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2020年11月24日(火) 21:29
レーザー電源のモニターに使用したLEDを外し、代わりにフォトリレーを取り付ける。TLP222A を使用した。
LEDも並列接続し、モニターも可能なようにしておく。
電流制限抵抗は、どちらも1KΩを使用。12V前提の選定である。
エアーブラシ用として非常に評価の高い機種で、コスパも良好。占有床面積が小さいので、サブ機として邪魔にならない。だが、実際にはメイン機になるだろう。
最高圧力4気圧、再始動圧力3気圧。すなわち、最初に買ったコンプレッサーの半分しかない。だが、レーザー切断試験で、この圧力で充分だと判明している。とはいえ、大は小を兼ねると言う。それだけであれば、わざわざ買い増しする必要などない。
重要なのは、騒音なのだ。
最初のコンプレッサーも、エアーブラシ用ではなくタイヤの空気入れに常用できるような本格的機種としては静かだと評価されている。だがそれでも、実際に動かすと余りにうるさい。レーザーカッターとして愛用しようと想像すると、うるさ過ぎて使用を躊躇う。
はっきり言って工場用であり、住宅で使えるシロモノではない!
そんな訳で、「静か」ということを最優先して買い直したのが、こいつという次第。
住宅であっても、深夜早朝を除けば常時稼動が可能なレベルの騒音。その制約下において、性能の良い機種。
エアーブラシも付属しており、4分の1インチ配管な本格コンプレッサーと違って、最初から8分の1インチ配管なので無駄もない。そう、既にエアー噴霧にはエアーブラシの流用を決断している。
エアーブラシ先端の穴は直径0.3ミリしかない。そのため、エアーを常時噴出させてもアシストには充分な風圧を生み出せそうなのだ。
試してみると、新コンプレッサーを常時稼動させエアーを常時噴出させると、圧力は1.3気圧ぐらいまでしか上がらない。だが、ノズルから1〜2ミリの至近距離であれば、スラグを吹き飛ばすのに充分と思われる風圧がある。工場に鎮座するレーザーカッターと異なり、切断速度は秒速3ミリぐらいしか無いのだ。
直径0.3ミリというのも、レーザービームを通すには充分でかい。
こうなると、エアーの ON/OFF を考慮する必要が無いのも楽。新コンプレッサーは連続稼動20分という制限があるものの、レーザー銃のバッテリーが十数分しか持たないのだから問題にならない。
最初から新コンプレッサーを買っていれば、旧コンプレッサーへの出費は無くて済んだ。でも、旧コンプレッサーを買って実験しなければ、新コンプレッサーで性能が足りると分からなかった。
これまで誰もやっていないことをやる、というのはアイデアだけの問題ではない。参考にできる情報がなく、手探りで実験せねばならないために、カネも余計に必要となるのだ。
自分がやった後で同様のことをやろうとする者は、新コンプレッサーを買うだけでいい。でも、先駆者はそうはいかない。
塗料カップは、切断し取り去る。
塗料拡散用の針を抜き、残った穴は4ミリドリルで途中まで広げる。
先端のカバーは、取り外す。これで、0.3ミリ穴が剥き出しとなる。
塗料と針の代わりにレーザービームを通し、エアーはそのまま通す。これで、レーザーカッター用ヘッドと同様の構造になる。
噴出口の直径が0.3ミリしかない、ビーム同軸エアーノズルだ。
破損した場合も、何せ普通のエアーブラシだから、容易に交換パーツを入手できる。それは、地味だが重要なポイントだ。
written by higashino [レーザーカッター] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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