2022年2月20日(日) 21:57
スムーズに動かせる範囲だけを使うようにして、先日のデーターを切り出してみる。
見た目は歪みなく、無事に切り出せた。
だが、ヘッドが原点に戻らない。
加工を始めると、左下の原点から初期切断位置へとヘッドが移動する。また、加工終了後はヘッドが原点に戻る。
これらのヘッド移動時に、派手な異音を伴ってヘッドが少ししか動かない。困ったことに、同じ範囲を手動で移動させると異音もなく、問題なく移動する。加工中の動きもまっとうなので、切り出された形状自体もまっとうだ。
このヘッドの空移動は、動きが悪いY軸だけでなく、X軸成分も明らかに動き切っていない。何が起きているのか分からない。実害は明白に存在し、原点に正確に戻ってくれないと2パス加工ができない。半出力で切れ込みだけ入れるという、地味に極めて有用な手法が使えなくなる。
自作レーザーカッターはヘッドとして自作レーザー銃を使用しており、自作レーザー銃は出力を手動でしか変動させられない。外部信号で出力を切り替えることはできず、切断と切れ込みを使い分けるなら2回に分けての加工となる。原点に戻ってくれないと、正確な位置重ね合わせができない。
切り出した形状自体は、想定通りに仕上がっている。てっぺんが薄くなっているが、Y軸の動きが悪いせいなのかプラスチックが溶けたせいなのかは不明。でも、使用可能な範囲内だ。
ただし、実車写真を見ながら3次元の組み立てをイメージすると、この部分を一体で切り出すのは良くないと判断。
パーツの分割方法を変えて、それに伴ってデーターも変えた方が良い。
written by higashino [レーザーカッター] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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