正しい。

>1.政府……毎年40兆円の新規国債を日銀に売る
>2.金融機関……毎年40兆円の国債を日銀に売る
>3.日銀……毎年80兆円の国債を政府・金融機関から買う
>この状態を長期的に維持することは不可能!

 ↑いいえ、永久に可能です。
 金融機関が売らなくなった分だけ、政府が新規国債を増やせば良いのです。簡単過ぎる算数です。そもそも、新規国債がずっと毎年40兆円から増えないという想定こそ非現実的では?


「ヘリコプターマネー」導入で日本が操縦不能になるシンプルな理由=東条雅彦

 これも同様で、日銀が債務超過に陥っても、それ自体は問題視するに値しない。通貨の信用とは無関係な承太郎である。

>リフレーションを加速させようとしている経済学者や評論家は、国語辞典にすら書いている常識をなぜか無視している。

 そういう常識に囚われているうちは、イカサマを見破ることはできない。

written by higashino [LIFE] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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